‟ばかうけ”そっくりの宇宙船が登場する映画『メッセージ』に新展開 ばかうけ製造元の栗山米菓が"ばかうけ稲荷”でヒットを祈願
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映画『メッセージ』の飛行体(左)とばかうけ絵馬(右) 栗山米菓公式サイトより
米菓子・ばかうけにそっくりの宇宙船が登場することで話題の映画『メッセージ』に、ばかうけ製造元の栗山米菓がエールを贈っていることが明らかになった。
『メッセージ』は、『プリズナーズ』『ボーダーライン』などで独特の映像美と世界観で知られるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の最新作で、日本では5月19日から公開される。同作では、正体不明の黒い宇宙船と思われる飛行体が地球に飛来し、エイミー・アダムス演じる言語学者ルイーズらが物体が発したメッセージの解読に挑む姿が描かれる。この劇中に登場する飛行体の独特のフォルムがポスタービジュアルなどで公開されると、その形状があまりにもばかうけを連想させることがSNSなどで話題に。これに応えるかのように、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が「ご推察の通り宇宙船のデザインは“ばかうけ”に影響を受けた。本当だよ」などと、コメントする事態となっていた。
もちろん、ヴィルヌーヴ監督の「ばかうけに影響を受けた」発言はジョークながら、これにばかうけ製造元である栗山米菓が反応。栗山米菓本社敷地内に実在する“ばかうけ稲荷”にて、『メッセージ』の“ばかうけ”祈願をおこなったことを公式サイトにて報告している。なお、栗山米菓は「映画ヒット祈願 『メッセージ」が”ばかうけ”しますように」とのメッセージをのせた巨大ばかうけ絵馬をばかうけ稲荷に奉納したようだ。
ばかうけ絵馬奉納のようす 栗山米菓公式サイトより
ばかうけ稲荷は、新潟県新発田市大友にある東泉寺(鎌倉時代の建長年間に領主、大友駿河守実秀公の発願により創建)の守護神である大友稲荷を源とする神社。同社の創業社長・栗山源太郎氏が大友稲荷様に帰依しており、分霊をうけてばかうけ稲荷を建立したという経緯がある。
こうして、ばかうけと深く結びついた映画『メッセージ』。話題性だけでなく、ヴィルヌーヴ監督は同作で自身初のアカデミー賞作品賞・監督賞ノミネートを果たし、『ブレードランナー 2049』や『デューン/砂の惑星』続編の監督に抜擢されるなど、その実力は折り紙つき。ばかうけそっくりな飛行体以外の、映像美やストーリーにも注目だ。
映画『メッセージ』は5月19日(金) 全国ロードショー。
映画『メッセージ』
脚本:エリック・ハイセラー(『ライト/オフ』)
原作:テッド・チャン(「あなたの人生の物語」ハヤカワ文庫刊)
(『アメリカン・ハッスル』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』)
ジェレミー・レナー(『ハート・ロッカー』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』)
フォレスト・ウィテカー(『ラストキング・オブ・スコットランド』『大統領の執事の涙』)