『VIVA LA ROCK』プロデューサー鹿野淳氏が主宰 『音小屋』が“ジャーナリスト科”と“フェス&イベント科”を開講
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『音小屋』が11月から“ジャーナリスト科”を、12月から“フェス&イベント科”を開講する。
『音小屋』は、邦楽月刊誌『ROCKIN’ON JAPAN』の元編集長で、音楽フェス『VIVA LA ROCK』プロデューサーの鹿野淳氏が2012年にスタートさせた音楽ジャーナリスト養成学校。今回のジャーナリスト科、フェス&イベント科、どちらも全18回にわたる長期の開講となる。
ジャーナリスト科は、「今の時代なりの音楽ジャーナリストになるための、様々な角度からの研究、実践、実技をする」ことを目的とする講座。鹿野氏のほか、小野島大氏、柴那典氏の3人が交代制で講師を務める。
また、フェス&イベント科講座は、「ライヴ、フェス、イベントの1から100までを学んでもらう」ことが目的。2019年開催の『VIVA LA ROCK 2019』と連携し、鹿野以外にコンサートプロモーター、プレイガイド、ケータリング業者などがゲストとして講義を行うとのこと。
応募方法や定員、受講料などの詳細は、公式サイトを確認しよう。
主宰の鹿野氏のコメント全文は以下のとおり。
鹿野淳(『音小屋』主宰)
そもそもは、音楽ジャーナリストになる若手が減っていることや、その職についてもどうやって音楽メディアシーンを牽引していいかわからない人が増えている危機感の中で、新しくシーンを彩っていくメディア人を生み出すべく始めた音小屋ですが、今や生徒達は音小屋を経て、レコード会社、各メディア、ライター、コンサートプロモーター、自分でメディアを立ち上げるなど、様々なアクションを起こし続けています。本当に明日の音楽業界を牽引する光になり始め、喜ばしい限りです。
今回は、音小屋の根源的な目的である「今の時代なりの音楽ジャーナリストになるための、様々な角度からの研究、実践、実技をする」ジャーナリスト科講座と、今の音楽業界を最も大きな力として支えている「ライヴ、フェス、イベントの1から100までを学んでもらう」フェス&イベント科講座。恒例の2つのクラスによる長期講座を開講します。
「ジャーナリズム科」は今回、3人の講師が交代制で講座を務めます。小野島大氏は、音楽ライターとしてライティングを磨く講座の担当。柴那典氏は今の時代の音楽や音楽シーンの在り方を考え合う音楽メディアのHOW TO講座。そして私鹿野は、70年代以降のロックシーンを映像を使用しながら時代別に位置付けたり語り合ったりするヒストリー講座。それぞれ3つのカリキュラムを半年通して学んでもらいます。
そして「フェス&イベント科」は、来年のGWにさいたまスーパーアリーナにて開催予定の大規模ロックフェス「VIVA LA ROCK 2019」と連動した授業となっています。生徒には半年の様々な講義を経て、実際にフェスの中枢スタッフとして今や10万人を超える人々が参加するビバラを支えてもらいます。こちらの講座も、鹿野以外にコンサートプロモーター、プレイガイド、ケータリング業者などがゲスト講師として講義をします。
両方とも現場感覚がものを言う講義となりますので、「我こそは!」と思う方々、アツい応募を待っています。こちらも本気でやらないとフェスもメディアへの道も駄目になってしまうという大切なものなもので、あくまでも真剣にくらいついてくれる方を、たくさん待っています。
音小屋主宰:鹿野 淳