山田孝之と石丸幹二がW主演、福田雄一が演出・上演台本を務める、ブロードウェイミュージカル『ペテン師と詐欺師』の上演が2019年に決定!
-
ポスト -
シェア - 送る
福田雄一が演出・上演台本を手がけ、山田孝之と石丸幹二のW主演が実現したブロードウェイミュージカル『ペテン師と詐欺師』が、2019年9月に新橋演舞場にて上演されることが決定した。
本ミュージカルの演出・上演台本を行うのはテレビドラマの脚本・演出や映画監督としてヒット作を連発し、数多くの舞台でもコメディ作品やミュージカルで人気を博している福田雄一。そして、W主演のひとりでもある山田孝之にとって初舞台・初ミュージカルとなった『フル・モンティ』や、最新作『シティ・オブ・エンジェルズ』や、映像では「勇者ヨシヒコ」シリーズなどで手で組み、福田雄一との相性の良さを魅せているが、本作はその大ヒットコンビに、ミュージカル界を代表する俳優・石丸幹二を迎え、新たな『ペテン師と詐欺師』が生まれる。
福田雄一
山田孝之
石丸幹二
新橋演舞場初出演の山田と、俳優デビューの地・新橋演舞場に29年ぶりに帰ってくる石丸。それぞれのフィールドで才能を発揮している二人の夢の初共演にしてW主演は、いったいどんなものになるのだろうか。二人の初共演に加え、キャストの魅力を引き出すことに定評のある福田雄一が彼らを中心にブロードウェイ・ミュージカルコメディをどう演出するのか。2019年9月、絶対見逃せない騙し合いが開演する。
本ミュージカルは2005年にブロードウェイでミュージカル化され、トニー賞で10部門11ノミネート、ミュージカル主演男優賞を受賞するなど、話題となったコメディ。耳馴染みの良い音楽とどんでん返しのラストシーンで大好評を得た作品だ。1988年にスティーブ・マーティンのフレディとマイケル・ケインのローレンスで、ハリウッドで映画化された『ペテン師と詐欺師 だまされてリビエラ』を原作としている。
フレディ・ベンソン(山田孝之)は若く女性にもてるがケチな手口で稼ぐアメリカ人詐欺師。彼は、世界中の大金持ちが訪れる高級リゾート地・南仏リヴィエラへ“仕事”をしようと訪ねてきた。
しかしそこですでに詐欺師として稼いでいたのは凄腕の詐欺師ローレンス・ジェイムソン(石丸幹二)。この地で忠実な相棒の警察長アンドレ(岸祐二)と共に、ダンディな容姿と洗練された物腰や巧みな話術で大金持ちの未亡人ミュリエル(保坂知寿)をはじめとする富豪の女性たちを騙しては大金を稼ぎ、優雅な日々を送っていた。
ローレンスはアンドレから“ジャッカル”と名乗る若いアメリカ人詐欺師が現れ縄張りを荒らしていると助言を受けるが、たまたま乗り合わせた電車の中で、フレディが噂の“ジャッカル”だと察する。一方ひょんなことからフレディはローレンスの正体を詐欺師と知り、彼の詐欺師としての才能にほれ込んで強引に彼に弟子入りする。
フレディとローレンスはさっそく協力して石油王の娘のジョリーン(大和田美帆)を騙すことに成功するが、詐欺師同士、縄張りをめぐって次第に敵対するようになり、どちらか勝負に負けたほうがリヴィエラを去るという条件で詐欺の対決をすることになる。
狙う獲物は見るからに純情で育ちの良いアメリカ人旅行者のクリスティーン(宮澤エマ)。二人は彼女から先に5万ドル巻き上げたほうが勝ちという勝負にでる。
才気あふれる若手詐欺師と優雅なベテラン詐欺師との、騙し騙される勝負の結末は?!
演出・上演台本 福田雄一コメント
世界一好きな俳優、スティーブ・マーティンの作品ということもあり、原作映画は僕にとってコメディのお手本のようなものです。今回、その役を山田孝之がやるとなれば、まさに鬼に金棒! そしてなんと! ここに石丸幹二さんが乗って頂けるとは! しかも、新橋演舞場! 光栄を通り越して、なんか、もう、おかしなテンションになってます。他にもコメディを作るのに最高のメンバーがお揃い頂き、今から稽古が楽しみです。
山田孝之 コメント
母さん! 石丸幹二さんと共演です! こんな舞台ど素人な僕が石丸幹二さんと共演です! めちゃくちゃ嬉しいです! でも死ぬほど緊張します! でも産んでくれてありがとうございます! とにかく頑張ってとにかく楽しみたいと思います! そして観劇してくれるみなさんを死ぬほど楽しませたいと思います! 楽しみすぎて何かが産まれてしまうほど満足させた後に死なない程度に産まれてきたよくわからなくなってきましたわーい!
石丸幹二 コメント
かつてブロードウェイで大いに楽しんだ『ペテン師と詐欺師』。まさか自身が演じることになろうとは。定評ある福田監督&山田孝之さんコンビの作品に参加できる巡り合わせに感謝しつつ、久しぶりのコメディーを今から心待ちにしている。まずは、南仏のリヴィエラに下見に行きたい気分だ。