300人以上を殺害した連続殺人鬼を『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の俳優が怪演 映画『ヘンリー』が特別再上映へ

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2019.3.27
『ヘンリー』マイケル・ルーカー (C)1986 MALJACK PRODUCTIONS

『ヘンリー』マイケル・ルーカー (C)1986 MALJACK PRODUCTIONS

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4月12日(金)より1986年製作の映画『ヘンリー』がシネマート新宿、シネマート心斎橋、名古屋シネマテークほかで全国順次公開されることが決定した。

『ヘンリー』は、1970年代後半から80年代にかけて、全米で300人以上を殺害したされる連続殺人鬼=ヘンリー・リー・ルーカスの日常を淡々と描いた犯罪スリラー。1986年の完成から数年間、本国アメリカでお蔵入り状態となり、1990年に正式に公開。日本では1992年に劇場公開されている。今回の特別再上映は、1988年のオランダ=フランス合作映画『ザ・バニシング -消失-』の日本初公開を記念して行われる。

(C)1988, Argos Film, Golden Egg, Ingrid Productions, MGS Film, Movie Visions. Studiocanal All rights reserved.   

(C)1988, Argos Film, Golden Egg, Ingrid Productions, MGS Film, Movie Visions. Studiocanal All rights reserved.   

『羊たちの沈黙』のレクター博士のモデルにもなったといわるヘンリー・リー・ルーカスを演じるのは、若き日のマイケル・ルーカー。いまや、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のヨンドゥ役や、海外ドラマ『ウォーキング・デッド』のメルル役で広く知られるようになったルーカーの“怪演”もみどころのひとつだ。

(C)1986 MALJACK PRODUCTIONS

(C)1986 MALJACK PRODUCTIONS

『ヘンリー』は『ザ・バニシング -消失-』の上映館にて特別の限定上映、一部の劇場では同日に両作品が鑑賞可能なタイムテーブルが組まれる予定。詳細は、上映予定の各劇場公式サイトを確認しよう。

『ザ・バニシング -消失-』は、4月12日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開。『ヘンリー』は『ザ・バニシング -消失-』上映館にて上映。

作品情報

映画『ザ・バニシング -消失-』
(1988年/オランダ=フランス合作/106分/カラー/ヨーロピアンビスタ)
原題:SPOORLOOS
監督:ジョルジュ・シュルイツァー
製作:ジョルジュ・シュルイツァー、アンヌ・ロルドン
原作:ティム・クラッベ
脚本:ティム・クラッベ、ジョルジュ・シュルイツァー
撮影:トニ・クーン
音楽:ヘンニ・ヴリエンテン
出演:ベルナール・ピエール・ドナデュー、ジーン・ベルヴォーツ、ヨハンナ・テア・ステーゲ
【ストーリー】
7月、オランダからフランスへと車で小旅行に出掛けていたレックスとサスキア。立ち寄ったドライブインで、サスキアは忽然と姿を消してしまう。必死に彼女を捜すも手掛かりは得られず、3年の歳月が経過。依然として捜索を続けるレックスの元へ、犯人らしき人物からの手紙が何通も届き始める。
提供:キングレコード
配給・宣伝:アンプラグド
(C)1988, Argos Film, Golden Egg, Ingrid Productions, MGS Film, Movie Visions. Studiocanal All rights reserved.   
 
映画『ヘンリー』
(1986年/アメリカ/カラー/83分/スタンダード)
原題:HENRY: PORTRAIT OF A SERIAL KILLER
監督・製作・脚本:ジョン・マクノートン
出演:マイケル・ルーカー、トム・トウルズ、トレイシー・アーノルド、キャム・ヘスキン
【ストーリー】
14歳の時、虐待を繰り返す母を殺害したヘンリーは、相棒のオーティスとその妹ベッキーとの奇妙な同居生活をはじめる。だがヘンリーは、次第に本能的ともいえる殺人への衝動が抑えられなくなっていく。そしてヘンリーに惹かれるベッキーの様子を見たオーティスが嫉妬、共同生活は惨劇と化していく。
1992年劇場公開作品
提供・配給:キングレコード
(C)1986 MALJACK PRODUCTIONS
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