松坂桃李×シム・ウンギョンW主演『新聞記者』で“内閣情報調査室”について語る 望月衣塑子氏、元NYタイムズ東京支局長らが出演

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2019.5.22
映画『新聞記者』望月衣塑子氏出演シーンより (C)2019『新聞記者』フィルムパートナーズ

映画『新聞記者』望月衣塑子氏出演シーンより (C)2019『新聞記者』フィルムパートナーズ

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6月28日公開の映画『新聞記者』に、東京新聞記者・望月衣塑子氏が出演していることがわかった。

映画『新聞記者』は、東京新聞の記者・望月衣塑子氏の著書『新聞記者』(角川新書)を原案とした作品。「国家権力と報道メディア」をテーマに、政権がひた隠そうとする“闇”に迫ろうとする女性記者と、理想に燃えて公務員の道を選んだ若手エリート官僚の対峙・葛藤を、オリジナルのストーリーで描く。本作では、東都新聞記者・吉岡を『サニー 永遠の仲間たち』や『怪しい彼女』のシム・ウンギョンが、内閣情報調査室の官僚・杉原を『娼年』『孤狼の血』の松坂桃李が演じ、W主演。山田孝之プロデュース映画『デイアンドナイト』の藤井道人監督がメガホンをとっている。


望月氏は、本人役で劇中のPC画面に映し出される鼎談番組に登場。該当のシーンは映画のために撮り下ろされたもので、望月氏のほかにも、元文部科学省事務次官の前川喜平氏、元ニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏が出演。番組の司会を、新聞労連委員長の南彰氏が務めているという。望月、前川、ファクラーの3氏は、メディアや内閣情報調査室について各自の意見を交わすとのこと。なお、劇中の鼎談は台本なしのぶっつけ本番で行われたという。

映画『新聞記者』より (C)2019『新聞記者』フィルムパートナーズ

映画『新聞記者』より (C)2019『新聞記者』フィルムパートナーズ

6月7日(金)には沖縄で、6月17日(月)には東京で、6月21日(金)には大阪で、望月氏と前川氏による、映画公開記念シンポジウムの開催も決定している。イベントの詳細は、映画公式サイトで確認しよう。

『新聞記者』は6月28日(金)新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国公開。

作品情報

映画『新聞記者』
出演:シム・ウンギョン 松坂桃李 本田翼 岡山天音 /西田尚美 高橋和也/北村有起哉 田中哲司
監督:藤井道人
脚本:詩森ろば 高石明彦 藤井道人
音楽:岩代太郎
原案:望月衣塑子「新聞記者」(角川新書刊) 河村光庸
配給:スターサンズ イオンエンターテイメント
 
【ストーリー】
東都新聞記者・吉岡(シム・ウンギョン)のもとに、大学新設計画に関する極秘情報が匿名 FAX で届いた。日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育ち、ある強い思いを秘めて日本の新聞社で働いている彼女は、真相を究明すべく調査をはじめる。一方、内閣情報調査室の官僚・杉原(松坂桃李)は葛藤していた。「国民に尽くす」という信念とは裏腹に、与えられた任務は現政権に不都合なニュースのコントロール。愛する妻の出産が迫ったある日彼は、久々に尊敬する昔の上司・神崎と再会するのだが、その数日後、神崎はビルの屋上から身を投げてしまう。真実に迫ろうともがく若き新聞記者。「闇」の存在に気付き、選択を迫られるエリート官僚。二人の人生が交差するとき、衝撃の事実が明らかになる。
 
公式サイト:http://shimbunkisha.jp/
(C)2019『新聞記者』フィルムパートナーズ
 
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