『G-FREAK FACTORY杯』開催!? 群馬の雄が競輪に挑む【山人音楽祭×SPICE特別動画】
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G-FREAK FACTORY 撮影=風間大洋
9月21日(土)・22日(日)に群馬・ヤマダグリーンドーム前橋にて『山人音楽祭2019』が行われる。その事前企画として初開催時から毎年SPICEがお送りする企画も今年で4回目。
初回は四星球と高崎名物のダルマ作り、第2回はHAWAIIAN6のHATANOと群馬名産のこんにゃく作り体験、第3回はTHE BACK HORNの山田将司を迎えてのドライブ企画と、これまで同フェスを主宰するG-FREAK FACTORY・茂木洋晃(Vo)をホスト役に、別バンドをゲストに招く形で行なってきたが、今回は満を持して茂木以外のG-FREAK FACTORYメンバーが全員登場し、プロの競輪選手のレクチャーのもとコース走行に挑むことになった。
なぜ競輪なのか?というと、『山人音楽祭』の会場となっているヤマダグリーンドーム前橋が普段は競輪場として使用されているから。フェスを通じて地元・群馬を盛り上げようと、数々の試みを形にしてきた彼らは、『山人音楽祭』の聖地ともいえる会場への想いもひとしおで、『山人音楽祭』と前橋競輪が相乗効果によってどちらもより盛り上がるように、という願いから今回の企画が実現した。
とはいえ、ヤマダグリーンドーム前橋は、コーナー部のバンク角が日本一、レース時の最高速は時速70kmにも及ぶガチの競輪場。渡部“PxOxN”寛之(Dr)がロードバイク経験者ではあるものの、いきなり走ってみるというのはあまりにも無謀だ。そこで、今回は前橋競輪の全面バックアップにより、現役選手2名のレクチャーを受けながらコースを走行し、そこでイベントのPRを行うこととなった。果たしてこの難コースを、アラフォーバンドマンは攻略できるのか!?
見事(?)、無事完走したG-FREAK FACTORYの面々。さすがにバンクへ突入することは無理だったが、さらっとコースを周回できているだけで実は結構すごいこと。筆者も乗ってみたが、足は地面につかないしブレーキも無いので、相当怖いのである。だがそこは不屈のレベル・ミュージックを奏でる彼ら、持ち前の精神力と胆力で乗り切ってくれた。
会場への愛もリスペクトも一層深まったであろうこの企画を経て、本番の『山人音楽祭2019』ではこれまでを凌ぐ絶景を見せてくれるに違いない。9月22日(土)・23日(日)、この難コースが熱狂のフェス会場へと変貌する日はもう間もなくだ。
企画・文・撮影=風間大洋 動画撮影・編集=大野要介