MVPは山川穂高と丸佳浩! 『NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD』

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2018.11.29
MVPを受賞した山川穂高(埼玉西武ライオンズ、右)と、丸佳浩(広島東洋カープ)

MVPを受賞した山川穂高(埼玉西武ライオンズ、右)と、丸佳浩(広島東洋カープ)

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プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD」が11月27日、都内のホテルで開催された。

注目のMVPは、パ・リーグは山川穂高(埼玉西武ライオンズ)、セ・リーグは昨年に引き続き丸佳浩(広島東洋カープ)が受賞した。

山川は今季、両リーグトップの47本塁打を放ち、チームのリーグ制覇に貢献。11月の『2018日米野球』でも侍ジャパンの4番を努めるなど、急成長を遂げている。

一方、丸は自己最多の39本塁打97打点を記録したほか、出塁率はリーグトップの.468。広島のリーグ3連覇に大きく貢献した。来季は1976~78年の山田久志(阪急)、1994~96年のイチロー(オリックス)に続く、史上3人目となる3年連続受賞に期待がかかる。

新人王はパ・リーグが田中和基(東北楽天ゴールデンイーグルス)、セ・リーグは東克樹(横浜DeNAベイスターズ)が選出された。2年目の田中は今季打率.265、18本塁打、45打点、21盗塁をマークし、シーズン途中から不動のリードオフマンに成長。来季はトリプルスリーの達成にも注目が集まりそうだ。

また、開幕当初から先発ローテーションを守り抜いた東は、リーグ2位の防御率2.45、11勝5敗という成績で、今回文句なしの受賞となった。今季は新人選手で唯一『マイナビオールスターゲーム2018』にも出場しており、来季はさらなる飛躍でチームをAクラスへ押し上げたいところだろう。

新人王を受賞した田中和基(東北楽天ゴールデンイーグルス、右)と、東克樹(横浜DeNAベイスターズ)

新人王を受賞した田中和基(東北楽天ゴールデンイーグルス、右)と、東克樹(横浜DeNAベイスターズ)

この他にも、以下の選手・監督が表彰された。

【ベストナイン】

<セ・リーグ>
投手:菅野智之(読売ジャイアンツ)
捕手:會澤翼(広島東洋カープ)
一塁手:D.ビシエド(中日ドラゴンズ)
二塁手:山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)
三塁手:宮﨑敏郎(横浜DeNAベイスターズ)
遊撃手:坂本勇人(読売ジャイアンツ)
外野手:丸佳浩(広島東洋カープ)
    鈴木誠也(広島東洋カープ)
    N.ソト(横浜DeNAベイスターズ)

<パ・リーグ>
投手:菊池雄星(埼玉西武ライオンズ)
捕手:森友哉(埼玉西武ライオンズ)
一塁手:山川穂高(埼玉西武ライオンズ)
二塁手:浅村栄斗(埼玉西武ライオンズ)
三塁手:松田宣浩(福岡ソフトバンクホークス)
遊撃手:源田壮亮(埼玉西武ライオンズ)
外野手:柳田悠岐(福岡ソフトバンクホークス)
    秋山翔吾(埼玉西武ライオンズ)
    吉田正尚(オリックス・バファローズ)
指名打者:近藤健介(北海道日本ハムファイターズ)

【最優秀監督賞】
辻発彦監督(埼玉西武ライオンズ)
緒方孝市監督(広島東洋カープ)

【功労賞】
松井稼頭央(埼玉西武ライオンズ)
新井貴浩(広島東洋カープ)
杉内俊哉(読売ジャイアンツ)
山口鉄也(読売ジャイアンツ)
岩瀬仁紀(中日ドラゴンズ)
荒木雅博(中日ドラゴンズ)

【コミッショナー特別賞】
岩瀬仁紀(中日ドラゴンズ)

【リーグ特別賞】
山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)

【カムバック賞】
松坂大輔(中日ドラゴンズ)

受賞選手の中にはすでに移籍が決まっている選手もいれば、来季も同じ球団でプレーする選手もいる。例えどのチームでプレーすることになったとしても、来年もプロ野球界を大いに盛り上げてくれるはずだ。

登壇した両リーグの表彰選手

登壇した両リーグの表彰選手

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