平均年齢63歳の“超絶音楽時代劇”、シアターRAKU「女の平和」幕開け

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2019.5.3
シアターRAKU「女の平和~不思議な国のエロス~」より。(c)横田敦史

シアターRAKU「女の平和~不思議な国のエロス~」より。(c)横田敦史

シアターRAKU「女の平和~不思議な国のエロス~」が、昨日5月2日に、東京・本多劇場に開幕した。

開幕に際し上演台本・演出の流山児祥は、「ギリシャ喜劇の名作×寺山修司の反戦歌劇を、シアターRAKU風にアレンジして『超絶音楽時代劇』に仕上がりました。極彩色の戦国絵巻、スピーディな場面展開、平均年齢63歳の色香が迸(ほとばし)る本多劇場へおいで下さい」と観客にメッセージを送った。上演時間は約1時間30分。公演は5月5日まで行われる。

本作は、“非戦のためのセックスストライキ”を描いたアリストパネスの「女の平和」を基に、寺山修司が手がけた「不思議な国のエロス」を、流山児が時代劇ミュージカル化したもの。2014年にシアターRAKUの前身である楽塾の創立17周年記念公演として初演され、16年には台湾公演が行われた。なお今回の上演版も、5月11日に台湾で披露される。

シアターRAKU「女の平和~不思議な国のエロス~」

2019年5月2日(金・祝)~5日(日・祝)
東京都 本多劇場

原作:寺山修司 ~アリストパネス「女の平和」~
上演台本・演出:流山児祥
出演:いそちゆき、小野田大介、川本かず子、桐原三枝、佐野眞一、杉山智子、高野あっこ、辻洋子、内藤美津枝、中尾レイ、永田たみ子、二階堂まり、西川みち子、原きよ、平山郁子、溝田勉、村田泉、めぐろあや / ラビオリ土屋、後藤英樹 / 橋口佳奈、春はるか / 流山児祥

ステージナタリー
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