栄光再び！ 1998年V戦士谷繁元信氏・鈴木尚典氏・権藤博氏がハマスタに登場

横浜DeNAベイスターズはリーグ優勝、および日本一に輝いた1998年シーズンにちなんだスペシャルイベント『GET THE FLAG！SERIES 2018』を開催する。開催は6月26日（火）～28日（木）の対阪神タイガース戦、および6月29日（金）～7月1日（日）の対広島東洋カープ戦。

1998年、横浜ベイスターズ（当時）は鈴木尚典とロバート・ローズを中心とした“マシンガン打線”、“大魔神”こと絶対的守護神の佐々木主浩を擁し、79勝56敗1分の成績でセ・リーグ優勝。さらに、日本シリーズではパ・リーグ優勝チームである西武ライオンズ（当時）を4勝2敗で破り、見事日本一の栄冠に輝いた。

『GET THE FLAG！SERIES 2018』期間中は、試合前に1998年のV戦士達と現役選手による継承を描いたコンセプトムービーを上映。試合中のイニング間には1998年シーズンを振り返るVTRを上映し、リーグ優勝の瞬間までの軌跡をたどる。

また、1998年のリーグ優勝時に着用していたビジターユニフォームを復刻。この期間、選手たちはこのユニフォームを着用して試合に臨む。

さらに、6月30日（土）には1998年のV戦士でもあるOBの谷繁元信氏と鈴木尚典氏が、7月1日（日）は監督としてチームを優勝へ導いた権藤博氏がハマスタに来場。6月30日はトークショーとセレモ二アルピッチ（始球式）が、7月1日はセレモ二アルピッチが行われ、優勝へと突き進むチームへ“魂”を投げ入れてもらう。

今回のイベントに向けて、ゲストの3人はそれぞれ以下のようなコメントをしている。

「リーグ優勝の瞬間は今でも忘れません。8回表に1点リードした状態から佐々木さんがマウンドに上がった時、いよいよだと感じました。最後空振り三振を奪って、思わず佐々木さんに抱きついたあの場面が、今もなお98年の名シーンとして語られていることは光栄です。今年こそは20年ぶりにあのシーンを再現、ではなく塗り替えるほどの飛躍を期待しています。またこの栄光のユニフォームを着て、ファンの皆さんの前に立てるのを楽しみにしています」（谷繁元信氏）

「98年は野手レギュラーでは最年少でしたが、マシンガン打線の一員として38年ぶりの優勝に貢献できたことは今でも誇りに思っています。それまで優勝から遠ざかっていた期間を一緒に過ごしてきた大事な仲間だったからこそ、喜びもひとしおでした。当時、敵地でも青いユニフォームを着たベイスターズファンの方が大勢いるのがわかって、とても勇気づけられていました。スタンドが満員の中でプレーできるのは幸せなことです。当日は98年に負けないくらいの大歓声で、迎え入れてもらえたら嬉しいです」（鈴木尚典氏）

「98年、リーグ優勝の瞬間のことは今でも覚えていますし、あのチームは私の誇りです。前年に2位という好成績を残し、今年こそはと38年ぶりの優勝旗奪還を目指して『GET THE FLAG！』というシーズンスローガンのもと戦っていました。マシンガン打線に大魔神佐々木主浩、強力な中継ぎ陣や10勝投手を3名擁した当時のチーム状況は、現在と相通ずるものがあると思います。98年以来、20年ぶりの優勝を目指すチームにまずは我々が活を入れに行きますので、楽しみにしていてください」（権藤博氏）