現代フラメンコの女王S・バラスの挑戦と母、女性としての素顔映す記録映画
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映画『パッション・フラメンコ』が8月19日から東京・渋谷のBunkamuraル・シネマほか全国で順次公開される。
同作は、フラメンコダンサーのサラ・バラスを追ったドキュメンタリー作品。1971年にスペイン・カディスで生まれたバラスは、母のフラメンコ教室で8歳から踊りはじめ、2003年度に『国家舞踏賞』を受賞。ダンサーとしての活動に加えてドキュメンタリー映画への出演や、フラメンコ番組の司会など様々な分野で活動している。
作中ではパコ・デ・ルシアやアントニオ・ガデス、エンリケ・モレンテ、カルメン・アマジャら6人にオマージュを捧げた新作舞台『ボセス フラメンコ組曲』の初演までの3週間と、パリ、ニューヨーク、メキシコ、東京など世界ツアーに密着し、フラメンコダンサーとしての挑戦や、母、女性として奮闘するバラスの姿を映し出す。
今回公開された予告編では、舞台上で踊るバラスの姿や、インタビューの模様、子供と過ごしている様子、エレベーターから渋谷を見渡している姿などが確認できる。