フジファブリック・金澤ダイスケと企画の発起人が語る『ドラゴンポテト 奏でしバターチキンカレー味』

2019.1.28
インタビュー
音楽

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バンド界きっての料理好きとして、これまでにレシピ本の出版やコーヒーショップとのコラボも果たしているフジファブリック・金澤ダイスケ(Key)。この度、遂に金澤がスナック業界へ進出するという情報をキャッチ。なんと、自身がラジオやツイッターで「大好き」と公言していた『ドラゴンポテト』とタッグを組んで、今までにない新しいスナックを開発したという。その名も『ドラゴンポテト 奏でしバターチキンカレー味』。一体、どんな味なのか? そもそも『ドラゴンポテト』とは何なのか? 開発元の社員であり企画の発起人でもある、ジャパンフリトレー株式会社マーケティング本部 ドラゴンポテト ブランドマネージャー・渡辺修司氏を招いて2組の対談を実施。今回は音楽を抜きにして、とことん魅惑のスナック『ドラゴンポテト』について語ってもらった。

■ワクワクするスナック菓子を作りたいと思ったのが最初のスタートです

——『ドラゴンポテト』と金澤さんがコラボされた理由が気になるところですが、まずは商品の説明からお聞きしても宜しいでしょうか。

渡辺:これは2018年4月に全国発売をした、ジャパンフリトレーのスナック菓子です。構想に3年かかりました。ポテトを原料にした商品としては6年ぶりの新ブランドとなっております。お客様がスナックに求める要素を自社で調べた結果、機能性とか素材感という意見もあるのですが、そうは言っても一番大きなニーズは「みんなで楽しく食べたい」というスナック本来の価値だったんです。なのでスナックの原点に立ち返ったような、楽しくてワクワクするスナック菓子を作りたいと思ったのが最初のスタートです。より多くの方に食べていただこうというところで、ターゲットとしては日本の人口ピラミッドのボリュームゾーンである“真性団塊ジュニア”と言われている30代後半から40代前半の世代に向けております。私も41歳でまさにそうなんですけど。

ドラゴンポテト

——1980年生まれの金澤さんもターゲット層に当たりますね。

渡辺:はい。まず我々の世代がワクワクすることは何かと考えました。就職氷河期とかバブル崩壊の世代と言われがちなんですけど、フォーカスされにくい部分として、子供時代にバブル期を経験した戦後一番恵まれた子供時代を過ごした世代だと思うんです。そんな楽しかった子供の頃、何が我々をワクワクさせたのかと考えて、漫画・アニメ・ゲームを並べていったら“ドラゴン”というキーワードが浮かんだんです。ドラゴンってワクワクしますよね? 具体的に言えば『ドラゴンボール』『ドラゴンクエスト』は世代を越えて今なお続く人気コンテンツ。我々も親子二世代で楽しめる人気コンテンツを作りたいということで、『ドラゴンポテト』が生まれました。

金澤:はいはい、なるほど。

渡辺:もう1つ、カロリーを気にしてスナック菓子を食べない方も考慮しています。立体型の構造なので、300kcal以下でありながら一袋で満足感を得られるところもポイントです。ワクワクもできて、カロリー抑えめで手に取りやすいのがこの商品なのです。

——そんな『ドラゴンポテト』ですが、2018年1月の全国発売前に金澤さんが「なんだこれ超うまい」とツイートされたことが全ての始まりで。

金澤:そうなんです。コンビニに期間限定で発売されてた頃に見つけてしまったのですが、この商品のネーミングと独特の形状が目を引きまして。どういう味で、どういう食感なんだろうなと。それで手にとって一口食べた瞬間に、この言葉が出てきてしまったわけです。

渡辺:おお! 素晴らしいです、素晴らしいです。

——のちに「なんだこれ超うまい」は商品のキャッチコピーに選ばれるという。しかも、金澤さんは選ばれたことをご存知なかったんですよね。

金澤:全く知らなかったですよ! その頃は繋がりもない状態ですから「ええ! なんで!?」っていう。

渡辺:すみません、勢いで(笑)。

金澤:事前連絡全くなしの……アハハハハ! すごいですよねぇ。

渡辺:金澤さんの絶妙なコメントこそ、我々が『ドラゴンポテト』で皆さんに感じていただきたかったことで。新しいブランドな上に、形が特殊なので色物っぽい見られ方をする懸念もあったわけなんです。だけど、実は食べてみたら美味しいという、それを端的にまとめてくださっているので私も「この言葉をなんとかいただけないかな」と(笑)。今では『ドラゴンポテト』シリーズ・全パッケージに書かせていただいてます。

金澤:コラボをする以前から、知らずにコピーライター・デビューをしてるんですよ(笑)。

渡辺:「なんだこれ超うまい」は、カルビーさんでいう「やめられない、とまらない」と同じ役割ですから。後世まで語り継ぐコピーにしたいと思っております。

■「『ドラゴンポテト』が超うまい」と言ってくださって「うおお! キター!」と思って

——やっぱり一番気になるのは味ですよね。どうして、この言葉が出たのか教えてください。

金澤:今までのお菓子で味わったことのないものを感じました。噛んだ瞬間に空気が弾けたんですよ。これは他のお菓子には全くない食感だなと思って。例えば「空気をたくさん含んでいます」みたいなお菓子は色々あると思うんですけど、これは空気が弾ける。『ドラゴンポテト』は初めての食感であり、体験だなと思いまして「なんとか世間に広めねば」と。

——なるほど。

金澤:『ガイアの夜明け』とか『ソロモン流』のコンビニ競争特集を観ていると、コンビニに置かれる商品って入れ替えが激しいんですよね。今回のように限定品で出している場合に一定の売り上げがないと、スーパーなどで展開する前に消滅してしまうんです。だからこそ、ひとまず僕がつぶやくことが必要だなと立ち上がりました。

——普及活動に一役買ったわけですね。

金澤:そうです。これがなくならないように盛り上がってほしい気持ちがあったんですよね。

——金澤さんがツイートされたことをジャパンフリトレーの皆さんはご存知だったんですか?

渡辺:もちろん知っておりました。4月の全国発売に向けてお客様の評価が気になっていた時期だったんです。なので、私はだいぶエゴサをしてて(笑)。金澤さんのツイートはすぐに見つけたんですけど、直接この嬉しさを伝えることができないので「すごい人がつぶやいてます!」という話だけ社内で共有しつつ内に秘めてました。

金澤:ありがとうございます(笑)。

渡辺:そのツイートの1ヶ月後、2月にフジファブリックさんが奥田民生さんの『RCM Radio』にゲストで出演された時、スナックの話題になって。「好きなポテチは何?」という話題で、金澤さんが「最近、『ドラゴンポテト』が超うまい」と言ってくださって「うおお! キター!」と思ってですね。そこで『ドラゴンポテト』のネーミングとか形状だけじゃなく、食感まで踏み込んでくださって「空気を食べているようだ」と。私はスナックに大切なのは空間だと思ってまして、『ドラゴンポテト』は裏から見ると半空洞の空間があって、これが噛んだ時に崩れるんです。この食感の良さに気づかれた金澤さんは只者じゃないと確信して、そこから金澤さんにまつわる本を読み漁りました。

金澤:うわぁ……すごいですねぇ。

——そして、渡辺さんは行動に出たと。

渡辺:そうなんです。絶対にご一緒したいと思いまして、ちょうどその頃にフジファブリックさんが『フジファブリックLIVE TOUR 2018 "帰ってきた!!三日月ADVENTURE"』をやられていて。直近の新潟公演に感謝を込めたお手紙と一緒にお花を贈らせていただいたんです。それで東京公演の時に「ぜひ『ドラゴンポテト』の新味をプロデュースしてください」とお願いしました。

金澤:覚えてますよ。新潟の時に「お花を贈らせていただいた」と仰いましたけど、実は花ではなくて花の周りに『ドラゴンポテト』がたくさん付いている……まあ、あれも花ですかね。そこから相思相愛の日々が始まったんです。

■多重フレーバーという優しい味なのかなと思います

——いざ商品開発はどのように進んだんですか。

渡辺:生地に合う味は何かを金澤さん、私、開発担当者で進めていきました。バターチキンカレーの試食をする際、金澤さんがカバンからおもむろに謎の葉っぱを取り出して。やっぱり只者じゃないなと(笑)。

金澤:結構料理をするのでバターチキンも作るんですけど、最後に盛り付けるハーブが日本で手に入らなかったりして。それをお菓子にかけたらどうなるのか試してみたかったんです。

渡辺:確かカスリメティですよね(※料理のスパイスとして使用される葉っぱ)。やっぱり料理男子なだけあって、金澤さんから出てくる言葉に驚かされる場面がいくつもあったんです。「トマト系の味が良い」という話から「パプリカ」というワードを出されたじゃないですか。

金澤:はいはい。

渡辺:そこで、うちの商品開発も「……パプリカ?」と一瞬止まったんです。というのも『ドラゴンポテト』を展開していく上で、今後はパプリカを打ち出したいと思っていたんです。日本ではあまりないんですけど、ヨーロッパのポテチだと割とパプリカ系の味が人気で、この生地に絶対合うと思っていたんです。だから金澤さんの発言は1つ1つ「さすがだな」と思って。開発担当者も本当にビックリしてましたね。

——どの位の期間で完成まで行き着いたんですか。

渡辺:2018年4月からスタートして、味が確定したのは7月終わり頃ですかね。

金澤:味の候補は20種類くらいあって、最終的に3種類に絞ったんですよね。カレー味、トマト&バジル味、あとトマト&ガーリック味。カレー味に決まってからも何回も試作を重ねて、次の打ち合わせでも話し合いを繰り返して。ようやくバターチキンカレーにたどり着きましたよね。

——そんな試行錯誤を繰り返し、いざ完成品を召し上がっていかがですか?

金澤:まさしく「なんだこれ超うまい」ですよ! 僕が初めて『ドラゴンポテト』を食べた時と同じ感覚になれたので、みんなも同じ感動を味わってくれるんじゃないかなと思いますね。

渡辺:この食感を多重食感と例えるならば、この商品は多重フレーバーという優しい味なのかなと思います。あえてスパイスの深みを抑えて、オニオンの甘みやトマトの酸味を重ねていくことでコクを出していく。辛みを感じさせないことによって一袋を一気に食べ続けられるような、連食性を生み出せたと思います。隠し味として金澤さんはコーヒーがお好きということで、コーヒーパウダーも加えてさらに深みとコクを足しています。まさに金澤さんらしさをふんだんに入れた商品であると!

金澤:細かいところにも気を使っていただけるんです。

——金澤さん的なウリはどこでしょう。

金澤:カレー味は世の中にたくさんあると思うんですけど、今までにありそうでなかった味じゃないかなと。カレー味って刺激が強いものから、甘めのものまでいろんな種類があると思うんですけど。これは食べる人に寄り添う味じゃないかなと思ってます。

渡辺:うわぁ、ステキな表現ですね。さすがアーティスト!

金澤:なんすか、その褒め方は(笑)。

■僕のことを知らない人の手に渡った時が刺激的

——アハハハハ。2組の出会いや、完成までの流れはお聞きできました。次にお仕事をご一緒されて金澤さんの印象はどのように感じました?

渡辺:食について、私なんかよりもよっぽど精通している方だなと驚かされたのと、スナックを通してフジファブリックさんの音楽に触れて、すごくファンになりまして。社内でも商品を通じて、フジファブリックさんの音楽の素晴らしさを知った者も増えているんです。楽曲を聴けば聴くほどに「こんな素晴らしい方と商品作りができている」とつくづく感じまして。自分のマーケターとしての歴史に残ると思ってます。

金澤:ありがとうございます。

渡辺:本当にそう思ってます、はい(照笑)。

——実際ライブをご覧になったり、音源をお聴きになってフジファブリックの魅力をどのように感じまた?

渡辺:ノリと内に秘めている叙情的な世界観が心に刺さるんです。今回は15周年ということですけど、この先20年30年と残っていくバンドなんだろうなと思って聴いております。

金澤:ありがとうございます(笑)。

——今後はライブにまつわるキャンペーンも計画されているんですよね。

渡辺:10月20日に開催される『フジファブリック 15th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール2019「IN MY TOWN」』のが当たるキャンペーンをさせていただきます。特設サイトにアクセスをして、3択の問題に挑戦していただきます。正解者の中から抽選で5組10名の方にをプレゼントいたします。

金澤:ありがとうございます。それこそ、これが全国のスーパーに置かれて僕のことを知らない人の手に渡った時が刺激的だなと思いますね。

渡辺:そうですね。これを通して、フジファブリックさんの音楽を知ってもらえたら最高だなと思ってます。

金澤:そうやって、色んなところで良い効果を生んだら嬉しいですよ。そういえば、僕ら以外に『ドラゴンボール』ともコラボしているんですよね? 

渡辺:よくチェックしていただいて! そうなんです。

金澤:やっぱり思うんですけど、渡辺さんの気持ちが強いんですよ。そのバイタリティはどこから来たんですか? 元々、そういう突き進む気持ちが強くて「ドラゴンボールを手に入れるようにやってやるぞ!」みたいな。

——無理に繋げなくても大丈夫ですよ(笑)。

渡辺:それはありますね。

——乗らなくていいですよ(笑)。

渡辺:アハハハハ「7つ揃えてやるんだ!」っていう。私にとっては、フジファブリックさんもドラゴンボールの1つだと思ってます。

金澤:まだ集めるつもりですか! なんの願いを叶えようとしてるんですか(笑)。

渡辺:私の願いは『ドラゴンポテト』をカレー同様、日本の国民食にすることです!

取材・文=真貝聡 撮影=横井明彦 

リリース情報

フジファブリック
2019.01.23 Release
New Album『F』
◎初回限定盤(CD+DVD):¥3,700+tax(AICL-3623〜3624)
[DISC1:CD]
01.Walk On The Way
02.破顔 ※テレビアニメ「3D彼女 リアルガール」第2シーズン エンディングテーマ
03.手紙(Album ver.)
04.LET'S GET IT ON
05.恋するパスタ ※シャープ AQUOS R2 テーマソング
06.Feverman
07.High & High
08.前進リバティ
09.東京
[DISC2:DVD]
・「F」そして“ROAD TO 大阪城ホール”:インタビュー&ドキュメンタリー
・「Water Lily Flower」MUSIC VIDEO:アテレコ THE MOVIE

◎通常盤(CD):¥3,000+tax(AICL-3625)
[CD]
01.Walk On The Way
02.破顔 ※テレビアニメ「3D彼女 リアルガール」第2シーズン エンディングテーマ
03.手紙(Album ver.)
04.LET'S GET IT ON
05.恋するパスタ ※SHARP:スマートフォンAQUOSフラグシップモデル「AQUOS R2」CMソング
06.Feverman
07.High & High
08.前進リバティ
09.東京

イベント情報

フジファブリック 15th anniversary
SPECIAL LIVE at 大阪城ホール2019『IN MY TOWN』

日程:2019.10.20(日)
会場:大阪府・大阪城ホール
開場:16:00 開演:17:00
終演:19:30予定
料金:全席指定 ¥7,000(税抜)
お問い合わせ:夢番地大阪 06-6341-3525 (平日11:00~19:00)

ドラゴンポテト発売を記念して15周年記念公演「IN MY TOWN」の受付がスタート!
10/20(日)、大阪城ホールにて皆さまをお待ちしています!

<金澤ダイスケ完全監修ドラゴンポテト発売記念受付> 
受付期間:1/28(月)12:00~2/5(火)23:59 
受付URL:https://eplus.jp/dragonpotato/

▼公演詳細は特設サイト をご覧ください。
http://www.fujifabric.com/special/15th/osaka-johall.html

ツアー情報

フジファブリック LIVE TOUR 2019 “FEVERMAN”
2019/3/2(土)横浜BAY HALL(OPEN 17:00  / START 18:00)
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888 

2019/3/9(土)広島 CLUB QUATTRO(OPEN 16:45 / START 17:30)
(問)夢番地広島 082-249-3571 

2019/3/10(日)福岡 DRUM LOGOS(OPEN 16:45 / START 17:30)
(問)福岡 DRUM LOGOS 092-714-0159

2019/3/16(土)Zepp Nagoya(OPEN 17:00  / START 18:00)
(問)ジェイルハウス 052-936-6041

2019/3/21(木・祝)札幌 PENNY LANE24(OPEN 17:30  / START 18:00)
(問)ウエス 011-614-9999

2019/3/24(日)仙台 Rensa(OPEN 16:45 / START 17:30)
(問)キョードー東北 022-217-7788

2019/3/30(土)金沢 EIGHT HALL(OPEN 16:45 / START 17:30)  
(問)キョードー北陸センター 025-245-5100 

2019/4/6(土)NIIGATA LOTS(OPEN 16:45 / START 17:30)
(問)キョードー北陸センター 025-245-5100

2019/4/14(日)Zepp DiverCity(TOKYO) (OPEN 17:00  / START 18:00)
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888 
 
2019/4/19(金)Zepp Osaka Bayside      (OPEN 18:00 / START 19:00)
(問)夢番地大阪 06-6341-3525