山﨑賢人はムロツヨシとの現場に苦戦? 吉沢亮は中二病への覚醒を語る 映画『斉木楠雄のΨ難』完成披露試写会

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2017.9.29
左から、賀来賢人、山﨑賢人、吉沢亮

左から、賀来賢人、山﨑賢人、吉沢亮

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9月28日、東京・丸の内ピカデリー1にて映画『斉木楠雄のΨ難』の完成披露試写会が開催され、主演の山﨑賢人橋本環奈新井浩文吉沢亮笠原秀幸賀来賢人ムロツヨシ佐藤二朗内田有紀、そして福田雄一監督が登壇した。

(上左から)福田雄一監督、賀来賢人、内田有紀、ムロツヨシ、佐藤二朗(下左から)吉沢亮、橋本環奈、山﨑賢人、新井浩文、笠原秀幸

(上左から)福田雄一監督、賀来賢人、内田有紀、ムロツヨシ、佐藤二朗(下左から)吉沢亮、橋本環奈、山﨑賢人、新井浩文、笠原秀幸

『斉木楠雄のΨ難』は、週刊少年ジャンプで連載されている麻生周一原作の同名コミックの実写映画化作。劇中では、世界を滅ぼすことができるほどの恐るべき超能力を持ちながら、普通の生活を望む高校生・斉木楠雄と個性愉快な仲間たちの日常がコミカルに描かれる。

通常、舞台挨拶は登壇者のひと言挨拶から始まるが、今回はMCより各出演者に対して質問を投げかける独特のスタイルで進行した。

山﨑賢人

山﨑賢人

主人公の斉木楠雄を演じた山﨑は、撮影中大変だったことを聞かれ「僕は心の中で突っ込んでいる設定なので、皆さんのボケに笑いをこらえるのが大変でした。笑ってはいけないのに、結構、笑ってしまって……」と答え、段々と声が小さくなっていく。そして、「僕は映っていて、ムロさんは映っていない(シーンで)、本気で(テストと)違うことをやってくるんです。僕は慣れてなくて、真顔の部分が上手くできなくて、笑ってました」福田組の自由な撮影風景をあかした。なお、山﨑が笑ってしまったシーンの中から、2か所はそのまま使用されているという。

橋本環奈

橋本環奈

斉木に想いを寄せ妄想をさく裂させる完璧な美少女・照橋心美を演じた橋本は、「凄いキャラですよね。自分のことが“宇宙一かわいい”と思っているひねくれた子」と語る。MCの「自分のことはどれくらい(可愛いと)思っているの?」との問いかけには、橋本は「私なんて全然」とコメント。ほかの登壇者や観客から「えー!かわいい」と声があがると、橋本は照れていた。

新井浩文

新井浩文

斉木の相棒を自称し、“ケツアゴを持つバカ”燃堂力を演じた新井は、劇中に原作そっくりの容姿を披露している。これについて、新井は「原作通りやってます。髭も自前です」とコメント。

吉沢亮

吉沢亮

闇の組織と戦う設定で生活する“中二病”海藤瞬を演じた吉沢は、「今まで役者をやっていて、一番のハマリ役だと思った」と意外なコメント。さらに、「自分の中に中二病がいる。自分の中にあるものしか使っていない。ちょー楽しかった。芝居をしていると、降りてくるんです」と告白し、共演者を驚かせた。

吉沢亮

吉沢亮

ここで福田監督が客席に、「微笑み王子」と書かれたパネルを掲げた観客を見つけ、「全然笑わねぇじゃん!」とツッコミ。これに吉沢は「すごい笑いますよ!」と答え、はにかむように笑顔を見せていた。

賀来賢人

賀来賢人

見た目は真面目だが、暴走族の元総長という窪谷須亜蓮を演じた賀来賢人は、「僕、賀来ポン太に改名したんです」「山﨑賢人と“ケント”つながりのため」といきなりの改名宣言。福田監督が「本作の宣伝の為に出演した番組で『本当のケントはどっち対決』を行い、負けた方が本作に絡んだイベントすべてポン太に改名を行うことになりました」と理由を明かしていた。賀来自身もポーズを決めながら、「“賀来ポン”と親しみの感じで呼んでくれれば」と呼びかけ、会場から笑いを誘っていた。

内田有紀

内田有紀

楠雄のママで天然な性格の斉木久留美を演じた内田は、「ムロ君と同い年。同級生」と発表。これに客席からは驚きの声が。「今度、飲みに行かなきゃ」と誘うムロに対して、内田は「行かないよ」と笑顔で拒否して見せる。また、福田監督は撮影エピソードとして、内田の撮影時にスタッフが浮足立っていたことを明かす。その理由を、「もろ内田有紀世代。だからみんなソワソワした空気。でもそりゃなるよ」と語った。

福田雄一監督

福田雄一監督

本作の撮影はいつも夕方には終わり、監督とキャストは毎日のように食事に行っていたそう。福田監督が「夕方近くなると賢人君が横に来て『監督、今日何食べに行きます?』と聞いてくる。本当に横で子犬のように待っている」とエピソードを明かすと、賀来は苦笑いしていた。

山﨑賢人

山﨑賢人

終盤には、劇中に登場するあまりに驚いた際(おもに照橋の美しさを目にした時)に発する、「おっふ」という“品詞”も話題に。山﨑は、「新井さんの“おっふ”が……」と振ると、福田監督、新井、笠原、ムロ、佐藤らが「内田と高橋のツーショットはすごい!親子“おっふ”だ!」と騒ぎ出す。

(左から)福田雄一監督、内田有紀、橋本環奈

(左から)福田雄一監督、内田有紀、橋本環奈

 

賀来賢人、山﨑賢人、吉沢亮

賀来賢人、山﨑賢人、吉沢亮

今度は「女子向け」として、山﨑、吉沢、賀来の3人がポーズを決めると、客席からは「キャー!」と悲鳴があがっていた。

(左から)新井浩文、笠原秀幸、ムロツヨシ、佐藤二朗

(左から)新井浩文、笠原秀幸、ムロツヨシ、佐藤二朗

最後に、山﨑が「本当にこの映画は悪い人がひとりも出てこない、ハッピーで楽しい映画です。是非、見て楽しんでください」とコメントし、笑いが絶えない舞台挨拶を締めくくった。

映画『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土) 全国ロードショー。

作品情報
映画『斉木楠雄のΨ難』

出演:山﨑賢人 橋本環奈 新井浩文 吉沢亮 笠原秀幸/賀来賢人 ムロツヨシ 佐藤二朗 
原作:「斉木楠雄のΨ難」麻生周一(集英社「週刊少年ジャンプ」連載) 
脚本・監督:福田雄一 
音楽:瀬川英史
主題歌:ゆず「恋、弾けました。」(セーニャ・アンド・カンパニー)
制作プロダクション:プラスディー 
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント=アスミック・エース 

【ストーリー】
生まれながらに与えられたとんでもない超能力を隠して高校生活を送る、斉木楠雄。毎年恒例の一大イベント、文化祭で、なぜか斉木に想いを寄せる妄想しまくり美女や、超能力でも気配が読めないぐらいのバカなど、ワケありのクラスメイトたちがムダにカラんで、災難が次から次へとふりかかりまくる。ただ普通に生きたいだけなのに、何かの陰謀か?やっかいな恋と友情、そして超能力が吹き荒れる!そして、まさかの地球滅亡?!斉木は地球滅亡の危機を乗り越えることが出来るのか?
公式サイト:http://wwwsp.saikikusuo-movie.jp/ 
(C)麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会
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