アイドルによる“国民的アニソン”カバーコンテスト『愛踊祭2019』優勝グループは? ももクロ佐々木彩夏やi☆Risも貫禄パフォーマンス
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9月7日(土)、東京・TOKYO DOME CITY HALLにて、『愛踊祭2019 決勝大会』が行われた。
『愛踊祭』は、全国のアイドルが“国民的アニメソング”をカバーするコンテスト。今年で5回目を迎えるこのイベントでは、2017年にChuning Candyが審査員特別賞を受賞、2018年にはテーマパークガールが優勝し、それぞれメジャーデビューを果たしている。
きゅいーんズ
ハニートラップ
ホシ☆グミ
今年の『愛踊祭2019』には、全国から200組超のアイドルグループがエントリー。決勝には、6月から各地で開催された予選会を勝ち抜いた11組が参加している。さらに、『愛踊祭』の魅力を伝えるアンバサダーに佐々木彩夏(ももいろクローバーZ)、i☆Risの2組を迎えている。
mofmof
MPF☆B
OBP
Si☆4
キミノマワリ。
審査員には、佐々木と共に司会も務めるヒャダイン、古川未鈴(でんぱ組.inc)、ミキティー本物(二丁目の魁カミングアウト)、中島卓偉ら10名が名を連ね、ゲストとして2018年大会優勝グループのテーマパークガールが登場している。
ミキティー本物
古川未鈴
中島卓偉
栄えある優勝を勝ち取ったのは、北海道代表のまばたき。札幌出身の13歳と15歳からなるこの少女デュオは、課題曲の「ドラえもんのうた」、「君が好きだと叫びたい」の2曲と、オリジナル楽曲「ひこうき雲」を歌唱した。
まばたき
まばたき
メンバーの水無瀬叶和は、「優勝できたのは、いつも隣で支えてくれた相方の林檎のおかげでもあります」と涙を流しながら喜びを噛み締める。湊林檎は「練習してる時に注意しちゃったりもしていたんですけど、いつも支えてくれたのは家族と友達、そして叶和とファンの皆さんだと思っています」とコメント。ももクロ佐々木は、「こっちまでうるうるしちゃった。メンバー愛が強いよね」と、ふたりの絆を褒め称えた。
まばたき
まばたきは、会場での投票とイベントの生配信をあわせ、視聴者投票数1位に輝き、ベストオーディエンス賞を受賞。自分たちの姿をより大きく見せるダイナミックなパフォーマンスが評価され、会場でユニバーサル ミュージック合同会社内のレーベル・Virgin Musicから、メジャーデビューに向けた育成希望の声がかかるサプライズも。
表彰式
広島から参加した双子グループ・mofmofは審査員特別賞に輝くとともに。エイベックス、ユニバーサル ミュージックジャパンから、今後の活動に向けての話し合いを希望されることに。大阪から参加した神薙ラビッツは、コミック『推しが武道館いってくれたら死ぬ』にキャラクターとして登場できる権利を獲得し、ユニバーサルミュージックから話合い希望の手が挙がった。きゅい〜ん’ズにはfanicon賞が贈られた。
i☆Ris
イベントでは、i☆Risと佐々木がアンバサダースペシャルパフォーマンスとして、ライブを披露。i☆Risは課題曲の「ドラえもんのうた」を皮切りに、「FANTASTIC ILLUSION」「Changing point」「アルティメット☆Magic」といった新曲を中心に会場を盛り上げた。
佐々木彩夏
佐々木彩夏
佐々木は2017年の課題曲だった「キューティーハニー」からスタート。出場アイドルのステージに感化された佐々木は「私も気合が入りますね」と話し、「Bunny Gone Bad」「CONTRADICTION」「だって あーりんなんだもーん☆」の計4曲で先輩としての貫禄を見せつけた。
イベント終演後の囲み取材には、ヒャダイン、佐々木、まばたきから水無瀬、湊が登場。まばたきは、昨年も決勝大会に出場しており、ベストオーディエンス賞を獲得している。ヒャダインは、「非のつけどころのない圧倒的なパフォーマンスだったと思います」と、まばたきのビジュアル、歌声、若さ、ピュアさを絶賛。昨年のまばたきのステージも審査を振り返り、この1年で成長した点として2人の必死さ、メンタルの強さ、ファンの心を掴む純朴なMCを挙げた。
優勝した喜びを聞かれた水無瀬は、「夢じゃないかなというくらい嬉しくて、この1年間2人で練習してきた甲斐があったなと思えます。世界一の幸せ者です」と笑顔。湊は決勝大会のステージを振り返り、「自然が綺麗な北海道らしさを意識して、フレッシュさやダンスを大きく踊ることに気をつけました」と話す。
さらに水無瀬は「去年と比べて涙が出るくらい緊張したんですけど、遊んでるくらいに楽しいパフォーマンスが出来ました。初めてのお客さんも盛り上がってくれて、遊園地のようなステージでした」とピュアなコメントを残し、ヒャダインと佐々木を虜にしていた。