Eins:Vier　2018年に再録ベスト盤リリース＆全国ツアーを発表

2017年に活動を再開したEins:Vierが、11月19日に目黒鹿鳴館で行なった1,568日振りのワンマンライブ『Eins:Vier One Man Live 2017 "Searching For Me"』のMCで、2018年春に再録ベスト盤のリリースと全国ツアーの開催を発表した。Eins:Vierのツアーは、2012年2月の『TOUR to the FLAT 2012』以来約6年ぶり、リリースは1998年の「Untitled」以来、実に20年ぶりとなる。

約4年ぶりの本公演は、緊張感と期待感が入り混じる中、HIROFUMI(Vo)、YOSHITSUGU(Gt)、Luna(Ba)の3人が揃い静かにそして力強く幕を開けた。

溢れ出す感情を全力で謳い上げるHIROFUMIがMCで「ようこそ聖地へ！　是非楽しんでいってください」と語るなど、ここ目黒鹿鳴館という場所が彼等にとって特別な会場である事、そして今日という日がいかに重要な1日であるかを印象付ける。エッジの効いた小気味良いカッティングとスペイシーなサウンドメイクでバンドの世界観を演出するYOSHITSUGU。そしてその二人をボドムでしっかりと支えつつも大きなグルーヴを生み出すLunaにサポートドラマーの岡本唯史を加え、現在進行形のEins:Vierが1,568日振りに見事に紡ぎ出される。

この日のセットリストは、代表的な曲を筆頭に通好みの選曲で、彼等を良く知るファンにとってはこの上ない楽曲で構成されていながらも、今この時この瞬間のEins:Vierが濃縮されたものとなっていた。

そしてアンコールでLunaが再録ベスト盤リリースと全国ツアー開催発表をアナウンスすると、会場を埋め尽くしたファンから大きな歓声が上がった。

『Eins:Vier Tour 2018 "Searching For You" Final』と題した全国ツアーは、3月17日18日の目黒鹿鳴館2daysを皮切りに全国7都市12公演。先行抽選予約はオフィシャルHPにてワンマンライブ直後より受付が開始されている。詳しくはオフィシャルHPを参照のこと。

4年の沈黙を破り動き出したEins:Vier。今後も継続的な活動なのか否かは現時点では判らないが、バンド再結成後最もアクティブな一年となる予感がする2018年は彼等から目が離せない一年になりそうだ。