『エイリアン:コヴェナント』マイケル・ファスベンダー、インタビューで“二人のアンドロイド”やショウ博士との関係を語る
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『エイリアン:コヴェナント』マイケル・ファスベンダー演じるウォルター (C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
9月15日公開の映画『エイリアン:コヴェナント』から、劇中に登場するアンドロイドの“ウォルター”と『プロメテウス』のデヴィッド、二人のアンドロイドを演じたマイケル・ファスベンダーのインタビュー映像が到着した。
『エイリアン:コヴェナント』は、1979年に誕生した『エイリアン』のリドリー・スコット監督が38年の時を経てメガホンをとるSF映画。『プロメテウス』に続いてシリーズの原点を描く作品だ。同作では滅び行く地球から脱出した宇宙船コヴェナント号の乗組員たちが、人類移住計画を託されて発見した惑星で、想像を超える脅威に遭遇する姿を描く。
同作に登場する宇宙船コヴェナント号は、滅び行く地球から脱出し新たな惑星に移り住む2,000人のカップルと彼らを警護する乗組員たち、そして、アンドロイドが乗船している。ファスベンダーが演じたのは、この船にいる唯一の独り身=アンドロイドのウォルターだ。インタビュー映像では、ファスベンダー自身がそのウォルターと、ウォルターと同じ容姿で『プロメテウス』に登場したデヴィッドについて詳しく語っている。
ファスベンダーは、デヴィッドについて、「人間のような人柄や特性を身に着けられるよう設計されている。人間の最大の特徴とも言えるプライドや虚栄心を持っている。しかし、それが人々に不安を与えるようになる」と分析。さらに、改良された型にあたるウォルターについては、「人間からの受容度をさらに向上させるために機能を限定した新しいモデルが開発される。だから、ウォルターはデヴィッドに比べると機械的だ」と解説。さらに、「人間のように感情に流されることなく、論理的に行動する。虚栄心や、嫉妬や感謝の気持ち、そういった概念は、一切持ち合わせていない。恋愛感情もない」「デヴィッドとショウのような関係性も生まれない」と、『プロメテウス』の主人公エリザベス・ショウ博士(ノオミ・ラパス)を引き合いに出しながら語っている。また、インタビューは、ファスベンダーが「ショウの遭難信号がある惑星から送られていた」と、『プロメテウス』とのつながりを示唆する発言や、エイリアンの産みの親・リドリー・スコットの才能についても語る場面も登場する、見どころ満載のものとなっている。
ファスベンダー演じるウォルターや、『プロメテウス』のデヴィッドは“エイリアンの創造”にどのように関わるのか?
映画『エイリアン:コヴェナント』は9月15日(金) 全国公開。
出演:マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストン
【ストーリー】
人類の植民地となる惑星オリガエ6への移住計画のために、2000人の男女を乗せて地球を旅立った移住船コヴェナント号が、航海中に宇宙空間で大事故に見舞われる。修復作業中に奇妙な電波を受信したクルーは、発信元の惑星を調査することに。やがて事故で夫を亡くした女性乗組員ダニエルズやアンドロイドのウォルターらが降り立ったその惑星は、自然環境が地球と極めて似通っていた。しかし美しい“宇宙の楽園”のように思われた未知の惑星には、あの凶暴な生命体エイリアンをめぐる恐ろしい秘密が隠されていた。
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/alien/
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