書道家・武田双雲『深化 -Shinka-』展が表参道で開催、美術的な作品も

2017.5.21
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アート

書道家・武田双雲の展覧会『深化 -Shinka-』が、6月3日から東京・表参道のSEZON ART GALLERYで開催される。

同展はSEZON ART GALLERYの1階と地下2階で開催。武田の「今」を感じる書や、新たな技法や材料、コンセプトで描かれた美術的な作品を、フロアごとに異なる空間演出で展示する。会期中の6月18日と24日には関連イベントが開催される。

1975年に熊本で生まれた武田は、書家である母・武田双葉に3歳から師事し、東京理科大学卒業後にNTTへ入社。約3年間にわたって勤務したのち、書道家として独立した。映画やドラマなどの題字を手掛けており、ドラマ『天地人』『破獄』、映画『武曲 MUKOKU』『春の雪』『北の零年』、理化学研究所のスーパーコンピューター「京」のロゴ、東京メトロ地下鉄副都心線の明治神宮前駅のパブリックアートなどをこれまでに手掛けている。2013年には文化庁文化交流使に選出され、ベトナムやインドネシアに派遣された。