『道南ロックフェスティバル THE BOOSTER』 来年4月に函館アリーナでの第一回開催が決定

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2019.9.30
道南ロックフェスティバル THE BOOSTER

道南ロックフェスティバル THE BOOSTER

2020年4月11日(土)北海道函館市函館アリーナにて、『第一回 道南ロックフェスティバル THE BOOSTER』の開催が決定した。同フェスは、北海道の南に位置する18市町からなる道南地区をロックフェスを通じて道南を盛り上げようという計画の元に立ち上がったものとなっている。

代表の想いから『道南まるごと町おこし』をコンセプトにしており、道南18市町と連携することでただのロックフェスでなく観客に道南の魅力が伝わる内容となる予定となっている。アリーナ横の広場で上記のコンセプトに沿ったサブイベントとして、グルメや幅広い年代が楽しめる催し等も計画されている。

出演者等の詳細は後日発表されるとのことなので、続報に期待していてほしい。


代表者 佐藤孝圭 コメント

私は七飯町で生まれ育ち、高校卒業とともに地元を離れ進学いたしました。当時の心境を思い返してみると、都会で生活してみたいという好奇心が強かったと思います。「函館は田舎で何 もない街」というイメージで外の世界に飛び出していったのを覚えています。

高校を卒業して札幌の大学に進学し、東京の歯科医院に就職し、私は憧れていた都会での生活 を過ごしました。大きなイベントがあると仲間で集まって遊びに行き、欲しいものは街に出かけたら手に入る生活でした。その生活は思い描いていた通り、地元には無い楽しみがたくさんありました。

しかし、月日が経つにつれ徐々に生まれ育った地元のことを意識するようになりました。そのようになったきっかけは、周りの人の「函館に対する意識」です。私の地元が函館だというと、 ほぼ全員の人が函館と言う街を知っていました。これは地方都市で県庁所在地でもないという観点からいうと、とても珍しいことではないかと思います。さらにいうと、函館に対するイメージがとても良かったのも印象的でした。美味しいものがたくさんある、夜景が綺麗、趣ある街並み、 そして少し離れれば自然に溢れている。一度行ったことがある方はまた行きたいと言い、行ったことがない方は一度行ってみたいと言いました。中には毎年函館に旅行して、同じホテルに泊まるという方もいらっしゃいました。

この事実を改めて考えた時に、自分の地元がどれだけ素晴らしいところだったのかということに気づかされました。 私が地元を離れて経験したことと、地元に残っている方々の
意識には乖離があるかもしれないと感じたことも事実です。

ブランド総合研究所が毎年発表している全国市区町村魅力度ランキングでは、全国1000の市区町村の中から函館は2018年全国1位に輝きました。過去にも函 館は2018年を含めて5度も1位になっています。これはベスト5に入る全国の市の名前を見ても凄いことです。しかし、このアンケート調査の結果に当の函館市民は喜びつつも腑に落ちていない方もいらっしゃるのではないかと感じたのです。

つまり、私が地元を離れた時に感じていたよ うな「函館は田舎で何もない街」という意識から、全国市区町村魅力度ランキング1位という結果に対し、「観光で来るならいいけど住んだら何もないのがわかる」と言った考えを持っている人もいるということです。
そこで私は、このギャップを埋めるべく、函館を中心とした道南の素晴らしさを日本中に発信 していくとともに、イベントを開催し、道南在住の方々にも楽しんでいただくことで、道南の魅力 を再発見・再認識していただきたいと考えております。そのために、道南ロックフェス実行委員会を発足いたしました。

イベント情報

『道南ロックフェスティバル THE BOOSTER』
2020年4月11日(土) 函館アリーナ(北海道函館市湯川町1-32-2)
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