新曲は『ラ・ラ・ランド』が発想源!? キュウソネコカミが音楽で再び前歯を研ぎ澄ます

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インタビュー
2017.9.8
キュウソネコカミ 撮影=Viola Kam (V'z Twinkle Photography)

キュウソネコカミ 撮影=Viola Kam (V'z Twinkle Photography)

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今夏も各地の夏フェスに引っ張りだこのキュウソネコカミ。しかし去年とは違う立ち位置、違うスタンスで戦う姿も垣間見える。そんな彼らが、フィジカルCDでは「わかってんだよ」、そして配信シングル「邪邪邪 vs ジャスティス」以来となるシングル「NO MORE 劣化実写化」を8月23日にリリース。すでに架空の“劣化実写化”(!?)を思わせるストーリー性溢れるMVで、過剰なまでのキュウソ流エンタメを見せてくれているが、案外メッセージはストレート。加えて何と言っても多様な曲構造も過剰だ。本音をさらけ出した「わかってんだよ」とは対極にあるような今回のシングルについて、そして渦中のフェスを通じてのバンドの在り方をヤマサキ セイヤ(Vo、Gt)とヨコタ シンノスケ(Key、Vo)に訊く。

人の評価で見る・見ないを決めないようにしろっていう。実際自分の目で見て聞いて、思ってから発言しなさいよっていうことです。

――今年も各地の夏フェスに出まくっていますが、今年はどういう戦い方をしていると思いますか?

ヨコタ シンノスケ:決まってないですね。今年はいろんなステージがあるから。朝イチもあればトリもあったり、ステージの規模感も全然違ったり。

ヤマサキ セイヤ:朝イチもトリも、僕らとしたら嬉しいですけど、しんどいですよ、正直(笑)。朝イチもお客さん呼ばなダメじゃないですか? 客寄せというか、一番手に来るということは、それを見に早起きしないとダメじゃないですか。で、トリっていうと、今度は帰らせないようにしないとダメ。どっちもしんどいです。ある程度、自分たちのパワーがないと務まらない。だからセトリも朝イチとトリでかなり変えてますね。

――朝イチは、いろんな状況で結局見れなかったっていうことが多いですからね。

ヨコタ:バスが間に合わないとかね。こっちもさすがに10時半は早えわと思ったりするけど、なんとも言えないんで。

セイヤ:でも好きなバンドに間に合わないって呟いてる奴は、いろんなとこでも間に合ってないと思います。絶対よくない(笑)。人生、絶対そいつは直した方がいい。

――確かに(笑)。フェスへの臨み方のスタンスも変わってきますか?

セイヤ:もう何年か出て、手の内はバレてるんで、リピーター増やすみたいな。

ヨコタ:キュウソは楽しくて踊れて一体感があっていい、みたいなところのラインは絶対に今までに培ってきたものがあるから、みんなわかってるし、俺たちもそれをやるつもりでいるけど、そこからいろんな部分で何歩か踏み出したいし。トリの日とか完全に後半はエモーショナルというか、鬼気迫るというのがやれたと思うし。なんか、そういう感じのことをやってって、みんなが知ってるわかりやすい良さ以外にも、色々あるんじゃないか?っていう、目標みたいなところはあります。

キュウソネコカミ 撮影=Viola Kam (V'z Twinkle Photography)

キュウソネコカミ 撮影=Viola Kam (V'z Twinkle Photography)

――さて、今回のシングルですが、前2作がタイアップがあったので、今回はそういうところじゃないのかな?とも思いました。

セイヤ:今回、おもしろポイントとしては表題曲だけがタイアップない、みたいな。カップリングは両方ともタイアップ付いてる(笑)。

ヨコタ:最近ありがたいことに、タイアップ全部つけてもらってたのに、今回はない。でもそれをシングルにするという。

――タイトルからして、映画館で流れている意見広告を思わせるじゃないですか。何をやりたかったですか?

セイヤ:2017年、漫画の実写化がめちゃくちゃ多いんで、一番いいタイミングで出せるように制作しました。ははは。

ヨコタ:去年の段階でもう原型みたいなのができてて。実写化の情報って翌年のも出るじゃないですか? そのラインナップが錚々たる顔ぶれで、これはやる前からすでに、実際どうなるかわからないけど、とりあえずみんな興味は持ってる。これがどう実写化されるのか? やばいんじゃないのか? それをビンビン感じてたんですね。そこは絶対、いじっていかなきゃなという使命感がありましたね。

セイヤ:僕らがディスってるのは劣化してる実写化であって、全ての実写化に対してNOじゃないんで。なんかしっかり見て、いいか悪いか決めて。ほんとにクソみたいな実写化ってマジであるんですよ(笑)。

――まぁいっぱいありますよね(笑)。

セイヤ:そう。で、面白いんですよね、ここまでぐちゃぐちゃな出来でよう公開したな、みたいな。絶対叩かれるやん、みたいな状態の映画がいっぱいあったんで、そっちは別に曲でいじってもいいんじゃないかって、作りました。

――加えて楽曲の構造を面白がれるんですよね、今回。

ヨコタ:そこは無茶苦茶意識してますから。

――ある意味、テーマとしてはソリッドですけど、今までの曲と比べて尖った曲か?っていうとポップじゃないですか。そこが面白いなと思って。

ヨコタ:それはもうおっしゃる通りで。前回のシングルがある意味、みんな絶対わかるようないい曲っていうところでやりきったから、次はそういう“無駄に削ぎ落とす”というか、曲を引き算していくのはやめよう、みたいな感じになって。こういうことを歌いたい時に、『ラ・ラ・ランド』を見たりとかしてて(笑)。セリフにした方がいいんじゃないか? っていうのが自ずと出て、テンポ変えたやつを入れてもいいんじゃないか?って。

――確かに曲中曲みたいな感じですよね。劇中劇というか。

ヨコタ:『ラ・ラ・ランド』ですね(笑)。

――セイヤさんはなんで『ラ・ラ・ランド』をやりたいと思ったんですか?

セイヤ:流行ってるから(笑)。

――(笑)。『ラ・ラ・ランド』の何要素?

セイヤ:全体を通してミュージカルじゃないですか? 絶対こんな言い方せえへんやん、日常生活で、みたいな。♪ここにきたよ~みたいな。ああいうのをやりたかった(笑)。ま、僕らのいつもやってるようなことなんですけどね。今までのシングルでも曲調を突然変えたりとかやってるんで、らしいっちゃらしい。

――大きな意味でこの曲で言いたかったことって何なんですか?

セイヤ:人の評価で見る・見ないを決めないようにしろっていう。最後の歌詞に<自分の目で見て決めろ、劣化実写化>ってあるんですけど、これをいろんなことに言いたくて。なんか、人がこう言ってるからこれはこうなんだっていうのを自分の意見にするんじゃなくて、実際自分の目で見て聞いて、思ってから発言しなさいよっていうのが言いたいことです。

――ど直球なメッセージを、こういう曲を使ってやるという最新形って感じですね。

セイヤ:うん(笑)。

――だって最初の地メロとか久々にアークティック・モンキーズっぽかったりするし。

ヨコタ:それ言ってくれると嬉しいです。なんか、俺たちがバンドを始めた頃のニューレイブを目指したところがあって(笑)、“またちょっとそういうのやろう”みたいな。なんやかんや歌モノとかメロコアの影響を受けてたんで、こういう曲やるときにそれをやると中途半端すぎてちょっと嫌だなと。四つ打ちの方が乗りやすい。

 

――皆さんMVも込みで見ると思うんですけど、大変ですよね、あれ。

セイヤ:撮影も20時間以上かかって。

――1日で撮ったんですか?

セイヤ:いや、2日かけて。

ヨコタ:オカザワの緑色のメイクなんて、朝5時に始まって解いたのが翌日の朝5時ですから。

――それ大丈夫なんですか?

ヨコタ:それがメイクさんもやったことのない緑色のやつで、普通に取れるだろうと思ってたら取れなかったっていう。

セイヤ:ほんとに怖かったっすよ。色素沈着してて、肌に。

ヨコタ:翌日は普通の格好のシーンだったから、4回ぐらいシャワー浴びたって言ってました。

――場面転換もカットも多いし

ヨコタ:監督の(加藤)マニさんはカットも多くて、しかも今回のやつは歌詞のテーマ的に、ちょっと揶揄というか、自分たちで映像をやって誰かの批判をこっちに向けようっていうつもりで作ってるんです。毎回キュウソは誰かを攻撃するMVじゃなくて、自分たちを攻撃するMVにしようと思ってるんですけど。それで毎回やってもらってるマニさんなのに、オチを決めきれてなくて。撮ってる最中にどっちにするか、オチが何パターンかあって。悩みながら、一応どのパターンも撮ってくれて。俺たちも出来上がるまで……。

セイヤ:ようわからんかった。

ヨコタ:どうなったんだろう? 結局オチとかどうなったんだろう? と思いながらやってましたね。

――MV含め、こういうことをわざわざシングルの表題にするのはキュウソぐらいしかいないと思います。

ヨコタ:最初はシングルを夏に出そうって話があったときに、デモでいくつか出した中でレーベル的には違う曲を推してたんですけど、“いや、こっちがいいです”ってメンバーは全員一致してて。突っぱねたらOK出してくれました。

――それを考えたら「わかってんだよ」の時の出口を探してる感じに比べると、今はバンドの中でやりたいことがいっぱいあるのでは?

セイヤ:うん。楽しいですね。

ヨコタ:「わかってんだよ」の時は、曲のよさを伝えるために、やっぱ自分たちがどんどんそのモードに入っていっただけに、なんか“俺たちは今、追い詰められてるんだ”っていう実感だったりとか、今ここからがむしゃらに、落ち着いちゃダメだとか、ぐわっとした気持ちを高めていって、それに合わせて曲も良くなっていってってイメージだったんです。でも、今回はそれで解放、“やりきったー!”ってとこまでいったから、そこから次を考えたときに、めちゃくちゃ自由度が高くて、同じような曲をやりたくないなと思ったから、ある意味、いききったやつをやりたいなと思って。曲を作ってる時も楽しかったね?

セイヤ:うん。

――あのシングルがあって、ライブCDがあって、それも大きな会場というより、まぁホームである大阪の会場のライブを収録してるし。なんか一つ区切りがついたのかなと思ったんですが。

ヨコタ:ライブCDもそうですけど、ツアーが一区切りしたのが、そのワンマンツアーから対バンツアーが終わったときに1回終わり、みたいな感じがむちゃくちゃありましたね。そこから作るときに、“次どうする?”っていうところが、不安よりも“早く作りてえな”みたいな(笑)。なんかバカバカしくてもいいから、とにかく曲作ろうぜってなった曲が全部バカバカしくて。変な曲ばっかり(笑)。

――そしてカップリングの2曲はタイアップが付いてて、「イキがいいのだ」は氣志團の「ONE NIGHT CARNIVAL」へのオマージュ感たっぷりで。

セイヤ:“フッフー!”ですね。僕らも作りながら“一緒や”って(笑)。

ヨコタ:対バンしたときと曲作ってた時期が丸かぶりしてたからな。

セイヤ:しかも作ってるとき、死ぬほど疲れてて。仙台で氣志團と対バンした翌日やったんですよ。だから言い逃れできないぐらい“フッフー!”は完全に氣志團(笑)。

――でも意外と、歌詞はさらっと励ましてますね。

セイヤ:ああ、そうっすねぇ。なんかキシリッシュのタイアップで「元気のいい曲をください」って言われたんですけど、ちょっと嘆きのモードに入ってしまって、そっち系の曲になってしまいました。

 

――そしてタマホームのタイアップの「家」、これすごいですね。

セイヤ:<家>しか言わない。

ヨコタ:タマホームさんがめちゃくちゃ気に入ってくれたっていう。

セイヤ:タマホームさんの英断っていうか、何パターンか出したんですよ。その中でタマホームさんが選んだのがこれやったんです。で、僕らも“ま、まじか!?”って、“これでいいの?”みたいになったんですけど、実際ライブでやったらめちゃくちゃ盛り上がって。もうキラーチューンになってしまって、今じゃ一回のライブで最大5回やったり。

――もう曲じゃないじゃないですか(笑)。

セイヤ:もうほんとにSE状態。

――“20代の家”っていうコンセプトもすごいですね。

ヨコタ:そんなことできんの?って思ったけど、うちのギターのオカザワの弟が20代でタマホームで家を建てるらしいです。

セイヤ:ははは。

――身近にいたんだ(笑)。

ヨコタ:今回のタイアップとか関係なく、普通にキャンペーンで建てるらしいです。

――バンドとは対極にあるようなお題ですが。

ヨコタ:最初、なんで俺らやねん?と思ったけど。家なんかずっと建てれなくてアパートで暮らしてそうなイメージなのに、去年あたりまで家賃3~4万のとこに住んでたのに(笑)。

“安定した面白さ”って言われて嬉しいか?というと嬉しい反面、“安定の面白さ”とか言われること自体がもしかして合ってないんちゃうか?と。

――状況的なことを言えば去年より新しいバンドも増えているし、ライバルは多いと思うんです。

セイヤ:そうですね。めちゃめちゃ多いですね。なんかみんな大変だなと思います。1回聴いたらネタって全部わかるわけじゃないですか?(笑) そのネタが何回通用するんだろう?っていう。キュウソはそうなりそうだなとずっと思いながら活動してるんで、ライブによって演出を変えたりっていうのをめっちゃ大事にしてます。飽きられないように。その日しか見れないことっていうのをめちゃ意識してライブして。

――以前からあったかもしれないけど、エモーショナルな部分は武器として増えたという。

セイヤ:うん。僕らイメージ的にはバカなこと歌ってて、なんか軽いというか、あんま深みのないバンドと思われてんですけど(笑)、なんか対バンしたりとか実際ライブ見てくれた人たちが、“キュウソネコカミって意外と深いこと言ってんだ!?”とか、“いい奴らだ!”とか言われることは多いです。イメージと違うというか。

――少なくとも“死ぬ気でやって”るみたいなところは見えるじゃないですか?

ヨコタ:必死感というか。

セイヤ:全力ではありますね。

――だから、これからキュウソはどこに行くのかな?と思って。

ヨコタ:なんか、常におもろい、“安定した面白さ”って言われて嬉しいか?というと嬉しい反面、“安定の面白さ”とか言われること自体がもしかして合ってないんちゃうか?と。ムラがあって然るべきところで、俺らのバンドは。だって、フェスやイベントによってセトリ変えてるのに“安定の面白さ”って言われると、ちょっとしか見てないんちゃう?って思ってもうたりして。そこが自分たちの意図が伝わるとか、なんでこのセットリストにしたのかってことが伝わってたら、“安心の”とか“安定の”とかいう言葉は出ないと思うんです。それは面白に寄っててもいい曲に寄ってても一緒で、今日はずっとバカバカしかったっていうのが最高だし。それとも今日はすごかったな、こういう感じもあるんだ?っていう風に、基本的にはムラがあって、評価されたい。

――ムラというか違いというか。

ヨコタ:それをやっていかないとなとは思ってて。ただなんとなく面白かったより、“あいつら今日、気迫が違った”って言われる方が嬉しい、みたいな。毎回、気迫はあるつもりだけど、より気迫が入った時はわかるだろう、みたいな。他のバンドと違うところはそこなんじゃないのかな? と。

キュウソネコカミ 撮影=Viola Kam (V'z Twinkle Photography)

キュウソネコカミ 撮影=Viola Kam (V'z Twinkle Photography)

――次のツアーは。『とぎなおし』っていうぐらいなんで、さらにその意思が伝わりそうですね。

ヨコタ:そうですね(笑)。

――前歯をもう一度研ぐ?

ヨコタ:そうです。それは別に自分たちが丸くなってるなとか、自分たちで感じて言ってると思ってくれてもいいんですけど。なんか、シンプルに新しくツアーやる上で、もう一回新しく始める、みたいな。“今年はこういうツアーです”とかじゃなくて、延長戦みたいな。ツアーをもう一回、今年やりますみたいな勢いで行くためには、研ぎ直す方がいいんじゃないかと。丸くなってるって言いたい人はやっぱいるんで、もっと期待してくれていいよっていう意味も込めて、研ぎ直します。

セイヤ:丸くなってるって言ってるヤツは、絶対ライブ来ないよ。

――でも一つのことを続けてて熟練してくるのは当然のことだし。

セイヤ:僕らって初期にアルバムを続けて出したんですよ。だから初期の頃のアルバムってぐっちゃぐちゃなのにそっちの方が好きってヤツが未だに多いのは、ほんとよくわかんない(笑)。

ヨコタ:初期衝動大好きチームがいますからね。で、そこのレーンを超えたらもういいっていう。

セイヤ:今できてる曲は、なんか初期っぽくなってて、でも音だけ良くなってて、曲構成は初期っぽい。

ヨコタ:あと、レコーディングの仕方ね。一発録りが多くなったりとか、直し全然なし、みたいな。

セイヤ:多分これで、まだ昔の方が好きって言うヤツは、新しい曲を聴いてないだけだと思う(笑)。

――破壊力が、演奏が良くなった状態で実現できたらすごいことじゃないですか。

ヨコタ:だから俺は一発録りの方が、絶対キュウソは合ってると思ってて。“思い切ってやってみない?”って言ったらそっちの方がいいですから。メンバー自身がみんな上手くないと思ってるけど、上手いし。なんならそっち(一発録り)の方が上手いんじゃないかと思うから。多分それができるようになったのは、みんなインディーズの頃のイメージで自分たちも自分たちのことを見てるけど、むちゃくちゃ上手くなってるから。

――ああ、今、初期の手法をとってみて成長がわかると?

ヨコタ:先祖返りとか戻ろうってことじゃなくて、この手段を選ぼうぜ、みたいな。当時はそれしかできなかったからやってたけど、そうじゃなくて手段としてこういう危ない橋を渡る方を選ぼうぜっていうことができる、実力とかファンがついて来てくれてる感じがあるから。今は絶対こっちの方がいいよと、ふつふつと感じてるんですね、この曲を出すに当たって。この、いらない余計な展開みたいのをどんどん入れて行くのも、絶対わかってくれる、この展開を意味不明って言ってる人は最初からキュウソにそんなに興味ない。面白がってくれる人はもっといるぜ、って自信がついたのは、いろいろライブをやって来てたからで。

――なるほどね。

ヨコタ:今、次のリリースのために新曲作ってるんですけど、“これが一番いいんじゃないかな?”って推してる曲は最後、すごい変拍子で、25拍子×2っていう(笑)。やんなくていいのに、でもなんかやりたくて。レイト・オブ・ザ・ピアがそういうのをやるんですけど、そういうのがかっこいいと思うから。

――キュウソの演奏ってセンスいいですからね。そこは敢えてクローズアップされないだけで、もっと変な曲を聴きたいですけどね。

セイヤ:茨の道っすけどね。

ヨコタ:深く知ってくれてる人やから言えることですけどね。今は軽い人の方が多くて、なんか音楽を聴いてねえなって思うから。音楽じゃなくて人を見に来てる。でもそ、ういうところで止まりたくなくて、まだまだいろんなことやりたいんだよっていうのはやっぱり曲の中とかセットリストの中に出して行くしかない。ちょっとずつ洗脳していくというか、音楽好きにしていきたい。

――来年まで続くツアーなので、これからのキュウソはどうなっていくんでしょう?

ヨコタ:自分たちの中では割とコロコロ変えてるつもりなので、ツアー中にも変わるし。フェスが終わってからも変わるし。で、毎回毎回、何考えてるか、それを曲作りとライブに出していくから、それをとりあえず受け取ってほしい、見に来てほしい。それぐらいですかね。

――リリース前に新曲が聴けたり?

ヨコタ:結構、普通にやってますからね。夏フェスの最中にこれとは違う新曲、1~2曲やるかもしれない。

――今、バンドの状態が良いのを確認できそうだということですね。

ヨコタ:そうですね。その通りです。


取材・文=石角友香 撮影=Viola Kam (V'z Twinkle Photography)

キュウソネコカミ 撮影=Viola Kam (V'z Twinkle Photography)

キュウソネコカミ 撮影=Viola Kam (V'z Twinkle Photography)

 

リリース情報
シングル「NO MORE 劣化実写化」
2017年8月23日発売
【初回限定盤 CD+DVD】VIZL-1197 ¥1,500+税
初回盤

初回盤

【通常盤】VICL-37296 ¥1,000+税
通常盤

通常盤

<CD収録曲>
1. NO MORE 劣化実写化 
2. イキがいいのだ 
明治「XYLISH」発売 20周年記念『イキがいいのだ』キャンペーン公式ソング
3. 家
タマホーム「20代の家」CMソング
<DVD:初回限定盤付属>
1. (架空の)実写映画「滅びのレッカ」メイキング
2. おまけ“海賊盤ダメダメキャンペーンビデオ撮影”
3. 「NO MORE 劣化実写化」MUSIC VIDEO [副音声:メンバー全員による解説(雑談)を収録]

 

ライブ情報
キュウソネコカミ 「ヒッサツマエバ〜とぎなおし〜'17-18ツアー」
10/24(火) 高崎 club FLEEZ ※ゲストあり
10/25(水) 宇都宮 HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2
10/27(金) 渋谷 TSUTAYA O-EAST
11/01(水) 福岡 DRUM Be-1 ※ゲストあり
11/03(金・祝) 長崎 DRUM Be-7
11/06(月) 大分 DRUM Be-0
11/16(木) 根室 HYWATT HALL
11/18(土) 帯広 MEGA STONE ※ゲストあり
11/20(月) 札幌 ペニーレーン24 ※ゲストあり
11/22(水) 函館 club COCOA
11/23(木・祝) 弘前 マグネット
11/25(土) 山形 昭和セッション
11/27(月) 仙台 Rensa ※ゲストあり
12/08(金) 川崎 CLUB CITTA'
12/09(土) 松本 Sound Hall a.C ※ゲストあり
12/11(月) 岐阜 club-G ※ゲストあり
12/12(火) 浜松 窓枠 ※ゲストあり
12/14(木) 大阪 なんばHatch
12/18(月) 奈良NEVER LAND
12/20(水) 滋賀U☆STONE
【2018年】
1/12(金) 岡山 CRAZYMAMA KINGDOM ※ゲストあり
1/14(日) 松江 canova
1/16(火) 山口 周南RISING HALL ※ゲストあり
1/20(土) 松山 WstudioRED ※ゲストあり
1/21(日) 高知 キャラバンサライ ※ゲストあり
1/23(火) 福井 CHOP
1/24(水) 金沢 EIGHT HALL ※ゲストあり
1/30(火) 徳島 GRINDHOUSE
2/01(木) 名古屋 DIAMOND HALL ※ゲストあり

 
※ほかライブ情報など詳細はオフィシャルサイトへ http://kyusonekokami.com/
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