石井慧も参戦！ 桜庭和志が打撃なしの新格闘技イベント『QUINTET.1』開催

格闘家の桜庭和志が、新たなグラップリングイベント『QUINTET（クインテット）.1』を4月11日（木）に両国国技館で開催。北京オリンピック柔道100キロ超級金メダリストの石井慧らが参戦する。

グラップリングとは、パンチや蹴りといった打撃技を排除し、投げや関節・絞め技などの組み技でのみ戦う総合格闘技。『QUINTET.1』は1チーム5人の団体戦で行われ、勝ち残った選手が次の対戦相手を迎える抜き試合となる。まだルールは確定していないというが、打撃技禁止のほか、総体重430㎏、10分1本勝負（体重差が20㎏以上あるときは5分1本勝負）、無差別級、ラッシュガード着用などが提示されている。

現時点で参戦が決まっているのは、桜庭和志が率いる「HALEOドリーム」、石井慧が率いる「JUDOドリーム」、グレゴー・グレイシーが率いる「POLARISドリーム」、リトアニアを中心にサンボ選手を集めた「SAMBOドリーム」の4チーム。「HALEOドリーム」には、元UFCヘビー級王者のジョシュ・バーネットのほか、所英男、中村大介、マルコス・ソウザが加わる。「JUDOドリーム」にはシドニーオリンピック柔道60キロ級銀メダルのチョン・ブギョン（韓国）、01年世界柔道選手権90キロ級3位のユン・ドンシク（韓国）の参加が決まっている。

『QUINTET.1』開催のために新会社を立ち上げ、その代表となっている桜庭和志は、「2018年は私がプロデビューしてから四半世紀、25周年になります。その区切りの年に、私はこれまでの経験を活かした新たなスポーツイベントを立ち上げることを決意いたしました。（中略）新イベントは、日本に留まらず世界展開を前提にしたグローバルコンテンツとして発展させていく所存です」と語っている。