青く輝く日本刀“来人勢刃（ライトセーバー）”がお披露目!『スター・ウォーズ』最新作公開記念「ライトセーバーと関鍛冶」展がスタート

10月6日（金）、岐阜県関市の関鍛冶伝承館にて、「ライトセーバーと関鍛冶」展がスタート。オープニングセレモニーが行われ、『スター・ウォーズ』のライトセーバーをモチーフにした日本刀“来人勢刃”（ライトセーバー）がお披露目された。

「ライトセーバーと関鍛冶」展は、10月7日（土）、8日（日）に開催される『第50回岐阜県関市刃物まつり』と、 『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』が12月15日（金）に公開されることを記念したもの。同展では、二十五代・二十六代藤原兼房刀匠が製作した“来人勢刃”が展示される。

オープニングセレモニーに登壇した中村繁・関市副市⻑は、「⼑のまちならではの視点で迫った展⽰内容とともに、本物の⽇本⼑の美しさと技に触れ、⼤いに楽しんでいただきたい」とコメント。“来人勢刃”製作者の⼆⼗六代藤原兼房⼑匠（加藤賀津雄氏）は、「⽇本⼑とライトセーバーの良さが融合した展⽰となっているので、これをきっかけに⽇本⼑の良さを知ってほしい」と、同展開催への思いを語った。

来人勢刃は、室町時代から続く刀匠名「藤原兼房」の名を引き継ぐ二十五代目の加藤賀津雄氏と、 二十六代目の正文実氏が700余年の歴史と伝統をもつ関鍛冶の技術を『スター・ウォーズ』シリーズの象徴的なアイテムであるライトセーバーに融合させ、 魂を込めて製作。日本刀の軽量化のために彫られる樋（ひ）に、青色の塗料を流し込むことで、ジェダイのライトセーバーの光刃を表現したほか、持ち手部分も忠実に再現している。

また、「来人勢刃」という名前は、「ライトセーバーと関鍛冶」展に多くの人が来ることで、関市の誇る日本刀文化がさらに広がり、『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』が大ヒットしてほしいという願いを込めて付けられた。 お披露目された来人勢刃は、青く冷たい光を放った刀身と、ライトセーバー特有の持ち手が印象的だ。

なお、同展では、『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』のビジュアルやストームトルーパーの実寸大フィギュアなども鑑賞することができる。また、フォトスポットも設置されており、『スター・ウォーズ』の世界観にどっぷりと浸ることが出来る。

『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』公開記念「ライトセーバーと関鍛冶」展は10⽉29⽇（⽇）まで、岐⾩県関市の関鍛冶伝承館 2F展⽰室にて開催。

映画『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』は、12月15日（金）全国公開。