花江夏樹、細谷佳正らが『デジモンアドベンチャー tri.』上映延長に感謝　「最後までやり遂げられて嬉しい気持ちでいっぱい」

アニメーション映画『デジモンアドベンチャー tri. 第６章「ぼくらの未来」』の公開2週目舞台挨拶が都内で行われ、声優をつとめた花江夏樹(八神太一役)、細谷佳正(石田ヤマト役)、坂本千夏(アグモン役)、山口眞弓(ガブモン役)の4名が登壇した。

『デジモンアドベンチャー tri. 第６章「ぼくらの未来」』は、『デジモンアドベンチャー』シリーズの15周年を記念して製作された作品。『デジモンアドベンチャー』で小学生だった八神太一をはじめとする “選ばれし子どもたち”が高校生となり、冒険を繰り広げる姿を全6章で描くシリーズの最新作だ。

イベントでは、影ナレによるキャラクタートークと共にキャストが登場。劇場公開2週目を迎え、花江は「皆さん朝から映画を見て、すごく健全だなと思いました(笑)。今日は宜しくお願いします」と挨拶。本作のお気に入りのシーンについて「やっぱり太一が登場したシーンは、やっときたかという感じですごくかっこいいですね。その後にヤマトと見つめ合ってうなずくところも良かったです」とコメントした。

また、細谷が「最後の子どもたち全員が自分たちの手で未来を選びとろうとするところが印象に残っているシーンです」と語ると、山口が「私たちのシーンって言って欲しかったわー(笑)。待ってたんだけど！あー、なんだそこじゃないんだ」とすねてしまう場面も。これに対して細谷が「もちろん長い仲ですから、(ガブモンとのシーンは)山口さんに言っていただけるということがわかっているんですよ！」と慌ててフォローすると、会場からは笑いが起こった。

続いて話題は全６章を通しての思い出に。坂本が「第１章で太一と再会したところが思い出に残っています。あそこが一番濃密な時間でした。私はもっと太一とイチャイチャしたかったな(笑)」と語ると、花江も「僕もそこだと思っていましたよ」と賛同。山口は「私は楽しいシーンが好きなので、文化祭と大江戸温泉のところです。特に温泉は皆で行ったこともあって、すごく強烈に思い出に残っています」と振り返った。

この日は。劇場上映期間の延長決定と4週目以降に用意される劇場入場者特典も発表。4週目以降は“「デジモンシリーズ」キャラクターデザイン渡辺けんじ氏描きおろし ポストカード(全1種)”が配布されるとのこと。

最後に細谷は「皆さんの応援のおかげで上映期間が決定したとのことで、本当に熱い応援をしていただいてありがとうございます。『デジモンアドベンチャー tri.』はこれで終わりとなりますが、引き続き『デジモンアドベンチャー』を宜しくお願いします」とファンへの感謝を述べる。花江は「本当に長いようであっという間だったこの６章ですけれども、僕も太一と一緒に６章をかけて成長できたと思いますし、最後までやり遂げられて嬉しい気持ちでいっぱいです。またなんらかの形で皆さんとお会いできることを楽しみにしています」と語り、イベントを締めくくった。

『デジモンアドベンチャー tri. 第６章「ぼくらの未来」』は、全国17館にて劇場上映中。