薮宏太(Hey! Say! JUMP)の相手役に北乃きい、ミュージカル『ハル』 主要キャストと公演情報が発表
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2019年4月1日(月)~14日(日)東京・TBS赤坂ACTシアター、2019年4月下旬 大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される、ミュージカル『ハル』の主要キャスト、公演詳細が決定した。本公演は脚本に高橋亜子、演出に栗山民也、作曲・音楽監督を甲斐正人といった日本を代表するトップクリエイターが結集し、主人公には10年ぶりの主演舞台となるHey! Say! JUMPの薮宏太を迎えた作品だ。
今回発表されたのは、主人公の石坂ハルを演じる薮に加えて、舞台、映像、音楽、各方面で活躍する豪華俳優陣。ボクシングに夢中で、ハルの生き方に大きな影響を与える真由役に北乃きい。初舞台のロック☆オペラ『サイケデリック・ペイン』で歌唱力の高さを実証し、近年は映像作品のみならず舞台作品にも積極的に出演する北乃演じるヒロインはステージでどんなヒロインを演じるのか注目だ。そして、ハルの母親・石坂千鶴役には元宝塚歌劇団星組トップスターで注目作への出演が続く安蘭けい、ボクシングジムのオーナー・神尾役には大河ドラマ「真田丸」で話題を呼んだ栗原英雄、ハルの幼馴染の修一をジャニーズJr.として活躍する七五三掛龍也、ハルを見守る祖母役には演技派女優の梅沢昌代、千鶴が働く会社の社長・高野役にミュージカル界に欠かせない存在の今井清隆が出演する。若手からベテランまで実力派キャストが一丸となって、現代の日本で懸命に生きる人々への応援歌となるようなオリジナル・ミュージカルを作り上げる。
北乃きい コメント
私が生まれて初めて観劇した作品がミュージカルでした。幼少期から音楽が大好きでしたので、音と共にその作品の世界に入って行ける感じが楽しくて、その時に受けた衝撃を今でも忘れられません。そんなミュージカルに自分が出演できること、とても嬉しく思います。これから自分が演じる真由、そして作品に深く向き合っていく時間を大切にしていきたいです。現段階の台本でも、それぞれの人間の生の歩みが様々な形で表現されていて、とても興味深く、気付いたら、あっという間に読み終わっていました。読み終わった後もいろいろなことを考えさせられる物語でした。高橋さんの脚本、甲斐さんの音楽、そして栗山さんに演出していただけること、薮さんをはじめ大先輩の皆様と作品作りに参加出来ること全てが貴重で、大変嬉しく思います。“舞台だからこそ出来ること”というのがたくさんあると思います。生ものにしかない緊張感や達成感、そういったものを感じられる場所であり、改めて言葉の大切さやその場の空気の大切さに気付かされます。私はまだまだ舞台経験が少ないので、これからもっと舞台の魅力に気付かされていくと思います。真由もボクシングをする役なので、ボクシングの練習、歌の稽古、お芝居の稽古…と課題はたくさんありますが、課題がある程燃えるので楽しみです!
主人公は小さな田舎町に住む高校生、ハル(薮宏太)。子供時代に患った大病を乗り越え、母・千鶴(安蘭けい)と共に暮らしている。高野(今井清隆)が経営する会社で働きながら、女手一つでハルを育てる母からの期待と裏腹に、ハルは本音を話せる友人もおらず、虚しい日々を過ごしていた。流星を見に行くために同級生たちと集まった場でも、ハルが合流するとなぜか空気が変わってしまう。しかし幼馴染の修一(七五三掛龍也)だけはいつもハルの味方だった。思い悩んでいる様子のハルに、祖母(梅沢昌代)は「心から楽しいって思うことを探したらいいよ」と優しい言葉をかける。ある日、ハルはボクシングに夢中になっている少女・真由(北乃きい)と出会う。自分とは全く違う価値観でキラキラと輝いている真由と話すうち、だんだんとハルの中で何かが動き始める。「ボクシング…。好きになれるか分からないけど、やってみたい…。」真由に誘われ、ハルは神尾(栗原英雄)が経営する寂れたボクシングジムに通う様になる。少しずつ自分の人生に向き合い始めたハルに、試練が訪れる……。