劇団「地蔵中毒」＋東京にこにこちゃん＋パブロ学級が合体ユニット「鼻雑技団」を旗揚げ～ #1『両頬ペチンペチン謝肉祭』

劇団「地蔵中毒」、東京にこにこちゃん、パブロ学級という、巷で噂の3劇団が合体したユニット、鼻雑技団が11月2日（金）～4日（日）に下北沢OFF OFFシアターで第一回公演『両頬ペチンペチン謝肉祭』を上演する。作・演出は、大谷皿屋敷（劇団「地蔵中毒」）、萩田頌豊与（東京にこにこちゃん）、渋木のぼる（パブロ学級）の3名が担当、オムニバスではなく1本の作品として上演するという。

今回の公演について、劇団「地蔵中毒」主宰の大谷皿屋敷は「通常、矢を三本重ねると折れにくくなるはずですが、どうやら三本集まったことで、より折れやすくなっています。なるべくパキパキ折れる、脆くてどうしようもない矢を作っていこうと思います。是非ともバキバキに折れた演劇をご覧下さい」と述べている。

またパブロ学級を主宰する渋木のぼるは「わさびを食べた時のツーンはどの音なのか3人で鉄琴を叩き続けること早2年、やっと答えが出ました。ズバリ、シの♯です！つまりラの♭でもあります！ 長年の疑問を解決しスッキリした3人が作る舞台、どうぞよしなに」と語る（ちなみにシの♭＝ラの♯というのが正しい）。

さらに東京にこにこちゃん主宰の萩田頌豊与曰く「今をときめく2劇団と共演するまたとない機会なんで、とても楽しみです。裏テーマである、主宰3人による楽屋泥棒レースも白熱中で、まだ役者にもバレてません。今のところ大谷君が一歩リードしてますが、大谷君にも渋木君にも負けないよう、自分なりの個性を出しつつ頑張ります」

三劇団それぞれからあらすじが届いたが、とても一本の作品とは思えない。しかし、江原という主人公が活躍する話であることだけは確かなようである。

◆劇団「地蔵中毒」
「今の地下足袋って…こんなにカジュアルなのか？…」ファッションリーダー江原は、ファッショナブルに進化した現代の地下足袋に衝撃を覚える。時代に取り残されまいとして、単身、ルクセンブルクへと乗り込んだ江原が出会ったのは、無農薬野菜で腹話術をする老婦人だった！ユーチューバーに敵意をむき出しにする老婦人との日常で、江原が手に入れた物とは！？そして、老婦人との日常で、江原が失った部位とは！？3団体が、タケノコ栽培で培ったノウハウを存分に活かして創った、高カリウム演劇！
◆パブロ学級
VR の世界を諦めた江原、そこにゴゴゴゴ－っと音がする。その瞬間、江原の物語は動き出した！江原は運命の人と出会えるのか！そもそも江原自体の運命はいかに！
◆東京にこにこちゃん
運命の相手と幸せな日々を過ごす江原。だが、ひょんな事から、それが運命の相手では無いと気付いた江原は、友達に貰った VR 機器を使い、本当の運命の相手を探しに VR の世界へ、果たして江原の運命の相手は見つかるのか？？