新国立劇場がグラスハーモニカのレクチャーコンサートを開催〜オペラ《ルチア》
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新国立劇場情報センターでは、3月に新国立劇場で上演されるオペラ《ルチア》(新制作)に関連し、3月22日、新国立劇場小劇場で、グラスハーモニカ奏者・楽器製作者のサシャ・レッケルトによるレクチャー&ミニコンサートを開催する。入場無料(募集期間:2月21日(火)〜先着順に受付)
ドニゼッティのオペラ《ルチア》のなかでも特に有名なアリア「狂乱の場」。そこで演奏される助奏は、通常、作曲者の楽譜指定とは異なるフルートに置き換えられるのが一般的だが、今回の新国立劇場オペラ公演では、作曲家が書いた通り、グラスハーモニカで演奏されることでも話題となっている。
レッケルトはガラス楽器専門の演奏家、楽器製作者。1986年からガラス楽器の専門家として世界の主要歌劇場で演奏するとともに、グラスハーモニカ等の歴史的なガラス楽器から現代の楽器まであらゆるガラス楽器の現代唯一の製作者として活動。グラスハーモニカより大きな音量の現代のガラス楽器”ヴェロフォン”を発明し、大きな歌劇場でもアンプ無しで演奏することを実現した。1991年のザルツブルク音楽祭ではR.シュトラウスの指定通りに《影のない女》を世界初演、2010年にはヴァレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場でドニゼッティの指定通りに《ルチア》を演奏、録音している。
■オペラ《ルチア》関連企画レクチャー&ミニコンサート「グラスハーモニカって?」
2017年3月22日(水)18:30 新国立劇場(小)*約60分間(予定)
講師・演奏:サシャ・レッケルト
■2016/2017シーズン
オペラ《ルチア》/ガエターノ・ドニゼッティ
Lucia di Lammermoor / Gaetano DONIZETTI
全2部(3幕)〈イタリア語上演/字幕付〉
【モンテカルロ歌劇場との共同制作】
3/14(火)18:30、3/18(土)14:00、3/20(月・祝)14:00、3/23(木)14:00、3/26(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:ジャンパオロ・ビザンティ
演出:ジャン=ルイ・グリンダ
美術:リュディ・サブーンギ
衣裳:ヨルゲ・ヤーラ
照明:ローラン・カスタン
ルチア:オルガ・ペレチャッコ
エドガルド:イスマエル・ジョルディ
エンリーコ:アルトゥール・ルチンスキー
ライモンド:妻屋秀和
アルトゥーロ:小原啓楼
アリーサ:小林由佳
ノルマンノ:菅野敦
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
グラスハーモニカ:サシャ・レッケルト
問合せ:新国立劇場ボックスオフィス03-5352-9999
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/