山田孝之、長澤まさみとの“十数回のキス”裏側を暴露され赤面「ふー、長澤まさみとキスしてきた」『50回目のファーストキス』舞台挨拶
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山田孝之
6月2日(土)、『50回目のファーストキス』の公開記念舞台挨拶が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた。イベントには主演の山田孝之、長澤まさみ、共演のムロツヨシ、佐藤二朗、太賀、山崎紘菜、メガホンをとった福田雄一監督が登壇した。
『50回目のファーストキス』は、ピーター・シーガル監督、アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア出演で2004年に製作されたロマンチック・コメディ『50回目のファースト・キス』の日本リメイク版作品。ハワイでコーディネーターとして働くプレイボーイ・大輔(山田孝之)と、一晩で記憶がリセットされる“短期記憶喪失障害”の女性・瑠依(長澤まさみ)の恋を描いた物語だ。
山田孝之
長澤まさみ
『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで福田組に参加している山田は、「公開はとても嬉しくもあるけれど、こうしてみんなで会える機会が減ってくると思うと寂しくもある」と現在の素直な心境を明かす。すると、福田監督は「最近の山田君はちゃんとした挨拶ができるようになった」とシミジミ。長澤も「ちゃんとどっぷり福田組に携わったのは今作が初めてで、その仲間に入れてもらったのが嬉しかった。そんな作品を皆さんに早く届けたかった」と語る。
太賀
一方、 太賀は、自身の名前が書かれた団扇を持ったファンを見つけ、「これまで一人たりともいなかったので、初めてです」と喜び。するとムロが「あとで太賀がキスします!」と大胆発言も。太賀はそのファンを見つめながら、「今日は頑張るので、楽しんでいただければ」と、思いを込めた。
佐藤二朗
ドラマ撮影のため現在パンチパーマの佐藤は「心残りは、こんな日にパンチパーマということ。昨日公園でカラスに巣だと間違われた」と自虐。さらに、山崎が「私にとってターニングポイントになった作品」と緊張気味に挨拶すると、佐藤はなぜかクンクン近寄って「いい匂い!」と大絶叫していた。
ムロツヨシ
ハワイで行われた撮影の一番の思い出を聞かれると、山田は「毎日楽しかった」と振り返る。ムロは、ホテルのプールサイドでスタッフを含めて食事をしていた際のことに触れ、「まさみちゃんが水着で来た。しかもその上に大きめのシャツを着て。それって男子が一番好きなヤツ。しかもそのままプールに入って出てきて、男子が一番好きな女子の姿になった。その後ろ姿……いい酒でした」と報告。山田が「それはいい思い出でした」と表情をほころばせる横で、当日不在だったという佐藤は「水着の上にシャツ?それは白?それでそのまま入ったわけ?脱がずに?」と妄想。福田監督は「水着だけだとみんながドキドキしてしまうと思って、いわゆる忖度だね」と、冷静に分析していた。
山崎紘菜
また、話題が「理想のキスのシチュエーション」に移ると、山田は「理想のキスはハワイの撮影でやりました。中でも博物館でのキス。キスした後に瑠衣の耳元で『ファーストキス最高』と囁くのがいい」と告白。福田監督はパイナップル畑で長澤に山田がキスする流れをNo.1とし、「風の問題とかがあって10数回くらいやった。申し訳ないと思ったけれど、山田君からはいい顔で『大丈夫です、これはこれで』と言われた」と暴露。ムロも続けて「撮影を終えて帰ってきた孝之が『ふー、長澤まさみとキスしてきた』と言っていた」と明かし、山田を赤面させていた。
福田雄一監督
長澤が理想のキスのシチュエーションを話し出そうとすると、福田監督は「プライベートのやつね」「これたまらん!ってやつね」との前のめり。長澤はタジタジとなり「特にないですね…」とサラリと話すが、福田監督、佐藤、ムロにしつこく追及される一幕も。名長澤は、ムロから「唐突キスか否か」の二択を迫られ「唐突キス。さりげなく唐突がいい」と答える。さらに、ムロと太賀が“花火を見ながらの唐突キス”という寸劇を始めると、長澤は「そういうのではなくて、スムーズな感じがいい。振り向いた瞬間、キスされる間があるのがいい。急にやられるのは野蛮。振り向いたときの間がほしい。急に、突然じゃない。彗星みたいのはイヤ」と独特な表現で理想のキス・シチュエーションを語っていた。
最後に主演の山田は「お友達や家族を誘って、何度も観てほしい。面白さを色々な人に伝えてほしい」とアピール。福田監督は「笑わせるためのくだらないSEを入れていない初めての作品で、広い世代に訴えるような映画を作れたと思う。ちゃんとした映画なので皆さんに勧めても恥ずかしくありません!」と大ヒットへの期待を語った。
『50回目のファーストキス』は公開中。
※初出時、一部あらすじに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。