「ショパンコンクール」韓国のチョ・ソンジンが優勝~第17回ショパン国際ピアノコンクール

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クラシック
2015.10.21
ショパン国際ピアノコンクール公式サイトより

ショパン国際ピアノコンクール公式サイトより

速報:「第17回ショパン国際ピアノコンクール」で韓国のチョ・ソンジンが優勝

ショパンの故郷であるポーランドの首都ワルシャワで10月3日から開催されてきた「第17回フレデリック・ショパン国際ピアノコンクール」の最終審査結果が10月20日深夜(日本時間では10月21日朝)発表された。

優勝:チョ・ソンジン(韓国)SEONG-JIN CHO 21歳、スタインウェイ
ニ位:シャルル・リシャール-アムラン(カナダ)CHARLES RICHARD-HAMELIN 26歳、ヤマハ
三位:ケイト・リウ(アメリカ)KATE LIU 21歳、スタインウェイ
四位:エリック・ルー(アメリカ)ERIC LU
五位:イーケ・(トニー・)ヤン(カナダ)YIKE (TONY) YANG
六位:ドミトリー・シシキン(ロシア)DMITRY SHISHKIN

特別賞として、
ポロネーズ賞:チョ・ソンジン
マズルカ賞:ケイト・リウ
ソナタ賞:シャルル・リシャール・アムラン

5年に1回しか開催されない、世界最古にして世界で最も有名な権威ある国際音楽コンクール。今回五位までにアジア系の名前が四人も占めるのはしかるべき時勢を表しているといえるかもしれない。日本からも多くの演奏者が参戦する中、小林愛美(山口県出身。20歳。米フィラデルフィアの音楽学校に留学中)が本戦に進出(日本人としては前々回の2005年以来10年ぶり)していた。

なお、同コンクールの詳報は当サイトで追って改めてお届けする。

また、IIJのサイトによれば、同コンクールにて開催される「PRISE-WINNERS' CONCERTS」(ワルシャワ・フィルハーモニック・コンサート・ホール)において、コンクール1位から6位までの入賞者の演奏が、デジタル・オーディオ・フォーマット「Direct Stream Digital5.6MHz」ハイレゾ音源で、下記のとおりライブ配信されることが決定した。DSD音源を再生するためのD/Aコンバーターを持っていない場合でも、使用しているPCの再生能力に応じた音質で誰でも聴くことが可能だ。

配信イベント情報

〔イベント〕
第17回フレデリック・ショパン国際ピアノコンクール PRISE-WINNERS' CONCERTS

〔配信日時〕
-2nd concert of prize winners
管弦楽:ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
配信時間  2015年10月23日(金)日本時間2:00~[ポーランド時間10月22日(木)19:00 ~]
                   
-3rd concert of prize winners
管弦楽:ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
配信時間  2015年10月24日(土)日本時間2:00~[ポーランド時間10月23日(金)19:00 ~]

※2nd concertと3rd concertの演目は同じです。1位~6位受賞者が演奏する予定です。
※一時、出演者に関して誤情報に基づく記載がありました。ここに訂正します。

〔利用環境〕
DSDの音源を再生するには、PC(Win/Mac)と専用の新ソフトウェア、および対応DACが必要。DACがない場合は、端末機器の再生能力に応じた音質に自動コンバートして再生されます。専用ソフトウェアは、10月21日(水)よりサービスサイト(http://dsd.st/)にて提供。

※IIJ公式案内サイト http://www.iij.ad.jp/news/information/2015/1016.html

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