糸井幸之介が生み出す“妙ージカル” 音楽劇 『春母夏母秋母冬母』の再演が決定

2019.6.20
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2018年 初演の様子

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2020年2月、CBGKシブゲキ!! にて舞台『春母夏母秋母冬母』が上演されることが決定した。

『春母夏母秋母冬母』は、2018年5月にFUKAIPRODUCE羽衣 第23回公演として初演され好評を博した作品。初演では深井順子(FUKAIPRODUCE羽衣)と森下亮(クロムモリブデン)が演じた二人芝居の音楽劇だ。

2018年 初演の様子

2018年 初演の様子

2018年 初演の様子

FUKAIPRODUCE羽衣は、作・演出・音楽の糸井幸之介が生み出す唯一無二の”妙―ジカル”を上演するため、女優・深井順子が2004年に立ち上げた団体。”妙―ジカル”とは、FUKAIPRODUCE羽衣独特の歌と踊りの妙な世界を示す造語で、「妙なミュージカル」の意。妙という言葉が持つ、一風変わっているという意味と、なんともいえないほど美しいという意味の両方が、そこはかとなく漂う世界を表現している。ポップ・ミュージックのコンセプトアルバムのように、15 分程度の短いシーンの連続により構成される。

同団体は、これまでに、本公演25公演、ワンマンLIVE12本を上演。累計動員数は20,000人を超える。妖艶かつ混沌とした詩的作品世界、韻を踏んだ歌詞と耳に残るメロディで高い評価を得るオリジナル楽曲、圧倒的熱量を持って放射される演者のパフォーマンスが特徴である。

今回の公演でも、作・演出・音楽は糸井幸之介が担当。詳細は後日発表される。

<上演に向けて> 主催:CBGKシブゲキ‼コメント

この作品には、<母>をテーマに普遍的な愛が描かれています。ファンタジーとリアリティ、甘口と辛口がちょうどいい具合に混ざりっている作品です。
「より多くの方に観ていただきたい」ただその想いだけで、CBGKシブゲキ!!から、FUKAIPRODUCE羽衣さんへラブコールをお送りしました。
2020年、世界中の人が東京に集まる年に、上演すべき作品だと思っています。初見の方も初演をご覧になった方も、ご納得いただけること請け合いです。どうぞご期待ください。

<『春母夏母秋母冬母』概要>
こなこ と ユキユキ、中学生のカップルが深夜の公園で遊んでいる。遊具がそれぞれ絡まり合っているような幻想的な公園。こなこ と ユキユキが4つの遊具でエスキモーごっこに興じる間々に、こなこ と 母、ユキユキ と ママの、幼年期・思春期・壮年期の時制を超えた物語が挟まれる。
フォーティーンからフォーティへ。同じ年月を生きてきた、上演時40歳の作家と二人の俳優が “母”をテーマに性別や時制を超えて描くリアリティとファンタジー。
一組の男女が、母と子を自在に演じ分け、それぞれの子の様々な時点を紡ぎ、人にある愛と闇を照射する音楽劇。

 

<糸井幸之介 プロフィール>
劇作家・演出家・音楽家。1977年東京生まれ。2004 年に女優の深井順子により旗揚げされたFUKAIPRODUCE羽衣の全作品で作・演出・音楽を手掛ける。全編の7 割ほどを演者が歌って踊る、芝居と音楽を融合した独自の作風を“妙―ジカル“と称し、唯一無二の詩的作品世界と、耳に残るオリジナル楽曲で高い評価を得ている。
世田谷区芸術アワード“飛翔” 2008年度舞台芸術部門受賞。第14回公演「耳のトンネル」にて、CoRich舞台芸術まつり!2012春グランプリ受賞。第22回公演『瞬間光年』(2017年上演)にて、第 62 回岸田國士戯曲賞最終候補となる。近年は、木ノ下歌舞伎『心中天の網島』演出・作詞・音楽、穂の国とよはし芸術劇場市民と創造する演劇『とよはしの街の物語』作・演出・音楽を手掛けるなど、外部活動の範囲も広がっている。

 

公演情報

CBGKシブゲキ! ! presents
FUKAIPRODUCE羽衣『春母夏母秋母冬母』
 
日程:2020年2月 ※詳細は後日
会場:CBGKシブゲキ! !
作・演出・音楽:糸井幸之介
 
[主催・お問い合わせ]
CBGKシブゲキ!!  TEL:03-6415-3363   MAIL:info@cbgk.jp