BTSが4日間で21万人を動員 雨の中、約3時間24曲のステージで日本スタジアムツアー最終公演を締めくくる
『BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF’ -JAPAN EDITION』 (C)Big Hit Entertainment
BTS(防弾少年団)が全世界スタジアムツアーの日本公演『BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF’ -JAPAN EDITION』最終公演を7月13日・14日に静岡・エコパスタジアムにて開催。先週末開催された大阪ヤンマースタジアム長居公演を含む4日間で、計21万人のファンとともに、各日3時間近くのステージを楽しんだ。
『BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF’ -JAPAN EDITION』 (C)Big Hit Entertainment
梅雨時期とあって、小雨の降る中行われた7月14日の最終公演の会場は、周辺を含めライブ前からファンの熱い熱気に包まれていた。BTSファンの熱い歓声とともに、全米・全英No.1のヒットとなったアルバム『MAP OF THE SOUL : PERSONA』の収録曲「Dionysus」でライブをスタート。BTSならではのエネルギー溢れる集合ダンスが際立つ同曲から、Vは「会いたかったよ」、J-HOPEは「僕たちと一緒に楽しむ準備はできてますか?」と語りかけ、「Not Today」「FAKE LOVE」「MIC Drop」などヒット曲を続々披露した。
途中のソロステージでは、メンバーそれぞれが各々の魅力が詰まったステージを披露。J-HOPEがダンス力際立つステージで会場に”J-HOPE”コールを巻き起こした後、JUNG KOOKは3Dフライングで会場を虜に。スノードームのようなセットの中で幻想的に歌うJIMINに悲鳴にも近い歓声がおこった後は、RMが「一緒に歌う準備はいいですか?」との呼びかけから、ファンとの大合唱で会場を“LOVE”で包む。魅惑的な表情で視線を釘付けにしたVに続き、SUGAがダンサーを従えてムービングステージを使用したダンス曲を披露。JINは貴公子のような出で立ちでピアノを弾き柔らかな声で歌い上げ、会場全体からの拍手が巻き起こった。
『BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF’ -JAPAN EDITION』 (C)Big Hit Entertainment
一番の盛り上がりを見せたのは、ライブ中盤の「Boy With Luv -Japanese ver.-」だ。7月3日にリリースされ、100万枚出荷されたシングル「Lights/Boy With Luv」収録曲で、日本語で披露されたのは今回の日本スタジアム公演がはじめて。一体となったコールに、会場が揺れていた。
『BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF’ -JAPAN EDITION』 (C)Big Hit Entertainment
MCでは、JUNG KOOKが「スタジアムツアーをしながら、はじめて雨に降られながらのコンサートでしたが、雨に濡れながらのコンサートもいいですね。幸せな思い出を作ってくれてありがとう」、J-HOPEが「みなさんのおかげで嬉しくて楽しい日でした。みなさんありがとうございます」、SUGAが「みなさんのテンションが高くて僕たちも楽しくできました」、JINが「雨が降ってるけど大丈夫だよね?僕たちの熱い情熱には勝てないよね?」、JIMINが「静岡は綺麗ですね。みなさんがいるから今日が一番綺麗ですね!」、Vが「雲が太陽を隠してしまいましたが、暑さもなく楽しい公演になりました」、RMが「今日はラッキーな日でしたね。これだけの雨ですみました。暑い日差しもなく、気持ちよく公演できました」と語り、雨が降る中でともに楽しんだファンに向けた感謝の気持ちをあらわに。
『BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF’ -JAPAN EDITION』 (C)Big Hit Entertainment
この日、BTSはユニットステージなどアンコール含めて全24曲を披露し、会場を埋め尽くした観客を魅了した。