KERA CROSS 第二弾舞台『グッドバイ』全キャスト発表　真飛聖、朴璐美ら多彩なキャストが勢揃い

ケラリーノ・サンドロヴィッチ（KERA）の名作戯曲を、才気溢れる演出家たちが新たに創り上げるシリーズ「KERA CROSS」。第一弾『フローズン・ビーチ』（鈴木裕美演出）に続き、第二弾の『グッドバイ』が2020年1月〜2月に上演される。先だって、演出・生瀬勝久、出演、藤木直人、ソニン、生瀬勝久、他、というラインナップが発表になったが、このたび全キャストが発表された。

新発表のキャストには、元宝塚歌劇団花組トップスターで現在数々のドラマ・映画・舞台で活躍中の真飛聖、今年上演のミュージカル『レ・ミゼラブル』のマダム・テナルディエ役の好演も記憶に新しい、声優・女優として活躍する朴璐美、個性的なビジュアルとキャラクターでモデル・女優・バラエティでも活躍中の長井短、乃木坂46を2018年に卒業し在籍中から多くの舞台に出演、今後も更なる活躍が期待される能條愛未、モデル・女優として着実にキャリアを重ねフレッシュな魅力が光る田中真琴、KINCHO「タンスにゴンゴン」のCMでも話題の双子の女優MIOとYAE、そしてアニメ『おそ松さん』などで活躍する人気声優であり、また俳優・歌手としても活躍中の入野自由、コミカルさとシリアスさを縦横無尽に行き来し、個性と確かな演技力で作品を支える実力派俳優小松和重、と多彩なメンバーが顔を揃えた。

舞台『グッドバイ』は、太宰治の未完の遺作小説『グッド・バイ』をベースに、KERAが新たなドラマを紡ぎ出したKERA初のラブコメ作品。2015年KERAの演出で上演し第23回読売演劇大賞 最優秀作品賞、優秀演出家賞（KERA）、最優秀女優賞（小池栄子）、平成27年度芸術選奨 文部科学大臣賞(KERA)を受賞する等、演劇史に残る傑作となった。

絶筆によって原作では描かれなかった“その先の物語”を描き、予想もしない展開と、シニカルに、ユーモラスに、生き生きと描かれる登場人物たちのキャラクターに多くの観客が魅了された。生瀬勝久の演出、このキャスト陣によって生み出される全く新しい『グッドバイ』、ぜひ期待してほしい。

公演は、2020年1月、かめありリリオホールを皮切りに、2月にシアタークリエ他、全国各地で公演。詳細は「KERA CROSS」オフィシャルサイトで順次公開される。

■KERA CROSSとは

ケラリーノ・サンドロヴィッチの数々の戯曲の中から選りすぐりの名作を、才気溢れる演出家たちが異なる味わいに創りあげる連続上演シリーズ

第一弾　KERA ×鈴木裕美『フローズン・ビーチ』　（※終了）
第二弾　KERA ×生瀬勝久『グッドバイ』
第三弾　KERA ×河原雅彦
第四弾　KERA ×三浦直之（ロロ）
第五弾　KERA ×ケラリーノ・サンドロヴィッチ
（作　×　演出　の順に掲載）