楠本桃子のゲームコラムvol.31 "理不尽"こそがダンジョンRPGの魅力『世界樹の迷宮』

2017.2.11
コラム
アニメ/ゲーム

※公式サイトより引用

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本日紹介するゲームは『世界樹の迷宮』!

アトラスから2007年1月18日に発売されたニンテンドーDS用ソフトです。現在も続編が発表され続けている人気シリーズであり、2016年8月4日には、ナンバリングタイトル最新作である『世界樹の迷宮V 長き神話の果て』が発売されました

可愛らしい雰囲気からは想像できないほどの骨太なダンジョンRPGとなっている本作は、かつて「ウィザードリィ」シリーズやゲームブックで遊んだ世代にはたまらない作品。

比較的新しい作品でありながら、どこか懐かしさを感じさせてくれる本作の魅力を紹介します。
 

【自分だけのパーティを作って迷宮の謎に挑む! 王道ダンジョンRPG】

※公式サイトより引用

本作は用意された職業の中から5人のキャラを組み合わせ、自由にパーティーを組むことが可能。名前やパーティー名も自分で考えることができるため、オリジナルキャラとしての愛着が湧きやすくなっています。

レベルアップの際に修得するスキルも選択可能なので、同じ職業のキャラクターでもプレイヤーにより戦い方は十人十色、自由度の高い冒険を楽しむことができます。

ゲームブックを彷彿とさせるテキストに、3Dマップダンジョンが組み合わされば、そこはまさに"古き良き"ダンジョンRPGの世界。プレイヤーの想像力を掻き立てるため、言葉を発しないパーティーキャラ達ですが、いつの間にかプレイヤーの心の中ではダンジョン探索をしながら楽しそうに会話をしている、という現象がおこります。

最近のゲームには珍しく、難易度も相当シビアに調整されているため、高難易度のバトルをかいくぐり達成感を得たい!という方にはぴったりなゲームである本作。ファミコン時代のあの理不尽さを、たっぷりと味わうことができる一筋縄ではいかない迷宮探索となっております。

しかし、ダンジョンのマッピング機能は快適そのもの! DSの機能を存分に活かしたマッピングは、タッチペンで直感的なマップ作成が可能になっています。オートマッピング機能も搭載され、「マップ作成が初めて」、「苦手」という方でもスムーズにマップ作成を行うことができます。

昔、紙に繰り返しマップを描き込みながら進んでいたRPGを思い出し、随分と快適になったなぁ……と、考えながらタッチペンを動かす方も多いはず。紙を無くす心配もないので、安心して自分だけの探索マップを作成することができます。

手強い迷宮を探索する途中、無闇にレベルを上げているだけではすぐに行き詰まってしまいます。強い冒険者を目指すためには、強力な武器が必要不可欠!

迷宮内に存在するモンスターを倒し、そのモンスターから素材を入手し、拠点である街の武具屋で売却すると、武具屋のラインナップも更新されていきます。

本作では迷宮探索はもちろん、まだ見ぬ素材を求めて強敵に挑むという、冒険者としての醍醐味を味わうこともできます。

そして大きな力を身につけた冒険者たちが最深部に辿り着く時、そこに待ち受けるものは———?

是非、あなたの目で確かめてください!
 

【君はこの迷宮から生きて出られるか? シビアなゲームバランスがクセになる!】

※公式サイトより引用

本作の難易度は、一言で言うと“シビア”。中盤以降は所持スキルや強力な装備が増えてゆるやかに難易度は下降していきますが、序盤はまさに自分自身との戦いです!何度も何度もゲームオーバー寸前の攻防を繰り返し、少しずつ成長しながら迷宮の奥深くへと潜っていくこととなります。

通常エンカウントのモンスターとは異なり、視覚化された状態で迷宮内をさまよっている"F.O.E"と呼ばれるモンスターも存在します。このモンスターは非常に強力なため、中途半端な気持ちで挑むのは無謀です。

しっかりと力がつくまでは、上手く逃げることも迷宮踏破には必要なテクニックとなります。迷宮ではモンスターだけではなく、フロアに存在する罠にも注意が必要!

落とし穴やダメージ床といった罠が冒険者を苦しめるため、多くの場所に点在しています。罠の場所も忘れずにマッピングしておけば、その後の探索がぐっと楽になるので、忘れないようにしましょう。

街ではクエストを受けることもでき、クエスト達成ごとに報酬を受け取ることができます。受け取れる報酬は迷宮探索に役立つものばかりなので、積極的にクエストに挑戦することをオススメします。

クエストがあることにより、単調になりがちな迷宮探索にも小さな目的が生まれ、プレイヤーにマンネリを起こさせないようになっています。

難易度が高いと有名な作品ですが、ダンジョンRPGとしての遊びやすさは抜群な『世界樹の迷宮』。高難易度だからこそ、迷宮踏破時の達成感はかなりのもの! 他ゲームではなかなか味わうことのできない体験ができるはずです。
 

【シリーズを追うごとに進化する"世界樹"ワールドに釘付け!】

※公式サイトより引用

『ウィザードリィ』ライクなシステムに現代の遊びやすさととっつきやすさをプラスした作品こそが『世界樹の迷宮』。ダンジョンRPGは難しそうで手を出せなかった、という方でも、一度プレイをしてみれば、きっとその面白さに気付くことができるはずです。手厳しくスリリングなダンジョン探索を、じっくりと時間をかけて楽しんでみてください!

『世界樹の迷宮』シリーズは、ドラマCDやテーブルトークRPG、漫画や小説など、ゲームのみならず他メディアにも幅広く展開されています。

難易度の高いゲームは少し敷居が高い、という方は、漫画や小説から世界樹の世界に触れてみてはいかがでしょうか?