コブクロ、25万人を動員した全国ツアーを完走 初導入のLEDリストバンドでさいたまスーパーアリーナが光に包まれる

レポート
音楽
2017.11.27
コブクロ

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コブクロが、全国14都市30公演、25万人を動員した全国ツアー『アサヒもぎたて presents KOBUKURO LIVE TOUR 2017 “心”』のファイナル公演を、11月25日、26日の2DAYS、さいたまスーパーアリーナにて行った。

京セラドーム大阪と、さいたまスーパーアリーナ公演では「お客さんの出来るだけ近くに行きたい」という2人の想いから、360°どこからでもコブクロを近くに見ることができる、センターステージ。ツアーファイナルのさいたまスーパーアリーナは、21130人のオーディエンスで超満員に埋め尽くされた。

コブクロ

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今回のツアーのコンセプトは、シングル「心」が軸にありながらも、とにかく自分たちの好きな事、今やりたい事を詰め込んだ自由なツアー。1曲目から、昨年のツアー『KOBUKURO LIVE TOUR 2017 “TIMELESS WORLD”』の本編最後に演奏していた、ツインギターソロのフレーズをイントロに入れ込み、今回のツアーの為に書き下ろしたアップテンポなCD未収録の新曲「君になれ」を披露。昨年のツアーとの繋がりを感じさせ、ファンからは歓声が上がり会場を驚かせた。

19年前の結成当時から、まず新曲が出来ればストリートで目の前のファンに披露してきた。これが、まさにコブクロ流といえるだろう。続いて、シングル曲「虹」「君という名の翼」、現在もCM放送中のロッテ ガーナチョコレートCMソング「tOKi meki」を披露し、オープニング4曲を駆け抜けた。

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MCで小渕は、「ファイナルへようこそ、コブクロでーす。ファイナルを応援しに駆けつけてくれてありがとう。」と30公演のファイナルに感極まる様子。黒田は、「今日は良いライブになると思いますよ。小渕さんファイナル感ハンパないです、サンシャイン池崎感ハンパないです。」と振ると、小渕が「イエーイ!!」と、モノマネをし、コブクロらしい掛け合いで、オープニングから会場が笑顔に包まれた。今回のツアーでコブクロは、LEDリストバンドのツアーグッズに初挑戦。4パターンに変わるライト演出で、会場が光に包まれ楽曲に合せて色を変え、会場が一体となった。

続いて、「紙飛行機」では、ハート型の紙飛行機が天井から降り、必至に紙飛行機を追うファンの様子が非常に幸せそうであり、会場全体を温かい雰囲気に。アサヒもぎたてCMソングとしてオンエア中の「SUNRISE」では、LEDリストバンドを赤にし、センターステージが太陽に囲まれるように会場を赤く染めていた。最新シングル「心」のカップリング曲「HELLO, NEW DAY」では、今までの雰囲気から一遍、黒田の低音の声でクールに歌い上げ、レーザーの演出でとてもカッコイイムードに。

そして最新シングル「心」の後半では、マイクを離し、アカペラで生声を届けると、2万人以上の観客が、スタンディングオベーションとなった。深くお辞儀をし、感極まる2人の姿に、更に観客も拍手を続け会場は最高潮の雰囲気に。小渕は、「30公演“心”を歌ってきて、今日完成したなと思った」と、ファイナルの手ごたえを語った。

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その後、コブクロ恒例のロングMCコーナーに。すでに燃え尽きた様子の黒田は、ステージに座り込み、「デニムの中から足が溶けていってる。2017年 黒田俊介 完。」と笑いをそそった。

続いて、来年春から開催する全国ツアーを告知。ツアーでは初チャレンジとなる小渕のギターのみの演奏で全曲を披露する、小渕と黒田2人きりで全国を回る事と、11/27(月)から、このツアーで聴きたい曲のリクエストを、ファンの皆さんから募ることも告知した。

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アンコールでは、真っ白なLEDで輝く中、昨年のヒット曲「未来」を熱唱し、客席を魅了。最後は、代表曲「轍-わだち-」で会場を盛り上げ、後半コール&レスポンスで会場と一体となり大歓声の中、ツアーファイナルは幕を閉じた。

2018年9月には、結成20周年を迎える。

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【セットリスト】
1. 君になれ
2. 虹
3. 君という名の翼
4. tOKi meki
5. 紙飛行機
6. SUNRISE
7. HELLO, NEW DAY
8. LIFE
9. 夏の雫
10. 流星
11. Starting Line
12. 蒼く 優しく
13.心
14.白雪
15.memory
16.神風
17.ストリートのテーマ
18.未来
19.轍-わだち-
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