トミタ栞ワンマンで宇多田カバー&スネオヘアー提供新曲お披露目
-
ポスト -
シェア - 送る
「トミタ栞 もしも WORLD TOUR 2015 in JAPAN」アンコールの様子。
トミタ栞が9月27日に東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEにてワンマンライブ「トミタ栞 もしも WORLD TOUR 2015 in JAPAN」を開催した。
この公演は、ツアータイトルにちなんでライブ会場を「もしも航空」の飛行機内に例えて進行。オープニング映像では客室常務員に扮したトミタ栞がフライト(ライブ)の注意事項を読み上げるが、英語が苦手な彼女は「flight」を「ファイト」、「with」を「ワイズ」と読み間違えるなど冒頭からコミカルなキャラクターを発揮して会場の笑いを誘う。
そして赤く染めた髪の毛と、チェック柄のワンピースに身を包んだ本人が登場し、「大好き、さようなら」「HAPPY AND HAPPY」を力強い歌声で披露すると、フロアのボルテージは早くも上昇。最初のMCでは「こんなにお客さんが来てくれるなんてうれしい!」と笑顔で喜びを表し、「皆さん機内をどんどん揺らしてくださいね」と呼びかける。その後は夏の終わりにぴったりな「線香花火」や、トミタ自らがエレキギターを弾く「だめだめだ」、スキマスイッチの常田真太郎が作詞した「エ・ネ・ト・カ・ネーション」などを送った。
2度目のMCで彼女は、観客へのサプライズでライブ前日に髪を染めた話になり、ファンの反応のよさにうれしそうな表情を浮かべる。さらに「せっかくのワンマンなので新曲を持ってきました!」と言って繰り出したのは、スネオヘアーが提供したリリース未定の新曲「同じ空の下」。microKORGを一生懸命演奏しながら歌い上げ、ライブは中盤に差しかかる。ここでは「そろそろこの機体は横浜・みなとみらい上空にやってきました」と前置きして、自身が作詞したバラード「みなとみらい」で会場全体をしっとりとしたムードに染めた。
終盤では「何曲か続けて演奏しますが、超ぶっこんでいきます! すごいパートにしてきました! 皆さんまだ体力残ってますかー!?」と煽ってライブ定番曲「MONSTER GIRL」やセンチメンタル・バスのカバー「Sunny Day Sunday」、最新シングル「17歳の歌」など、アップテンポなナンバーを畳みかけるように演奏。大きな盛り上がりの中、本編を締めくくった。
アンコールでは、この日発売された新しいグッズTシャツに着替えて再登場。ファンによるカバー曲リクエストの中から選んだ、宇多田ヒカル「First Love」をアコギ1本で歌い上げ、大人っぽい一面を覗かせるトミタ。ラストはツアータイトルにも掲げた、自身作詞作曲の「もしもワールド」で2時間を超えるステージに幕を下ろした。
なお彼女はステージ上で、誕生日前日の2016年1月31日にホームタウンである神奈川・Yokohama Bay Hallにてワンマンライブを行うことを発表。
トミタ栞「トミタ栞 もしも WORLD TOUR 2015 in JAPAN」
2015年9月27日 渋谷duo MUSIC EXCHANGE セットリスト
01. 大好き、さようなら
02. HAPPY AND HAPPY
03. 線香花火
04. だめだめだ
05. エ・ネ・ト・カ・ネーション
06. 同じ空の下
07. RounD
08. ハレの日の結末
09. みなとみらい
10. 強がり太陽
11. マイペース
12. MONSTER GIRL
13. Sunny Day Sunday(オリジナル:センチメンタル・バス)
14. 17歳の歌
15. きらきら
<アンコール>
16. First Love(オリジナル:宇多田ヒカル)
17. もしもワールド
トミタ栞ライブ2016 ~今回のワンマンは誕生日の前日!~
2016年1月31日(日)神奈川県 Yokohama Bay Hall