新妻聖子×さかいゆう 念願のコラボレーションにより生み出した“新妻聖子っぽくない曲”の極意
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L⇒R:さかいゆう、新妻聖子 撮影=上山陽介
新妻聖子といえば、数々の栄光に包まれたミュージカル女優としての活躍はもちろん、近年はTVドラマでのシリアスな演技、バラエティ番組ではカラオケ王に君臨するなど、いまもっとも輝きを放つ女性のひとり。そんな彼女がポップスシンガーとして放つニューシングルは、新曲「アライブ」と、『NHKみんなのうた』でオンエアされた「天地(あめつち)の声」のダブルAサイド。中でも「アライブ」は、以前から大ファンだったというシンガーソングライター・さかいゆうの書き下ろしで、これまでの新妻聖子のイメージを鮮やかに塗り替える挑戦作にして自信作だ。二人の出会いからコラボの実現、そしてお互いの人生観に至るまで、様々な話題が縦横無尽に飛び出す対談の模様をお届けする。
しぶとく自分がいいと思うものをやり続けていたら、本当に昔から好きだったさかいさんのいるようなポップスのシーンにやっとたどり着くことができた。
――新妻さん、もともと、さかいゆうさんのファンだったと聞いてます。
新妻聖子:はい。私が勝手にさかいゆうさんを見つけて、勝手にいろんな人にプロモーションしてました。「さかいゆうはすごい!」って(笑)。
さかいゆう:ありがたいですね。
新妻:たまたま深夜にテレビをつけたら、さかいさんのライブ映像が流れたんですよ。で、そのままスマホで
さかい:それ何だっけ?
新妻:J-WAVEのライブで、秦基博さんと、藤巻亮太さんと、さかいさんと、3人でやってました(2012年)。
さかい:ああ、(渋谷)AXだ。
新妻:あ、そうだ。初対面は去年の『FNSうたの夏まつり』でということになってるんですけど、実はそうじゃなくて。AXの1年後ぐらいに、六本木のライブハウスにTOKUさんというジャズシンガーの方のライブに行ったら、カウンターにさかいさんがいらっしゃって。「さかいさん!」って声をかけて。
さかい:ベロベロだったでしょ。
新妻:いや、普通に、ちゃんとしてましたよ。「ファンです」って言ったら、「あ、そうなの、ありがとう」って。
さかい:軽いなー(笑)。まあ、それしか言いようがないけど。
さかいゆう 撮影=上山陽介
――逆にさかいさんは、新妻聖子さんという存在は。
さかい:存じ上げてなかったんですよ。僕があんまり聴かないジャンルだったりするから、ミュージカルって。新妻聖子を知らなかったら、本当にミュージカルを知らない人じゃないですか。ポップス界で言ったら、ミスチルを知らないのと同じことで。
新妻:そんなことないです(笑)。普通に生きてると、ミュージカルってなかなか見に行かないですよ。私もそうだったんです。自分がデビューするまで、ミュージカルというものがこの世にあることを知らなかった。だからご存知なくても全然不思議じゃないです。
さかい:存じ上げていませんでした、なんて、文字にしたら嫌な感じですけどね。
新妻:何か、ラブリーな言葉にすりかえておいてください(笑)。
――見知らぬ二人の運命の出会いは突然に、という感じにしておきますか。そして去年の夏の共演をきっかけに、楽曲提供の話が動き始めたと。
新妻:レーベルを通して、ラブコールを送ったら、ご快諾いただいて。
さかい:うれしかったですよ。でも、できない時は断るから、ちゃんと歌を聴いて、“ああ、こういう人か”と。それは、俺様ジャッジメントということではなくて、自分が曲を書いて、ケミストリーが起こらなかったら、それは違うかなと思うから。でも歌もうまいし、声も良かったし、何か面白いことになると思ったので、そこから曲を書きはじめて、けっこうすぐできましたね。
新妻:私も、去年お会いするまでは、コラボレーションしたいなという妄想はあっても、実行に移さなかったのは、トップダウンみたいなことは嫌だったんですよ。レーベル同士のコラボとかじゃなくて。で、去年の『FNSうたの夏まつり』で、すれ違う程度のコラボでしたけど、ご一緒して、私の声を実際に聴いてもらっていたので。それでさかいさんがオファーを受けてくださるんだったら、何かしらのインスピレーションがあったということだから、絶対そっちのほうがいいと思って。
新妻聖子 撮影=上山陽介
――曲調のリクエストは、何かありました?
さかい:なかったと思う。アップじゃない、というのは聞いたかもしれないけど。
新妻:あえて、私はノーリクエストで。さかいさんが、私の声からどんなものを生み出すか、逆に知りたいから。レーベル側からは何かあったかもしれないですけど、私からは何もオーダーしてないです。ベストを引き出したいから。私がリクエストすることで、何かを制約してしまったら嫌だから。
――「アライブ」は、聴けば聴くほど面白い曲で。最初は、牧歌的でシンプルなピアノバラードかな? と思いきや、軽やかに弾むR&B調になって、ロックなギターソロがあって、心地よくスムースなソウルミュージックの後味になっていくという。
さかい:意外性を。何回も聴いてほしかったんですよ。何回も聴いて、癖になる人が、何十万人かいるから。この曲が好みな人は、たぶん100人に一人か、1000人に一人ぐらいか。今はいい世の中で、こっちから発信すれば、その枠の人は絶対キャッチしてくれる。この曲を好きな人って、音楽好きな人だから。その人に向かってやって、10年後ぐらいに良さが出てくるような、そんな曲がいいなと。で、新妻聖子っぽくない曲がいいなと思って。
――というと?
さかい:ミュージカル女優で、歌唱力が素晴らしいという位置づけをされていると思うんですけど、僕はプロデューサーとして……いや、プロデューサーではないかもしれない。いちおうPRODUCED BY さかいゆうって書いてあるけど、(新妻さんは)自己プロデュースされてる人だから、それじゃない顔を見たいんですよ。何と表現したらいいか、わかんないですけど。
新妻:カスタマイザーでしたよ。レコーディングの時、カスタマイズされてる気分でした。この曲の型に。
さかい:別のものを引き出す人、っていう英語はないのかな。その人の気づいていない、別のものを引き出す人。
新妻:だから、演出家なんですよ、本当に。演出を受けてる感じだった。ディレクター。
――新妻さんにとっては、普段と同じように、演出家と接するように。
新妻:それでも新しいことだらけで。私は、仕事に関してはドMなところがあるんで、こてんぱんにされたい欲がどこかにあるんですよ、稽古場でも。新しいことにすごく貪欲だから。
さかい:成長フェチだ。
新妻:そう。すごい楽しかった。やれないことがいっぱいあることが、どうしようもなく自分を奮い立たせるから。
さかい:今回、うまく歌わないでくれって言ったんですよ。
――おお~。そうなんですね。
さかい:上手だから。ビブラートも正確だし、音程もちゃんとしてる。コントロールもできる。でもミュージカルだと、2000人ぐらいのお客さんに向けて、セリフと音程と感情を伝えるという作業がすごく大事になってくると思うんですけけど、それをコンデンサーマイクに吹き込むのは……音楽って、1対1じゃないですか。聴く時は、一人で聴くから。そういう時に、2000人を相手にしている感情表現で歌われたら。
新妻:トゥーマッチですね。
さかい:逆に2000人の前で、この曲のAメロみたいな歌い方をすると。
新妻:“え、聴こえないよ”って。という、1対2000と1対1の違いを、すごくわかりやすく、メソッドを交えながら導いてくださったので。みるみるうちに変わったんですよね。
さかい:そういう説があるんですよ。内容のクオリティは20%ぐらいで、どうやって伝えるかという80%の手法によって、伝わり方が変わるという説が。歌い方を変えないと、この曲は成立しない。だから、彼女のいつもの歌い方だと、違和感のある曲を作ったんです。
――なるほど。わかります。
さかい:歌詞に“遅刻”という言葉があると、遅刻をイメージして歌ってくれるんですけど。
新妻:台本だと思っちゃうから。歌詞が。考えすぎちゃうんです。
さかい:だから、全部カタカナで書いた。
新妻:カタコト風にお願いしますって。
さかい:それでも十分に伝わるから。
新妻:音楽が語ってくれる部分を信頼して、という感じのアプローチですよね。
L⇒R:さかいゆう、新妻聖子 撮影=上山陽介
相手の愛を求めようとした時に、いろんないざこざとか淋しさが生まれてくる。歌って、そういうことを考えてる人に届く。そして共感を呼ぶんです。
――「アライブ」という言葉も、ALIVEとARRIVEのダブルミーニングですよね。あえて意味を一つに絞らずに、いろんな受け止め方ができる曲。
さかい:何百回も聴いて、聴かなくなる期間があって、また聴いた時に、いろんな発見があると思うんですよ。感情移入しづらい曲だから、(ビブラートたっぷりで)♪ち~こく~して~、って歌うと大げさだから、淡々と歌ってほしくて。で、50歳ぐらいになった時に、レコーディングの時のディレクションを忘れて、めちゃめちゃ大げさに歌った時に、“こうじゃなかったよな”って気づいたりして。
新妻:あはは(笑)。
さかい:本人的にも、気づきの曲になりそうだなって、ちょっと思ったりしてます。
――ものすごく息の長い曲の設定ですね。驚きました。
さかい:この曲はそうです。
新妻:そこまで考えて、クリエーションをしてくださっていたということを、今回のインタビューでいろいろ知ることができて。ノーリクエストで正解だったなと思いました。
さかい:「We Are On the way」っていうのがいいでしょ。途中、っていうのが。
新妻:ニュートラルな状態でしか歌えない曲というのが、逆に新鮮でした。ミュージカルは、役の感情になって歌うという、プレパレーション(準備)がある曲が多いので。本当に素の、コットンTシャツ一枚で歌える曲というのは、なかなかレパートリーになかったですし。でも、素の状態で歌を出せるまでになったのは、ミュージカルでの経験があるからこそなんですね。
――大きなターニングポイントになりそうな曲。新妻さんにとって。
新妻:今年は、初めてミュージカルをやって、15年目なので。
さかい:人もうらやむ、華々しい活躍で。
新妻:地を這うように活動してきまして(笑)。でもね、よくそういうふうに言っていただくんですよ。順風満帆ですねとか。本人は毎日必死で、最初のスタートは順調でも何でもなくて、いくらでもあきらめるタイミングはあったんですけど。この病的なポジティブ思考と、野望と。私は必ずできるという、意味不明のコンフィデンス(自信)。いきなり道で歌い出しちゃうような、『サウンド・オブ・ミュージック』のマリア並みのコンフィデンスを武器に、しぶとくしぶとく、自分がいいと思うものをやり続けていたら、本当に昔から好きだった、さかいさんのいるようなポップスのシーンに、やっとたどり着くことができたというか。“好き”にどんどん近づいていってる人生なので、人より歩みは遅いですけど、このまま突き進みたいです。今が一番楽しいです、生きてて。
さかい:4文字にまとめると“売れたい”(笑)。
新妻:あはは(笑)。さっきの取材も、それで締められました。同じになっちゃうんで、別の見出しでお願いします(笑)。
さかい:かっこいいですよ。見出しが“新妻聖子、もっと売れたい”だったら。この曲は、足るを知る、という曲だったりもしますから。今の状況が一番いいんだって。その矛盾を抱えて、この曲をプロモーションしてほしいなと思います(笑)。
新妻:どこに行ったって、今の生きざまこそがデスティネーション(到着地)なんだけども、その行き場所が、売れてる場所だったらなおいいよねという歌です。
さかい:矛盾がないと面白くないでしょ、人って。
さかいゆう 撮影=上山陽介
――せっかくなので、さかいさんのテーマも聞きたいですね。新妻さんの“売れたい”に匹敵するような何かがあれば。
さかい:ないです。僕は、その時楽しければいいということを、真面目にやってる感じです。
新妻:その時楽しいって、けっこうハードですよ。
さかい:一番苦手なのは、楽しくないこと。空気が悪いとか。
新妻:わかる。
さかい:空気を作っているのは、自分といえば自分なんですけど、自分の現場だから。でも勝手にみんながイライラしてる時とか、俺はあんまり流されないんですね。一人で勝手にやってます。みんながすごい不安な時には、自分だけ楽しむしかないですから。自分まで崩れちゃったら、全部崩れちゃいますから。音楽もそうですね。その時その時を瞬発力で。たとえば、ずーっと夜だったとして、ロサンジェルスからニューヨークまで行こうと思った時に、5メートル先まで照らすライトがあれば行けるんですよ。歩けばいいんだから。そんな感じです。
新妻:ポエムですね。“5メートル先を照らすライトがあればいい”。曲ができそう。
さかい:目標はないんですよ。あるとすれば、世界平和とか、そういうことになっちゃう。みんなハッピーだったら、戦争もないじゃないですか。でもね、最近言われているのは、幸福度というのは、お金じゃなくて、周りよりどれだけ裕福かという、比較論らしいんですよ。脳科学的には。
新妻:ふーん。
さかい:周りに金持ちばかりいることを、想像してみてください。自分が1000万稼いでいたとしても、1億や2億稼いでいる人が周りにいると、自分より少し上の人を気にして、自分より下の人を探すんですよ。それは、金額には関係ない。だからホームレスの人よりも、1000万稼いでいる人のほうが幸せとは言い切れない。そういうことを歌ってる曲なんですよ。
――え、そうだったんですか?
新妻:自分比での、幸せということですよね。
さかい:“夢や憧れも叶わぬとしても”と歌ってるのは、そういう理由で。自分の身のまわりが天国だとずーっと思っていたら、夢に到達しなくても、ずーっと夢の中にいるわけだから。その脳科学の話にピンときすぎちゃって、鳥肌が立ったんだけど。あと、自分よりも相手のほうがちょっと劣ってると思ってる限り、そいつは友達でいられる、とか。これ、けっこう深いなと思いません?
――ヤなところ、ぐさっと突いてくる感じですね。
さかい:頭が悪いとかじゃなくて、仕方ないな、俺がちょっと我慢してやるかって思ってなかったら、友達でい続けられないというか。ねたみとか嫉妬が、人間にとって最も強い感情らしくて。いっつもそこを研究してるんですよ。それをどうやって歌詞にしようか? ということでしかないです。
――うーむ。なるほど。
さかい:恋愛とかも、そうじゃないですか。自分はなんでこんなことでムカつくのか、向こうはなんでこんなことでムカついてるのか。というところから、意外にロマンティックな歌詞が出てきたりする。大元は、そこだったりします。じゃないと、“自分はあなたが好き”で終わっちゃうんですよ、ラブソングって。でも、“私はあなたのことが好きだけど、あなたは私のことを好き?”って言った時に、曲が書けるんですよね。
――ああ~。
さかい:めんどくさいじゃないですか、そんなこと言うやつって。“私はあなたのことが好き”でいいじゃないですか。そこで、相手の愛を求めようとした時に、いろんないざこざとか、淋しさとかが生まれてくる。歌って、そういうことをぐじゅぐじゅ考えてる人に届く。そして共感を呼ぶんですよ。そういう時に、ミュージカルを経験されてる新妻さんの、あまりにも表現力豊かな部分を、削る必要があったんですよ。
新妻:うん。
さかい:ずーっとギアが入ってるから。
新妻:エンジン吹かしちゃってるから。
さかい:それをニュートラルにするために、ボーカルディレクションをしていった。
新妻:目隠しされて歌ってる感じですよ。でも、前に障害物がないと信じて進むしかない。そこには、信頼して進めるだけのリスペクトがあったので、喜んで目隠しされましたね。
さかい:そういうことしか、毎日考えてないです。道徳とか、正しいとか正しくないとかは、あんまり興味のないことなんですよ。普通は“ナントカだろ?”って指摘されても、何も傷つかない。普通って何かわかんないから。いや、わかってるけど、そんなの100年たったら全部消えるから。普通のことを書いて、100年後に、こんなバカなことを書いてたさかいゆうってやつがいたとは言われたくないし、もっと普遍的な、人のドロドロした部分とかに、違う光の当て方をしたい。“私はあなたのこと好き”という、太古の昔からあるものを、今風に表現を変えてものを書くということが、めちゃくちゃ面白いですよ。
――すごく面白いです。このコンビ、もっともっと可能性があると思います。いつか、2曲目、3曲目と、またコラボを聴かせてください。
さかい:ちょっと間をおいて。
新妻:細く長くやっていきます。
さかい:どんどん歌い継がれていくものだと思うので。そこが面白いんですよね。
新妻聖子 撮影=上山陽介
――最後に、新妻聖子さんのツアーが、9月から始まるので。みなさんにメッセージをいただければ。
新妻:さかいゆうファンのみなさんにも、各地でぜひ駆けつけていただきたいですし。4文字にすると“売れたい”になるかもしれないですが、より多くのみなさんに聴きに来てもらいたいので。全国ツアーは2回目なんですけど、前回より会場の数も増えてますし、怖いもの見たさでもいいんです。テレビで奇声をあげている人の生歌を聴きたいという、興味本位で来てくださってもいいですし。今回の「アライブ」というシングルをきっかけに、ミュージカルの新妻聖子、ということでは二の足を踏んでいた方にも、「アライブ」をどこかで耳にして、いい歌じゃんと思って、それをきっかけに来てもらえたら。
さかい:それはね、俺が言ったことにしよう(笑)。
新妻:よくわかんないけど(笑)。じゃあそういうことで。
さかい:でも本当に、僕がそう思ってるからね。これをきっかけに知ってもらいたい。
新妻:レコーディングの時にさかいさんが言ったのが「最初に歌が流れてきて、“ああ新妻聖子だね”って言われないほうがいい」と。“いい歌だね”って言われて、誰が歌ってるの?っていう順番のほうが、絶対いいよって。そういう現象が起こったら、本当にうれしいですね。
さかい:最後に、“そういえば、あの人うまいね”が一番いい。小田和正さんも、山下達郎さんもそう。めちゃくちゃうまいけど、“うまいね”が先には来ないでしょ。“いい声だね。いい歌だね”が先に来る。そういうふうになればいいと思います。
取材・文=宮本英夫 撮影=上山陽介
L⇒R:さかいゆう、新妻聖子 撮影=上山陽介
2017年7月12日発売
【初回限定盤】 CD+DVD ¥1,800+税 / WPZL-31312/3
【通常盤】 CD ¥1,200+税 / WPCL-12646
<収録予定曲>
1. アライブ(さかいゆうプロデュース楽曲)
2. 天地(あめつち)の声 (NHK「みんなのうた」2017年6月~7月 放送)
3. アライブ<オリジナル・カラオケ>
4. 天地(あめつち)の声 <オリジナル・カラオケ>
9月8日(金) 広島JMSアステールプラザ中ホール
9月16日(土)り ゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場
9月18日(月祝)日立システムズホール仙台・シアターホール
9月21日(木) 名古屋市青少年文化センター アートピアホール
9月23日(土) たつの市総合文化会館(赤とんぼ文化ホール)
9月29日(金) 道新ホール
10月7日(土) 北國新聞赤羽ホール
10月8日(日) 北國新聞赤羽ホール
10月19日(木) NHK大阪ホール
10月21日(土) サンポートホール高松 大ホール
11月4日(土) 福岡国際会議場メインホール
11月14日(火) Bunkamuraオーチャードホール
11月15日(水) Bunkamuraオーチャードホール