桑田佳祐を掘り下げ茅ヶ崎の秘密に迫る　神木隆之介や野村周平らも出演する映画『茅ヶ崎物語 ～MY LITTLE HOMETOWN～』が上映へ

長編映画『茅ヶ崎物語 ～MY LITTLE HOMETOWN～』が完成し、6月25日(日)に第6回茅ヶ崎映画祭特別招待作品で特別招待作品としてワールドプレミア上映されることが決定した。さらに、同作は7月21日(金)から23日(日)まで全国の主要12都市15館で特別公開される。

『茅ヶ崎物語 ～MY LITTLE HOMETOWN～』は、『パーク アンド ラブホテル』で日本人初となるベルリン国際映画祭最優秀新人作品賞を受賞した熊坂出監督の最新長編映画。同作誕生のきっかけとなったのは、茅ヶ崎出身で音楽評論家、ディスクジョッキー、洋楽ポップスのプロモーターである宮治淳一氏だ。小中学校時代、桑田佳祐と同級生だったという宮治氏は“サザンオールスターズ”の名付け親としても知られる。宮治氏は、数々の音楽人を輩出し、多くの文化人とも所縁の深い土地・茅ヶ崎の芸能史を自らの手で執筆・編纂するという作業を数年前から密かに始めていた。昨年、友人であっる桑田が還暦を迎えるにあたり、茅ヶ崎と芸能との関係性、その謎を探る映像作品を制作し、桑田にプレゼントしようと思い立ったという。

こうして、熊坂監督、より多角的に茅ヶ崎を捉えていくために人類学者・中沢新一氏の二人に協力を依頼し、映像作りがスタート。中沢氏は自身のライフワークでもある“アースダイブ”という手法で、数万年規模というマクロの視点から茅ヶ崎の秘密を探っていったとのこと。できあがった映像を見た桑田は、そのサプライズプレゼントに大いに感銘を受けたという。桑田の反応に呼応するように、宮治氏、中沢氏ともに、さらなる茅ヶ崎探訪の欲求が高まっていったそう。やがて、彼らは茅ヶ崎を代表する音楽人のひとりである“桑田佳祐”の存在を掘り下げていく。さらに、加山雄三へのインタビューも敢行し、高校生時代の宮治氏の記憶をもとに、桑田出演による衝撃的な結末シーンも撮影されることとなったという。そのほか、同作には、神木隆之介や野村周平、音楽評論家、ディスクジョッキー、プロデューサーなどで知られれる萩原健太氏も名を連ねている。

ワールドプレミアおよび特別公開の詳細は、公式サイトを確認しよう。

『茅ヶ崎物語 ～MY LITTLE HOMETOWN～』は、6月25日(日)に第6回茅ヶ崎映画祭特別招待作品としてワールドプレミア。7月21日(金)から23日(日)まで全国の主要12都市15館で特別公開。