『ベルギー 奇想の系譜』展が開催に ボスやマグリット、ヤン・ファーブルを通じて"奇想"の歴史をたどる

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ヒエロニムス・ボス工房《トゥヌグダルスの幻視》  1490-1500年頃 油彩、板 ラサロ・ガルディアーノ財団 © Fundación Lázaro-Galdiano

ヒエロニムス・ボス工房《トゥヌグダルスの幻視》 1490-1500年頃 油彩、板 ラサロ・ガルディアーノ財団 © Fundación Lázaro-Galdiano

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『ベルギー 奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで』展が、2017年7月15日(土)~9月24日(日)にかけて、Bunkamura ザ・ミュージアムにて開催される。

現在のベルギーやその周辺地域では、中世末期から発達してきた写実的描写の伝統の上に、幻想的なテーマの絵画が生み出された。それは空想豊かな想像上の世界でありながら、一方で、奇才ヒエロニムス・ボス(1450-1516)やピーテル・ブリューゲル(父)(1525/30−69)らが描いた、悪魔や怪物などの異形の姿をも同時に描き出すものであった。

ピーテル・ブリューゲル(父)[原画] 《大食》 1558年 エングレーヴィング、紙 神奈川県立近代美術館 葉山

ピーテル・ブリューゲル(父)[原画] 《大食》 1558年 エングレーヴィング、紙 神奈川県立近代美術館 葉山

本展では、ベルギーとその周辺において幻想的な世界を作り出した一連の流れを、およそ500年にわたる「奇想の系譜」と捉え紹介するもの。ボスやブリューゲルに代表される16世紀のフランドル絵画から、19世紀のベルギー象徴派・表現主義、さらにはマグリット(1898-1967)やヤン・ファーブル(1958-)などコンテンポラリー・アートの作品までを展示。まさに、ベルギー芸術を総覧することのできる展覧会となるだろう。

ジャン・デルヴィル《レテ河の水を飲むダンテ》 1919年 油彩、キャンヴァス 姫路市立美術館

ジャン・デルヴィル《レテ河の水を飲むダンテ》 1919年 油彩、キャンヴァス 姫路市立美術館

トマス・ルルイ《生き残るには脳が足らない》 2009年 ブロンズ ロドルフ・ヤンセン画廊 copyright: Studio Thomas Lerooy, Brussels courtesy: Rodolphe Janssen, Brussels photo: Philippe D, Hoeilaart

トマス・ルルイ《生き残るには脳が足らない》 2009年 ブロンズ ロドルフ・ヤンセン画廊 copyright: Studio Thomas Lerooy, Brussels courtesy: Rodolphe Janssen, Brussels photo: Philippe D, Hoeilaart

 

イベント情報
ベルギー 奇想の系譜
ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで


会期:2017 年7 月15 日(土)~9 月24 日(日)
*7 月18 日(火)、8 月22 日(火)休館
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
主催:Bunkamura、東京新聞
後援:ベルギー大使館、ベルギー・フランダース政府観光局
協賛:大日本印刷
協力:エールフランス航空/KLM オランダ航空
学術協力:ベルギー王立図書館
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_belgium.html
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