東京国立近代美術館にビアバーも 都内の美術館・博物館が夜間開館を行う「宵の美」

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2017.7.13

東京都内の美術館・博物館が連携し、夜間開館を行うイベント『ナイトミュージアム「宵の美」』が、2017年7月20日(木)~8月26日(土)にかけて開催される。

本イベントに参加するのは、東京国立近代美術館(千代田区)、国立西洋美術館(台東区)、国立新美術館(港区)と、東京都美術館(台東区)、東京都写真美術館(目黒区)、東京都江戸東京博物館(墨田区)の計6館。期間中は、週末を中心に夜間開館を行うほか、夜だけの割引料金や様々なイベントが各館で開催される。

東京国立近代美術館では、金曜・土曜に21時まで開館し、夜間は割引料金を実施。また、通常14時から開催している所蔵品ガイドを、フライデー・ナイトトークとして夏限定で金曜夜に開催する。さらに、7月28日以降の金曜・土曜は芝生の前庭に夏だけのビアバーが登場する。

国立西洋美術館は、金曜・土曜は21時まで開館。17時以降は常設展と『Fun with Collection 2017 ル・コル
ビュジェの芸術空間』展を無料で観覧可能だ。さらに『アルチンボルド展』の見所や主な作品について研究者が解説するスライドトークや、東京都交響楽団によるミニコンサートも開催する。

国立新美術館では、『ジャコメッティ展』は金曜・土曜20 時まで、『サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980 年代から現在まで』は金曜・土曜21 時まで開館する。また桑田光平氏(東京大学 准教授)を招いての講演会『アルベルト・ジャコメッティと詩人たち』(7 月21 日)なども実施予定だ。

その他にも各館でさまざまな試みが実施される。詳細については、「宵の美」公式サイトを確認してほしい。

イベント情報
ナイトミュージアム「宵の美」

期間:2017年7月20日(木)~8月26日(土)
*ただし国立美術館は、21 日(金)からの実施となります。

公式サイト:https://www.rekibun.or.jp/nightmuseum/index.html
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