金沢21世紀美術館の“プール”で知られるレアンドロ・エルリッヒ、過去最大の個展がまもなく開幕

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アート
2017.11.16

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『レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル』が、2017年11月18日(土)~2018年4月1日(日)にかけて、森美術館にて開催される。

レアンドロ・エルリッヒは、アルゼンチン出身の現代アーティスト。日本では、金沢21世紀美術館に恒久設置された《スイミング・プール》の作家として知られる。エルリッヒの作品は、視覚的な錯覚を用いて人の常識に揺さぶりをかけ、ふだんいかに我々が無意識のうちに習慣にとらわれて物事を見ているか、ということに気づかせてくれる。

本展は、東京におけるエルリッヒ初の大規模個展だ。新作を含む44点の作品を紹介し、その8割が日本初公開となる。彼の24年にわたる活動の全容に迫る内容だ。気になる方はぜひ足を運ぼう。

レアンドロ・エルリッヒ《スイミング・プール》2004年コンクリート、ガラス、水280 x 402 x 697 cm所蔵:金沢21世紀美術館撮影:木奥惠三画像提供:金沢21世紀美術館※参考図版

レアンドロ・エルリッヒ《スイミング・プール》2004年コンクリート、ガラス、水280 x 402 x 697 cm所蔵:金沢21世紀美術館撮影:木奥惠三画像提供:金沢21世紀美術館※参考図版

レアンドロ・エルリッヒ《精神分析医の診察室》2005年ソファ、本棚、机、椅子、カーペット、ガラス、照明のある同じサイズの2部屋サイズ可変展示風景:プロア財団、ブエノスアイレス、2013年撮影:Clara Cullen※参考図版

レアンドロ・エルリッヒ《精神分析医の診察室》2005年ソファ、本棚、机、椅子、カーペット、ガラス、照明のある同じサイズの2部屋サイズ可変展示風景:プロア財団、ブエノスアイレス、2013年撮影:Clara Cullen※参考図版

《試着室》2008年パネル、フレーム、鏡、スツール、カーテン、照明サイズ可変展示風景:イグアテミ・ショッピングモール、サンパウロ、2016年撮影 : Luciana PreziaCourtesy: Iguatemi Shopping Mall, Luciana Brito Galeria

《試着室》2008年パネル、フレーム、鏡、スツール、カーテン、照明サイズ可変展示風景:イグアテミ・ショッピングモール、サンパウロ、2016年撮影 : Luciana PreziaCourtesy: Iguatemi Shopping Mall, Luciana Brito Galeria

レアンドロ・エルリッヒ《シンボルの民主化》2015年インクジェットプリント145 x 100 cm

レアンドロ・エルリッヒ《シンボルの民主化》2015年インクジェットプリント145 x 100 cm

レアンドロ・エルリッヒ《建物》2004年リノリウムにデジタルプリント、照明、鉄、木材、鏡800 x 600 x 1,200 cm展示風景:104-パリ、2011年※参考図版

レアンドロ・エルリッヒ《建物》2004年リノリウムにデジタルプリント、照明、鉄、木材、鏡800 x 600 x 1,200 cm展示風景:104-パリ、2011年※参考図版

 

イベント情報
レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル

会期:2017年11月18日(土)~2018年4月1日(日)
会場:森美術館
http://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/LeandroErlich2017/index.html
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