カイワレハンマー×AmaryllisBomb×JENNI 座談会 ライブ、新作リリース、活動再開――怒涛の2017年を振り返る

インタビュー
音楽
2017.12.5
カイワレハンマー

カイワレハンマー

――カイワレハンマーは、12月6日にシングル「【閲覧注意】セカンドシングル出してみた結果www」をリリースしますね。

BEMA:まあ、そっちが「気分上々」であれば、こっちは「自由奔放」にやろうかなって。

ゆうこん:お、韻を踏んでる。完全に踏みつけられた。

サグワ:いや、これは前もって考えてきたと思うから(一同笑)。

BEMA:まあ、2曲あるんですけど、1曲目の「【予想外】もう無理です…」は、俺たちラッパーだけどクラブ怖くて行けませんっていうやつで。それはimigaが2ndアルバムを作るときに、そういう曲をやりたいって言ってたんですよ。

imiga:トラックがアッパーチューンでクラブっぽい感じだったから、それをやろうって。

BEMA:で、2曲目の「【ありがとう】これからも」は、SHOCK EYE from 湘南乃風さんとの共作になってます。

imiga:「COME BACK」と「HOME」を足して2で割ったようなコンセプトにしてほしいっていう話が来たんですよ。それをどうしようかなと思ってたんですけど、その前日だったかな。雑誌の取材で「YouTubeで活動するうえで、昔の友達は必要か?」っていう質問があったんですよ。

BEMA:お前そこから考えたの?

imiga:そう。で、昔からの友達とか、ネット以外のリアルな友達は絶対に必要だって答えたんですけど、それをコンセプトにそのまま持って行って。

BEMA:それでコンセプトを「地元の友達」にしたんですよ。でも、地元の友達ってどう?って言われて、お前友達少ないのに大丈夫?って(一同笑)。まぁ、俺はいいけどって。
歌詞を書くのはなかなか苦労しましたね。1曲目は、俺、いつもはフロウ先行で、それにあう言葉をはめていく感じだったんですけど、ちょっとそれに飽きたなと思ったんで、今回は先に歌詞を書いて、後からフロウをつけるっていうやり方をしたから全然スタイルが違う感じになりました。

imiga:僕は昔から歌詞を書いてからフロウをっていうやり方なんですよ。たまにフロウからっていうときもあるんですけど。でも、サビを書くときは絶対にメロディ先行です。鼻歌で歌って、それにあわせて歌詞を書くっていう。

AmaryllisBomb、JENNI

AmaryllisBomb、JENNI

――AmaryllisBombは歌詞ってどういう感じで書きます?

ゆうこん:僕は結構まちまちですね。トラックによって言葉が先のときもあれば、フロウが先に出てくるときもあるし。意識してこっちで合わせようっていうのは、逆にできないです。あんまりやったことないっていうか。

サグワ:俺はそんなこと考えたことなかったなぁ。もう、書きたいことを書きながら、乗せながら書きながら、みたいな(笑)。けど、言いたいことは頭にあるんで、どれで韻踏めるかなって。

ゆうこん:携帯片手に、立って揺れながらね(笑)。

サグワ:そうそう(笑)。音を取りながら書いてっていう。

ゆうこん:全身で書く感じですね。

――では最後に、今後の予定についてお聞きしていこうと思うんですが、AmaryllisBombは12月10日にZepp DiverCityでワンマンライブ『AmaryllisBomb One-Man~That's Bomb~』を行ないます。ここへ向けて走ってきた1年だったと思うんですが、差し迫って来てますね。

ゆうこん:来てほしくないですね(苦笑)。もうちょっと曲を歌い込みたいんですよ。完璧な状態で挑めるように。だから今は焦りと緊張とプレッシャーと戦ってます。

サグワ:俺は、Zeppのことについて考えるときは考えるんですけど、それ以外のときはなるべくあんまり意識せずに過ごしてる感じですね。緊張しちゃうんで(笑)。だから今はいろんなものを見て、感じて、それを繋げられたらなって。

――ちなみに「気分上々↑↑↑ YUTORI re:mix」はやります?

ゆうこん:やります!

――となるとJENNIさんも出演されると。

JENNI:正直、私なんかがお邪魔してもいいんですか……?っていう気持ちがあるんですけど。

ゆうこん:じゃあやめとくか(笑)。

JENNI:いや、「出るならやるよ?」っていう強気なところもあるんですけど(笑)、そういう気持ちもあって。とにかくお2人の晴れ舞台なので、盛り上げられたらいいなと思ってますね。

サグワ:まぁ、頑張ってもらおうか。

ゆうこん:しんどかったらやめてもいいからね(笑)。

JENNI:やる! 全然やる。

サグワ:あと、会場限定でワンコインCDを発売するんですけど、結構いい感じなんじゃないかなと思っていて。

ゆうこん:うん。僕ら的には気に入ってますね。

サグワ:そちらもチェックしてもらえると嬉しいです。

――JENNIさんは来年1月27日に恵比寿CreAto、2月25日に梅田Zeellaでワンマンライブをされると。まだ来年なのでそこまで実感はなかったりします?

JENNI:まだそんなにないんですけど、もういろいろやっていかないと……っていう感じにはなってきているので、ここからエンジンかけていこうかなと思います。

――どんなライブになりそうですか?

JENNI:前のライブは、カバー曲と自分の少ない持ち歌でやったんですけど、曲を制作していて、新しい曲を披露しようと思っていますね。また今までとは違うジャンルの曲もやると思います。

BEMA:「Red Hood」やる?

JENNI:やります!

BEMA:その曲、僕が作詞した曲なんで(一同笑)。そちらもチェックしてください。

AmaryllisBomb、JENNI

AmaryllisBomb、JENNI

――そして、カイワレハンマーは『TOUR2017-2018 ~配達ガワリノ挨拶マワリ~』のツアーファイナルを、2月18日に豊洲PITで行なわれると。

BEMA:まだちょっと先ですけど、ツアーやりながら、これをファイナルでやりたいなっていうアイデアは結構出てきてますね。イメトレはしてます。

imiga:この前ちょっと打ち合わせをしたんですけど、逆に僕はまだ何にも考えてないですね。

――まだちょっと時間がありますからね。

BEMA:あと、豊洲の前の大阪と名古屋のハコも結構デカいんで、そこもしっかりやりたいし、地方に来てくれた人も豊洲に来てほしいなって。そのために俺らはずっとやってきたし。今回のツアーって、同じライブを一回もしてないんですよ。セットリストもMCも全部変えてやっていて。

imiga:だんだんMCのネタがなくなっていくんですよ(苦笑)。結構大変で。

ゆうこん:ゲストもいろいろ呼んでたりしてたよね?

BEMA:そう、2人には甲府に来てもらって、JENNIは2回来てくれて。

サグワ:あと何公演あるの?

BEMA:あと6か(取材は11月中旬)。でも、そのあとに追加公演があるんです。豊洲明けに、ツアーで行った地方の中で俺らが一番いいなと思った場所に帰るっていう。そういうのもあるんですけど、これまで毎回違うことをしてきたツアーの中で「PITの方がマジでやばいから」っていうのは言ってこれたんで、来てくれたらなって。後悔はさせないんで。


取材・文=山口哲生 撮影=大橋祐希

カイワレハンマー、AmaryllisBomb、JENNI

カイワレハンマー、AmaryllisBomb、JENNI

 
ライブ情報
AmaryllisBomb One-Man~That's Bomb~​
2017年12月10日(日)
Zepp DiverCity (TOKYO) 


TOUR2017-2018 ~配達ガワリノ挨拶マワリ~
2017年12月17日(日)fukuoka BEAT STATION 
2018年1月19日(金)名古屋DIAMOND HALL
2018年2月12日(月・祝)大阪・ZeppNamba
2018年2月18日(日)東京・豊洲PIT

東京ワンマンライブトーキョージェニーリゾート
2018年1月27日(土)
恵比寿クレアート

 
大阪ワンマンライブユニバーサルジェニージャパン
2018年2月25日(日)
梅田Zeella

 

リリース情報
▼カイワレハンマー
シングル「【閲覧注意】セカンドシングル出してみた結果www」
12月6日リリース

▼AmaryllisBomb×JENNI
シングル「気分上々↑↑↑ YUTORI re:mix」
好評発売中
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