androp、全国21ヶ所21公演のライブハウスツアーが終幕 「まだ発表できないワクワクすることが沢山あります」と含みも
7月7日、andropが全国21ヶ所21公演のライブハウスツアー『one-man live tour 2017 "angstrom 0.8 pm"』のファイナル公演を福岡DRUM LOGOSにて迎えた。
andropは同ツアーで、会場によって各地趣向を凝らしたセットリストを構成し、「一期一会」「リアル」をより大切にしてきたという。最終日は「Dreamer」で幕を開け、「Ryusei」では歌詞の一節を 「DRUM LOGOSで歌う金曜日」に変える一幕も。ライブで育ててきた曲ならではのアレンジに満員のオーディエンスからは大きな歓声が上がった。
七夕にちなみ、数年ぶりに披露した「HoshiDenwa」では、「福岡は今日は曇りだけど、音楽で届けられたら」と言い、会場を幻想的な雰囲気に包み込んだ。
ツアー初日に千葉LOOKで残した「タフになって帰ってきます」の言葉通り、内澤崇仁のヴォーカルは繊細さに加えて力強さを増し、面となって飛び込んでくる。伊藤彬彦のドラミングは一発一発に粘りが効き、前田恭介のベースはバンドのグルーブを下支えながらも時折主張する余裕さえ見せ、佐藤拓也のギターは繊細な指弾きから力強いソロまで多彩な表現力を増している。ライブ終盤でもオーディエンスを牽引する力強さは衰えることなく、8年間やってきた経験がある今だからこそ歌える曲という「Prism」で本編を締めくくった。
アンコールでは、新曲「Sunrise Sunset」を披露。新たなandropが垣間見える横ノリ曲でゆったりとクールダウンし、ツアーラストは力強く「Hana」で締めた……はずだったが、オーディエンスの熱は全く下がる気配はない。観客の声に応え急遽行ったダブルアンコールでは、ステージ上で本当の締めくくりとなる曲をその場でメンバーが集まって決める「リアル」を見せ、「Star」で全ての幕を閉じた。
「まだ発表できないワクワクすることが沢山あります」と今後の活動にさらなる含みを持たせながら、Creepy Nutsとのコラボサマーチューンを携え、結成10周年に向けてandropは次なるフェイズへと向かっていく。コラボレーションの影響か、「ヤバい野外」になるとも。バンド史上初となる10月28日の野外ワンマンライブ『one-man live 2017 at 日比谷野外大音楽堂』ではどんなステージを見せてくれるのか。
2017年8月23日発売
■初回限定盤(CD+DVD) UPCH-7346 2,484円(税込) 2,300円(税抜)
■通常盤(CD) UPCH-5920 1,296円(税込) 1,200円(税抜)
CD
1. SOS! feat. Creepy Nuts
2. Sunrise Sunset
ほか収録予定
DVD ※初回限定盤のみ
収録内容未定
ステッカー
※特典は先着となり、予定配布数に達し次第配布終了となります。
※一部店舗などではお取り扱いのない場合もございます。特典の有無をあらかじめご確認の上でご予約ください。
androp one-man live 2017 at 日比谷野外大音楽堂
10月28日(土) 東京・日比谷野外大音楽堂
17:15 開場/ 18:00開演
5,800円(税込、全席指定、6歳以下の入場不可)
企画制作 : image world
お問合せ : サンライズプロモーション東京 (TEL : 0570-00-3337)