歌川広重による晩年の名品『名所江戸百景』全120図を展示、没後160年を記念

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2018.3.5

展覧会『広重 名所江戸百景』が4月1日から東京・原宿の太田記念美術館で開催される。

同展は歌川広重の没後160年を記念して行なわれる。太田記念美術館は約2600点の広重作品を所蔵しており、今年はコレクションを中心に選りすぐりの展示を実施するとのこと。

『広重 名所江戸百景』で展示される『名所江戸百景』は、『浅草金龍山』『亀戸梅屋舗』『大はしあたけの夕立』など誰もが一度は目にしたことのある名品を含むシリーズで、広重が亡くなるまでの3年で制作した晩年の代表作。目録、弟子による作品を含めた120図からなる大作でもある。同展では前期と後期に分けて全点を展観する。太田記念美術館では保存状態も良好なこと、摺りも広重の意図が反映された早い時代のものであることも見どころだ。

学芸員によるスライドトークも随時開催されるほか、若手研究者講演会も催される。詳細はオフィシャルサイトを確認しよう。

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