GReeeeN、過去最多全23公演の全国ツアーに幕　「アイノカタチ」セルフカバーの先行配信が決定

8月31日、GReeeeNの全国ライブツアー『GReeeeNと不思議の管 ～配水の人～』が東京・Zepp Tokyoにてツアー千秋楽を迎えた。

毎年夏の恒例となっているGReeeeN全国ツアー。今年は初めての開催地も増え、過去最多の全国17ヶ所23公演となった。「GReeeeNが大好き」というお笑い芸人・四千頭身が今年のアンバサダーに就任し、ツアー開催時から踊ったり、グッズを紹介したり、と盛り上げてきた。そんな四千頭身は、ファイナルの開演前に会場へ登場。多くのファンと一緒に「未完成ing」を踊るなどライブに向けての熱量を上げた。

そして、いよいよライブがスタート。ひょんなきっかけから別の世界へワープしてしまう、という設定で始まった。GReeeeNと会場のファン全員が配水管の修理業者になり、ライブ全編を通して様々な”トラブル”に向かっていくことに。町の水のトラブル対応だけでなく、悪者に立ち向かうなど、実に様々な”トラブル”に会場が一体となり、ライブは進んでいく。

途中、ファンの頭上に転がる大玉をステージに送り届けるアトラクションのほか、GReeeeNが一緒に歌い踊る一幕など、ファンにとっても参加型となる“アトラクションライブ”が展開した。

この日のライブでは、「キセキ」「愛唄」「道」「オレンジ」などのヒット曲にくわえ、9月25日発売のニューアルバムにも収録される「一緒にいこう」「約束 × No title」「ミドリイロ」などを披露。アンコールでは、メンバーからファンへの感謝の言葉が。一人ひとりの言葉に、涙を流すファンの姿も見受けられた。ファン参加型のライブでありつつ、一曲一曲から元気や勇気をもらい、時に大事なことを思い出す、終始笑顔の溢れる空間となった。

また、ニューアルバム『第九』に収録される「アイノカタチ」がひと足早く9月11日より各配信サイトにて先行配信されることも決定。同曲はMISIAに提供し、ドラマ主題歌としてヒットした楽曲のセルフカバーだ。

GReeeeNは、9月7日に上海で初の海外公演を行う。