THE ALFEE高見沢俊彦に"ナイトの称号"を授与 日本人初となる騎士勲章の受勲に「長生きするもんだな」
-
ポスト -
シェア - 送る
撮影=上飯坂一
3月3日(日)、THE ALFEEの高見沢俊彦が東京・ザ・キャピトルホテル東急にて『サンマリノ共和国 騎士の称号授与式』に登壇。サンマリノ共和国より、公的騎士の勲章を授与された。
高見沢が授与されたのは、サンマリノ共和国“聖アガタ勲章”の「Cavaliere ufficiale (Knight Officer)」。特定の分野において素晴らしい活躍をした者およびサンマリノ共和国に対し誠実且つ極めて有効的な想いを示した者に与えられる称号だ。
式典では、来日したマルコ・ポデスキ文化大臣(サンマリノ共和国文化教育学術スポーツ省大臣)とサンマリノ共和国駐日大使館・特命全権大使マンリオ・カデロ大使が勲章を授与。この勲章が日本人に授与されるのは、今回が初。
高見沢はサンマリノ共和国を訪れ、カデロ大使との交流に始まり、同国の自由と平和を重んじる考え方に尊敬の念を抱くようになり、様々な人々と接点を持つ機会が増えたという。さらに、積極的にサンマリノの魅力を日本に紹介し、同国での日本の文化や知識を広めるために努力を惜しまなかったことが認められ、今回の受勲に至ったとのこと。
撮影=上飯坂一
ポデスキ大臣は高見沢に、ユネスコ世界遺産に登録された国会議事堂のあるリベルタ広場でのコンサートを2020年に開催することも依頼。一方の高見沢は、今回の受勲に、「緊張してます。身に余る光栄なことです、長くやってきて良かったなと長生きするもんだな。王子から騎士へ自分にとっては信じられない。これからも小説と音楽の二刀流を続けてゆきます」と、さらなる飛躍を誓った。
サンマリノ共和国は、イタリア半島の中部にある、人口約33,000 人(2016年現在)の国。その面積は約61平方キロメートル、ニューヨークのマンハッタン島や日本の世田谷区と同程度で、バチカン市国、モナコ公国、ナウル共和国、ツバルに次ぐ世界で5番目に小さな独立国だ。日本との外交の歴史は比較的浅く、1961 年に領事関係、1996 年に外交関係が開設。在日サンマリノ大使館が開設されたのは2002年で、初代サンマリノ大使であるカデロ氏が現在も特命全権大使と、日本に駐在する世界154カ国の大使を代表する外交団長も務めている。
撮影=上飯坂一