“ディズニー・オン・クラシック”コンサートツアーが開幕!新演出「美女と野獣」&初披露「スター・ウォーズ」も
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(C)Disney
突然ですが、人は日々何かと闘っている生き物です。朝の満員電車に始まり、試験勉強や〆切に追われながら気が付けば1日が終わり……また月曜日がやってくるわけです。そんなとき、こうぼやいてしまう方も少なくないはず。
「ディズニー行きたい……!」。
翻訳すればきっとそれは「楽しいことしたい」、「癒されたい」を意味します。
このようにしてディズニーの世界観はもはや人々に夢だけでなく生きる気力そのものを与えてくれているのかもしれません。かく言う私も根っからのディズニーファンで、大学の卒業論文ではディズニー映画音楽について研究したほど。この気持ちは痛いほどわかります。
しかしながらみなさん、パークだけではないんです。
その「ディズニーの世界観」にどっぷりハマるならば、とっておきの素晴らしい公演が、いよいよ開幕したんです。
それがこちら。
(C)Disney
ディズニー映画の輝く名曲の数々を、オーケストラの演奏と、ニューヨークで活躍するヴォーカリストの歌声で贈るコンサート
“ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2015”。
例えば今、「Let it go」という言葉を聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
おそらく、今や多くの人がこの作品の名を挙げるのではないでしょうか。
2014年、第86回アカデミー賞で長編アニメ映画賞と主題歌賞をダブル受賞したディズニーアニメーション『アナと雪の女王(以下、アナ雪)』。
その音楽といえば、公開間もなくして本編の主題歌を映画館の観客みんなで歌えるようにと急遽特別字幕版の上映が決定したほどの人気ぶり。「Let it go」という言葉がこれほどまでに『アナ雪』を象徴するものとして浸透したことも、人々を熱狂させたことも、音楽がその理由の一つであることは明らかです。
もちろん、ディズニー映画音楽の人気は『アナ雪』だけではありません。
ディズニー映画は、≪ディズニー・ルネッサンス≫と呼ばれる1989年から1995年にかけての六年間で、大ヒット作品を次々に生み出しました。『リトル・マーメイド』(1989)『美女と野獣』(1991)『アラジン』(1992)『ライオンキング』(1994)『ポカホンタス』(1995)という5大ヒット作です。
そして驚くべきことに、この5作品すべてがそれぞれの年度のアカデミー賞音楽部門の作曲賞、主題歌賞両方に輝いています(※作曲賞はスクリーン背後に流れる音楽全般、主題歌賞はメインの歌曲にあたえられる)。
この受賞歴は、この時期のディズニー作品がいかに音楽的側面を大切に扱い、それがいかに身を結んだかを物語ってあまりあることでしょう。
そもそも映画音楽とは、映画作品を通して貫かれている主題、登場人物の感情や性格、場面の状況などを、音楽という抽象的な表現形式によって視聴者に伝達する重要な役割をもっています。
『リトル・マーメイド』(1989)、『美女と野獣』(1991)、『アラジン』(1992)などの作曲を手掛け、《ディズニー・ルネッサンス》を創り上げた一人である作曲家のアラン・メンケンは、「ここでの音楽は、ストーリーを語る媒体でしかない」と述べているほど。
すなわち、ディズニーにおいての音楽は世界観の根幹を担っており、そのディズニーの世界観を堪能するならばその名曲の数々を、一度は“体感”すべきなのです。
だからこそオススメしたい、“ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2015”。
今年のテーマは“I Love you~きせきの言葉”です。
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アニメ映画史上初のアカデミー賞作品賞にもノミネートされた『美女と野獣』をメインに、真実の“愛”が起こす奇蹟をお贈りします。
代表ナンバーだけが演奏されるのではなく、きちんと物語の時系列に沿って演奏される「朝の風景」や「強いぞ、ガストン」などのナンバーは、今までにない感動と衝撃を与えてくれるはず。馴染みある愛らしいキャラクターたちの映像をバックにおこなわれるヴォーカリストたちの演出も見逃せません。
もちろん、名曲は『美女と野獣』以外にも。
『東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ』をはじめ、今年12月に予定される『スター・ウォーズ』最新作の公開を祝って、歴代『スター・ウォーズ』に登場する名曲が詰まったディズニー・オン・クラシックならではの、こだわりの選曲による組曲まで!
本公演は、2015年9月11日に文京シビックホールで行われた公演を皮切りに、2015年12月26日まで、全国34都市で行われます。
パークには遠くてなかなか…という方も、今年7月にリニューアルされたばかりの東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツを生で聴く絶好のチャンス!
コピーもリピートも出来ない、だけど何度でも聞きたくなる。
そんな魔法にかけられたような、素敵な時間をお過ごしください。
※2015年9月10日に行われた、メディア・関係者向けの公開リハーサルの模様をお届けします。「ネタバレは見たくない!」という方は、ぜひ公演を観終わってからお読みください。