MONDO GROSSO アルバムにUA、やくしまるえつこ、YUKA(moumoon)、さらにSNSから探した無名の主婦も

大沢伸一のソロプロジェクト・MONDO GROSSOの全曲日本語ボーカルアルバム『何度でも新しく生まれる』（6月7日発売）のボーカリスト発表の最終となる第三弾で、UA、やくしまるえつこ、YUKA（moumoon）、下重かおりの参加が発表された。

アルバム収録曲の中で最も大沢伸一のDJとしての一面が出ている「春はトワに目覚める」は、14年前の大ヒット作『NEXT WAVE』でも唯一の日本語曲「光」を歌ったUAが歌唱。本日、そのレコーディング風景のドキュメンタリー映像が公開された。

「late night blue」のメランコリックで憂を帯びたボーカルは、今年デビュー10周年を迎えたmoumoonのYUKA。そしてアルバムのラストを飾るディストピアな未来の希望の歌「応答せよ」のイマジネイティヴな世界観をボーカル、作詞、共同作曲、共同プロデュースで表現したのは相対性理論などを手がける他、アルスエレクトロニカ・STARTS PRIZEグランプリを受賞したやくしまるえつこ。やくしまるは、先日発表された「惑星タントラ」［Vocal ： 齋藤飛鳥(乃木坂46)］でも作詞と共同プロデュースを行なっており、アルバムに独創的な世界観を与えている。

そして、アルバムで最も壮大な「GOLD」を歌うのは、大沢伸一が自身のFacebookで「女性の声だけど、フォルマントが男性的な声を探しています」という “声募集” の投稿から、知人より送られてきた音源を聴き、その声に惚れ込んで起用したという、現在は歌手活動していない主婦シンガー、下重かおり。

また、サブスクリプションサービスの限定トラックとして、Apple Musicには「春はトワに目覚める(ver.1) ［Vocal：UA］」。こちらはiTunesでのボーナストラックともなっている。AWAには「TURN IT UP ［Vocal：大橋トリオ］、Spotifyには「KEMURI ［Vocal：ACO］」が6月6日よりアルバム全曲とともに配信されることも明らかなった。

さらに本日、birdが歌う「TIME」 のミュージックビデオも公開された。大沢伸一とbirdにとって、17年間の歳月を経ての再タッグとなったこの楽曲。時空を超える感覚をも呼び覚ます大沢伸一のサウンドメイク、大沢伸一も天才と唸るbirdの詩的な“言葉”を、男女のペアダンスで表現している。