jealkb、メジャーデビュー10周年の集大成となるワンマンライブを開催「俺達じゃない、お前らが成功させてくれた」

レポート
音楽
2017.12.27
jealkb

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haderu=田村淳(ロンドンブーツ1号2号)率いるビジュアル系ロックバンド・jealkbが、12月22日(金)Zepp DiverCity Tokyoで開催したワンマンライブ『“TARGET”2017』のライブレポートと、ライブ後のコメント・インタビューが到着した。


音楽は、評論されるものではないと私は思う。

しかし。世の中というのは、何ごとに対しても評価に流されやすい傾向にある。その評価が良い場合でも、悪い場合でも。数の多い方の意見を信じがちであり、自分の目や耳で確認したわけでもないのに、みんなが“良い”と言うものに対しては、批判的な意見を言いづらくなったりもする。

それは、音楽だけに限らず、映画や絵画にも当て嵌まることなのかもしれない。しかし、それはあくまでも、それを知るきっかけ程度に思っておけばいい。ちゃんと自分と向き合って、ただただ楽しいと思えること、カッコイイと思える自分自身の感性に正直になれば、そんな評論や評価に惑わされることなく、己自身も見えてくるものなのだと思うのだ。情報が溢れかえっている昨今、簡単に与えられるようになってしまった知識や、他人に埋め込まれた評価は、本当に自分が求めていたものなのか? という疑問すら奪ってしまっている様に思う。

もっともっと、自分の好きなモノには貪欲になるべきだと思う。その先には必ず手放しの楽しさが待っているはずだから。

まさしく。jealkbは、そんな手放しの楽しさを貪欲に手に入れてきた列記としたロックバンドだと私は思う。そして、そんなjealkb を支持するジュアラーと呼ばれるファンたちも、自分達が見聴きした真実しか信じず、本当に自分が心の底から好きだと叫べるバンドの音に巡り逢えた幸福感と、彼らと一心同体になってjealkb という音楽を盛り上げようとする深い絆を得た者たちであると感じる。

故に、jealkbのライヴには、他のバンドにはない一際熱い一体感が存在するのである。

ヴォーカルのhaderu(ロンドンブーツ1号2号 田村淳)を中心に、お笑い芸人という職業を持ちながらも、真摯に音楽を続けてきている彼らなのだが、どうしても “芸人のやっているバンド”という見られ方をし、軽視されている節があったことから、結成から12年という歴史の中では封印とまではいかずとも、お笑いの要素を前面に押し出すことなく純粋なロックバンドとして活動してきた時期もあったのだが、ロックバンドとしての実力をしっかりと身に付けたここ最近では、導入部分で書いたような“評論”や“評価”や“批判”を恐れることなく、堂々とライヴの中にお笑いの要素を盛り込み、jealkb にしか出来ないサウンド感とパフォーマンスを用いた独自のライヴの楽しみ方を次々に生み出している。

そして。2017年12月22日。結成から12年、メジャーデビューから10年。彼らはこの日、自己史上最大キャパとなるZepp Diver City のステージに立った。正直なところ、1,000人を越える収容キャパを持つ大箱でのライヴは、今の彼らにとってはまだ、少し背伸びが必要であった。しかし。次のステップへと歩みを進める上での背伸びは、必要不可欠なもの。その背伸びがあってこそ、人はそこに追いついていくものなのだ。

彼らがZepp Diver City に挑んだのも、その先にある、結成当初からの夢でもある武道館へと近づくためのステップアップなのである。そんな彼らのステップアップを後押しするため、多くのジュアラー(ファン)が、この日を告知するビラを持って様々なバンドのライヴに出向き、終演後にビラ配りをしていたのである。彼らの音の良さを深く理解したこのファンたちの想いこそ、本当に信用できる、信頼できるjealkb の“評論”であり“評価”であると感じた。

この日、jealkbの公式応援団長として、客席で“サクラ”となって盛り上げることをパートとするsakuraが前説でステージをあたため、ステージに張られた紗幕に、歴代の集合写真が映し出された後、1曲目に置かれた「OKK-17」のイントロを合図に、その紗幕が一瞬にして取り払われる形でライヴはスタートした。

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ステージに現れたhaderu、hideki、ediee、sapoto、dunch、elsaは、デジタル色の強いロックナンバー「OKK-17」で攻め立てると、オーディエンスをド頭から一気にライヴへと引きずり込んだのだ。そして、そこから間髪入れずに届けられたのは11月22日にリリースされたニューシングルのカップリング曲「silver」を届けた。「silver」は、2016年から正式メンバーとして加入した下手ギターのsapotoの作曲ナンバーである。jealkbの楽曲のメインコンポーザーはこれまで、リーダーでありドラムのelsaであったのだが、結成当初からjealkbのサウンドを陰で支えてきたsapotoが正式メンバーとして加入したことで、確実にその振り幅は広がったと言える。現に、この曲のド頭に設けられたギターのフィードバックは、これまでのjealkbにはなかった色なのだ。そして。さらに注目すべきは、この楽曲に乗る歌詞である。作詞はhaderuが担っているのだが、この曲では、高齢化社会のことが歌われているのだ。言葉を扱う立場である“田村淳”が感じる現代が落とし込まれた歌詞である。haderuは、“超高齢化社会”にかけ、“チョコレートが甘いっていうくらい当たり前のことを、みんなが素通りしてる”という歌詞に落とし込んでいったのである。elsaの生み出す、なかなか表現出来ない“簡単でカッコイイ”美メロかつポップなロックと、haderuが描き出す社会派な歌詞というjealkbの基盤は、sapotoの正式加入によって、さらに絶対的なポテンシャルとなったと、この日、改めて感じた。彼らのライヴが楽しい理由として、sakuraが担う“サクラ”という他のバンドにはない担当がある様に,“振り付け先導師”という他のバンドにはないパートを担うhidekiのパフォーマンス力が上げられる。

この日も、hidekiが振り付けを先導し、オーディエンスがその場で徐々に左右、さらには後ろ向きになって躍る振りが付けられている「Packya Ma Lad」で盛り上げた。この曲ではhaderuが、集まったすべてのオーディエンスが振り付けをやるまで何度も煽り、その都度曲を途中で止めるというタブーを連発。そんなhaderu の暴走に、ツッコミやボケを入れた、さすがの合いの手で対応しながらオーディエンスを先導していったのだった。

雷音と「オペラ座の怪人」のSE が流れ、それまでのライヴの流れが方向性を変えた中盤では、なんと、今から7年前に一時的に脱退した(本業のお笑い芸人としての活動に専念するため)キーボードのchaosと下手ギターのmoftoがステージに登場したのである。そして、インディーズ1stシングルだった「metronome」を、結成当初の完全体で届けたのだった。

jealkb

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この場面には結成当初からのファンたちが悲鳴のような声を上げた。このライヴの成功を心から願い、支えたファンたちへの、彼らからのプレゼントでもあったに違いない。

ここでは、当時のライヴの恒例でもあったchaosの『あいうえお作文』やmofto の即興ソングも披露され、古くからのファンを楽しませたのだが、ここで分かったのは、chaosとmoftoの存在を知らないというファンも多く居たということだった。しかし、それは、彼らが一時的に脱退してから7年という歳月の中で、新たにjealkb の音と出逢ってくれた人
が居たという証拠でもあったのだ。

完全体で届けられたメジャーデビュー曲「誓い」では、haderuが溢れ出る涙を押し殺しながら歌っていたことも、そっと付け足しておこう。

さらに、彼らにしか出来ないライヴの魅せ方を突きつけられたのが、「タルトタタン」と名付けられた楽曲が届けられた瞬間だった。この曲は、人気曲を生み出すメロディメーカーであり、バンドのマスコット的存在でもあるediee作曲なのだが、“あまりメンバー的に気に入っていないから”という設定で、イントロだけ届けられるというものだった。「でも、次のライヴではもしかしたらサビまでやるかもしれないし。だから、続きが聴きたかったら、また次のライヴにも来なくちゃいけないっていうこと。それがjealkbのやり方です(笑)」(haderu)いちいち、“さすが”である。

そして、後半のMCでは、dunchが、結成からの道のりや、ジュアラーと一緒にビラ巻きをし、やっとこの日を迎えられたことへの想いを涙ながらに語るという場面もあった。

jealkb

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彼らjealkbは、冒頭にも書いたとおり、スタート地点が0ではなく、マイナスからであったということが大きいのだろう。しかし、今ではそれを逆手に取り、誰も真似することのできない唯一無二の位置を築き上げたと言っても過言では無い。

“サウンド面をしっかりと固めなければ、ただのお笑いバンドになってしまう”という意地も手伝い、音楽に向き合う全員の気持ちはとても真摯であった。しっかりと地盤を固めたという手応えを感じたのだろう。MCでは“いちいち、さすが”なネタで会場を笑いに包み込みながらも、楽曲を届けるときには、楽器隊はふざける事なく最高のサウンドを届け、歌詞では他にない、これもまた、“さすがな語意力”でメッセージを伝えていく。
この日も、そんなメリハリのある、実に気持ちのいいライヴだった。
“果てしなく続くこの道 歩きつかれ溢れる涙 埋もれた地図を見つけても開けなくて 震える足をただ見ていた”
この日の最後に届けられた「WILL」の歌詞である。
ラストに届けられること多いこの曲だが、この日はまた、特別胸の奥に突き刺さってきた気がした。
まだ、世の中の多くの人達が、jealkb というバンドの存在を知らずにいるだろう。もっと認められていいはずの音を歌詞として綴られた言葉が燻っているのが正直悔しい。

メジャーデビューから10 年。こんなにも長く、こんなにも素晴しい仲間(ファン)を惹き付ける力を持ちながら、こんなにも素晴しい音を長く放ち続けて来ているのに。もっと多くに知ってもらいたいという想いが大きく、やはり今も悔しさは拭いされないが、どうやら彼ら自身の足は、揺るぐことなくしっかりと地面に着いている。
“繋いだ手はもう二度と離さない 僕はそばにいるよずっと 二人の地図を開こう”
そう結ばれる「WILL」の歌詞は、この日、この先もずっと長く続け、いつか目標である武道館に立つことを改めて約束してくれた彼らの想いを代弁してくれていたものであったと感じた。
haderu、hideki、ediee、sapoto、dunch、elsa、chaos、mofto、sakura。こうして完全体として同じステージに立つことができたのも、それぞれが信じて続けてきたからこそ。

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まさに、この日のライヴは、楽しいことももちろん、サウンドが最高であったことももちろんでありながら、人間が生きる上で1 番大切な、“やり続ける意味”を教えてくれた気がした。
そして。願いは1つ。いつか、彼らと共に、屋根の上に光る大きな玉ねぎの下へ——。

Writer 武市尚子

■ボーカルhaderu&hideki アフターライヴインタビュー

■haderu コメント

感無量です。正直、こんなに集まってくれると思わなかったんで。も発売してから、そんなに直ぐには動きがなかったからね。ビラ配りとかをみんなが本当に一生懸命にやってくれて、この日を成功させることが出来ました。本当に感謝しています。でも、ここがゴールじゃないから、次のステップに進むためには、もっともっと頑張らなくちゃなって。ある意味、自分達でハードル上げちゃったなって思っていて。

でも、2017 年にやってきたこと(※対バンライヴや台湾のロックフェスにも参加)を確実に形に出来たと感じる、集大成的なライヴに出来たと思うし。昔の曲をやってても、昔よりもすごく厚みが出たなって感じることもあったからね。あと、chaosとmoftoと一緒に出来たことも本当に嬉しかった。そこでお客さんに統計を取ったら2人を知らない人がた
くさん居て、新しい人が増えてるんだ! って思ったら本当に嬉しいことだなって思えたしね。新しい自分達の越えるべき壁も見えたし、2018年の目標も持てたんで、この先も全力で頑張っていきたいと思います!

■hideki コメント

いやもぉ、このライヴは本当にいろいろなドラマがあったなと。haderu も涙した意味もすごく分かるしね。「誓い」というメジャーデビューした曲を、こうして10 年経った今も歌えるっていうのは、本当に感無量だなと。前メンバー含め、sakuraもsapotoも入れての9人っていう体制でメジャーデビュー10年という年に、Zepp Diver Cityという場所でライヴができたことを、本当に幸せに思います。全員がルミカを持って客席を照らしてくれた光景にも、本当に感動しちゃって、グッときちゃいましたね。みんなそれぞれに感動のポイントがあったライヴだったと思うけど、純粋に楽しいと思えた場面もいっぱいあったから、ライヴとしても本当に素敵な時間を作ることが出来たと思ってます。この日初めてjealkbのライヴを観てくれた人も多かったと思うので、そういう人たちにも、ずっとjealkbを応援し続けてきてくれてる人達にも、この先も、もっともっといい景色が魅せられるように、ここから繋げていけたらいいなと思ってます

■楽器隊アフターインタビュー

——sakuraの前説からライヴが始まっていく感じも、久々ですごく良かったね。

sakura:そうなんですよね、最近は年に1度お邪魔するくらいになっているんで。でも、今回のライヴでは久しぶりに客席に降りて、ファンの人達の中に入って一緒に盛り上がりましたからね! 僕、dunchファンっていう設定なんですけど(笑)、この日、客席から本気でdunchコールしましたからね!
dunch:久しぶりにdunchコール聞けてめっちゃ嬉しかった! でもね、なんかめちゃめちゃ恥ずかしかった(笑)。黄色いペンライトが俺のファンらしいんだけど、客席で黄色いペンライト持ってる人を見かけたことがないからさ(笑)。ほぼ肉眼で確認できたことがない。
一同:(爆笑)
sakura:いやいや、大丈夫! 俺というdunchファンが居るから!それとね、久々だからこそ分かることもあったんだけど、本当にすっごい新しいお客さんが増えてるなぁって思ったよ。初めましてのジュアラーも何人も見かけたからね。
dunch:そうだね。本当にそれは感じたよね。
chaos:最初ステージに出て行ったとき、“誰?”っていう感触もちょくちょくあって(笑)。
mofto:そうそう(笑)。でも、それってjealkbにとっては、すごく嬉しいことなんだなって思ったけどね。
dunch:いやいや、でも、そういうchaosとmoftoの進化もすごかったけどね!こういうキャラだったっけ?って思ったくらい、すごく際立ってて、会わないうちに進化したな!って思ったからね。
chaos:いや、本当にライヴの力ってすごいですよね! 俺、あの「オペラ座の怪人」のSEに引っ張られて、お客さんに向かって“かかって来いよ、てめぇら!”って叫んだんですけど、そんなこと、昔も1回も言ったことなかったですからね(笑)。
ediee:いやいや、あそこ、俺、マジで鳥肌立ちましたもん! “すげぇ! カッコイイ〜っ!”って叫びそうになったくらい。
一同:(爆笑)
elsa:でも、初めて観たお客さんも、2人の登場場面はすごく楽しんでくれていたと思うよ。“あ、こんな知らなかった歴史があったんだ!”って思って、余計に掘り下げて知ってみたくなってくれた人達が、たくさんいたと思うからね。

——古くからのファンは、みんな泣いてたね。

ediee:そう! 泣いてた泣いてた! あぁ、嬉しいんだなやっぱり。って思ったら、なんか本当にこっちまで胸が熱くなっちゃって。
elsa:俺の位置からもすごく泣いてるお客さん見えたよ。号泣してた子もいたからね!
chaos:でもね、moftoがすごく緊張してたみたいで、俺が“さぁ、かかっておいで!”って言ったのを合図に曲が始まる予定だったのに、“さぁ、かかって”まで言ったら、もうmofto がギター弾き始めちゃったんですよ!
mofto:あははは。そうなのそうなの(笑)。緊張しちゃって、気持ちが前のめりになっちゃって(笑)。でも、ちょいちょい差し込んだネタが古かったね(笑)。志村けんさんの“変なオジさん”とか、新しくファンになった若い子は、“何それ?”っていう顔してたのをちょいちょい見かけた(笑)。時代は流れてるんだなと(笑)。
一同:(爆笑)
chaos:けど、本当にメンバーのおかげで、またこうやってステージに立たせてもらって一緒にライヴできて、本当に幸せを感じました。
mofto:本当に嬉しかった。
elsa:みんな、また完全体なjealkb を観たいって思ってくれたと思うよ。
ediee:本当にそう思いますね。まさかだったと思いますからね。
mofto:半分くらい僕等のこと知らないファンでしたからね。やるな、って思いましたよ。
一同:へ?
mofto:(メンバーに向かって)やるな、オマエらって。
一同:上からだなぁ〜(笑)。
chaos:でも、本当に2人ともめちゃめちゃ緊張してたんですよ! 本当に久しぶりだったんで! だから、ステージでどういうパフォーマンスしたらいいかドキドキだったんですよ。多少感覚を忘れちゃってる部分があったんで。そしたら、dunchとかedieeとかがキーボードのところに寄って来てくれて、それが本当にすごく心強かったし、リラックスできたんですよ!moftoは1回も来なかったですけどね!
一同:(爆笑)
mofto:いや、だから、それどころじゃないんだって! 自分も必死だったんだから(笑)! 僕はもう、縦の動きしか出来なかったですからね! 前に出て、そのまま下がる。これしか出来なかったのが反省点です!
一同:(爆笑)
elsa:いや、でも、2 人とも即興はすごいなと思ったよ。さすがといえば、sapotoだよね! あそこでいきなり即興でなんか弾けっていわれてもなかなか弾けないよ!
sapoto:いやいや、でも、さすがだなって思いましたよ、本当に即興なのに、あそこまで歌詞乗せて歌えるって、なかなか出来ないと思うから。
mofto:やるな、って思ったでしょ。うん。そう。そうなんだよね。うん。うん。
chaos:オマエ、見切り発車はやめろよ(笑)! ちゃんと頭の中で考えてから発言しろ(笑)!
sapoto:やっぱり、ちゃんと真剣に音楽やっているところを魅せた上で、こんなに楽しいこともやっちゃうんだよ! ってところを見せていかないと、説得力がないというか。ただのふざけたバンドで終るのは絶対に良くないと思うからね。でも、そういう意味では、本当に楽しいライヴが作れたんじゃないかなと思いますね。

——haderu も言ってたけど、この先のハードルを自分達で上げちゃったかなって。

ediee:でも、越えられるんじゃないかな、俺たちなら。
chaos:まぁ、ハードルってそういうもんだもんね。
mofto:やるなって感じだよね。
一同:(爆笑)
elsa:でもさ、やっぱ、最初にステージをあたためてくれるsakuraの存在もすごく大きいなって実感したよ。
mofto:ホントホント。あれがなければもっと盛り上がったのに。
sakura:じゃかましぃわっ,オマエは!
一同:(爆笑)
chaos:でもね、本当に今回すごく思ったのが、後ろにelsaが居てくれ
るっていう安心感。
elsa:オマエ、1回もライヴ中に目会ってねぇぞ(笑)!
chaos:いやいやいや、感じてんですよ、音で(笑)。それに、本当にちろちろ見てたしね(笑)。elsaとdunchがしっかりと低音を支えてくれているからこそ、安心してそこに乗っかれるし、ギターもsapotoがしっかりとリードしてくれてるから、本当にすごく厚みが出てて、本当にいいバンドになったなぁって、ジーンとしちゃったんですよ。
sapoto:でもね、moftoは確実にハードル下がってたね〜(笑)。弾いてないから、ギターの腕が鈍ってた(笑)。
mofto:そうそう、sapotoは俺のギターの先生だからね! 昔、jealkbを始めたばっかりの頃から、ずっとsapotoに教えてもらってて。
sapotoが居なかったら、バンドの中でギターを弾ける様になってなかったからね。その頃から振り返ると、随分と歴史を重ねたバンドになったんだなって思うよ、jealkbも。ホント。やるな。
dunch:だから、上から過ぎるんだよ(笑)! でも、本当にジュアラーのおかげですごく盛り上がったライヴになったし、こうして完全体でまたライヴが出来たことが本当に嬉しかったんで、また、こうやって一緒にライヴが出来たらいいなって、改めて思いましたね。ずっと掲げてきた目標をいつか叶えられる様に、この先も頑張っていきたいと思います! 本当にこの日を支えてくれたファンのみなさん、スタッフのみなさん、メンバー、ありがとうございました!
elsa:2018 年もどうぞよろしくお願いします!

Writer 武市尚子

■セットリスト
01. OKK-17
02. Silver
03. Liberty
04. System
05. 嘆きのエンドレス
06. 虚無感狂想曲
07. Packya Ma Lad
08. メドレー「metoronome」
09. メドレー「恋傷」
10. メドレー「body friction」
11. メドレー「Julia」
12. 誓い
13. Water Color
14. 閉塞
15. A ray of hope
お遊び 「タルトタタン」
16. R-P-S
17. ASTROMEN
18. FIRE BIRD
19. 堕落
20. try and error
21. Reverse Bonti
22. Sadistic Maria
23. Fight for a renovation
アンコール
01. WILL
02. 天誅☆
03. shell
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