ショパン国際ピアノコンクール、小林愛美ファイナル進出

2015.10.18
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小林愛美、ファイナルへ

小林愛美 3次予選の演奏より

5年に一度開催される世界で最も権威のあるコンクールといっても過言ではないショパン国際ピアノコンクールがポーランドのワルシャワで行われている。

過去の優勝、入賞者にはポリーニ(1960年 第1位)、アルゲリッチ(1965年 第1位)のほか、日本人では中村紘子(1965年 第4位)や内田光子(1970年 第2位)など、誰もが知っているピアニストの名前が並ぶ。

このコンクールはショパンの命日である10月17日を含む約3週間で毎回行われ、今回は10月1日のオープニングコンサートから始まり、3次予選まで終了した。そして、深夜に3次予選通過者10名が発表され日本の小林愛美がファイナル(本選)進出を決めた。日本人の本選進出は2005年以来となる。

小林さんは3次予選の出場日が変更になるというトラブルのなか見事な演奏を披露した。

ファイナルは現地時間の18日 18:00から浜松国際ピアノコンクールで優勝経験をもつ日本でもおなじみのチョ・ソンジンの演奏で始まる。

なお、You Tubeでは4月の予備予選も含めすべての演奏がライブ配信されているほか、終了した演奏も見ることができる。ファイナルを待ちきれない方は3次予選までの演奏を聴いて誰が優勝するか予想をしてみるのも面白いのではないだろうか。