マンウィズ・ジャンケンジョニー、10-FEET・TAKUMA、人間椅子らが語る直腸陥没メタル映画 『ヘヴィ・トリップ』応援コメントを公開

2019.12.25
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(C)Making Movies, Filmcamp, Umedia, Mu tant Koala Pictures 2018

12月27日(金)に封切られれる映画『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』から、作品を鑑賞したミュージシャン、評論家らの応援コメントが公開された。

『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』は、世界でも極めてメタルが盛んな北欧フィンランドとノルウェーで生まれた、ヘヴィ・メタル・ロードムービー。本作で長編映デビューを飾ったユーソ・ラーティオ&ユッカ・ヴィドゥグレン監督がメガホンをとり、音楽をフィンランドのメタルバンド・ストラトヴァリウスのラウリ・ポラーが担当している。

 


劇中で描かれるのは、ヘヴィ・メタルバンド“インペイルド・レクタム”(直訳:直腸陥没)を結成した若者たちの物語。ド田舎で退屈な日々を送る主人公・トゥロは、「終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル」を掲げるヘヴィ・メタルバンドを結成し、盗難事件や、トナカイによるドラマーの死、新メンバーの加入、フィンランドとノルウェーの武力紛争、ロマンスなど、様々な紆余曲折を経て、ノルウェーの巨大メタルフェスを目指す。

本作を試写会などで鑑賞したのは、ミュージシャン、メタラー、モッズ、パンクス、プロレスラー、作家、ジャーナリスト、評論家、料理家など、様々なジャンルの人々。応援コメント全文は以下のとおり。※五十音順

 

安齋肇(日本崖っぷち大賞メンバー/ソラミミスト)

バカぢゃん。日本崖っぷち大賞バカメタル部門に推薦させていただきます。

 

宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)

心の底から愛している音楽と、それを一緒に鳴らすことができる信頼できる仲間がいる。それだけで十分じゃないか。本作はポリティカル・コレクトネスの名のもとに不当に虐げられてきた者たちによる、現代社会に対するアンチテーゼでもある。

 

加藤ひさし(THE COLLECTORS)

俺がモッズになった 1980 年にネオモッズの天敵ヘビーメタルの王者アイアンメイデンがデビューした。あれから 40 年。俺は 40 年ぶりにメタルを観て聴いてしまった。そして、笑ってしまった。

笑ったら負けよ。泣けて笑えて夢みれる最高のロックムービーです。

 

冠徹弥(THE 冠)

タイトルに崖っぷちなんて書いてあるからちょっと泣けたりする感動ストーリーかと思ったらなんじゃこりゃ!!感動とかそっちのけ自分の想像を遥かにこえた破天荒なストーリーに笑いが止まらなかったよ。

劇中の曲もゴリゴリのメタルでかっこいいやん!!

とにかく最高に馬鹿なロードムービーですがちゃんとメタルへの愛を感じる作品でした。

メタル好きには是非観て欲しいがメタルに興味がなかった方々もきっと楽しめるので余計な事は考えず大いに笑って観て欲しい!

 

佐々木貴(レスラー/プロレスリング FREEDOMS 代表)

夢を追い、海外進出を目指すメタルバンドのとんでもないすったもんだの珍道中

皆、愛すべきバカばっかり

でも、珍道中っぷりならプロレスも負けてない!

プロレス版のこんな映画作ってみたいぞ

 

Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)

ピュアデ青クテ衝動的デエモーショナル。バカサ加減ガウナギ昇リ。ナノニ最後ノメッセージガ結果、結構刺サッテシマウトイウ始末。

最高ニメタルナ映画ダ。

メタルハ単ナル音楽ノジャンルデハナイ。精神ノ在リ方デアル。

 

TAKUMA(10-FEET)

超絶おバカだけどちょっと泣ける。内弁慶さとオタク気質さに不思議な共感を覚え、どんどん引き込まれ気がつくと最深部まで。少林サッカーを初めて観た時の「これはもしかすると大ヒットするんやないかな。。」と思った時となんか似てる。

 

田中俊行(鶯谷「ROCK BAR 叫び」/店主)

純粋なメタル魂にトナカイの血と少しのロマンスを混ぜたカクテルのような映画

このカクテル、既に 3 杯も飲んでしまった

長い付き合いになりそうだ☆

 

CHOP STICK(アーティスト)

やり過ぎぐらいがちょうどいい!!

肉体から魂が飛び出ちゃうぐらい最高にエキサイティングなエンディングをありがとう!!

直腸陥没!!最狂で最幸

 

寺田直子(トラベルジャーナリスト)

北欧の森の空気のようなピュアなメタル魂が彼らをヒーローに変える。

その瞬間にぜひ立ち会ってもらいたい

 

鈴木研一(人間椅子)

是非とも映画館に足を運んで大音量で観たい映画です。バンドあるあるで大いに笑いましょう。

 

和嶋慎治(人間椅子)

ヘヴィメタルをやりたいなら、失意と落胆は覚悟しろ!真のメタルは受難する。

 

ナカジマノブ(人間椅子)

イエーイ!いつもそばにはヘヴィメタル!すげー親近感!バンドって最高!

 

PANTA(頭脳警察)

マニアックな含み笑いが我慢しきれず腹筋崩壊、笑えるロックな映画は数あれど、群を抜いて薄っぺらく貧相で深みもなく、そのか細い純粋さがさらに笑いを加速させる、わからない奴は放っておいて観た後でまた笑いをぶり返そう、北欧メタル最高だよ、こんな澱んだ世界を救えるのはキミたちだけかもしれない・・wwww

 

樋口毅宏(作家)

「オラこんな村イヤだ!ノルウェーでフェス出るだ!」

流行に左右されない魂の叫びを聞け。100 点満点の B 級ムービー!!

 

ペッカ・オルパナ(フィンランド大使)

日本・フィンランド外交関係樹立 100 周年を祝う 2019 年、今までになく、様々な映画が紹介されてまいりました。この記念の年を「ヘヴィ・トリップ」で締めくくるのは意義深いことです。我々の負けじ魂「シス」を、ちょっと変わったユーモアのセンスを、ヘヴィメタルにのせて(日本の皆様が)楽しんでくださるよう期待しています。

 

マーティ・フリードマン(intoxicate vol.143 より)

最近はミュージシャンの映画が本当に多いけど、その中でも僕的には本作がいちばんヒットしたよ!

ストーリーも登場人物の設定もシンプルだから純粋に楽しめるし、笑えるし、何よりバンドマンの魂がストレートに伝わってくるのがいいね。

 

間壁丈治(生田「極楽焼肉グルーピードールズ」/店主)

あまり期待せず最初は観ていたんのですが気付けば前のめりで観ていた

後半は涙すら流す始末。

ヘヴィメタルバンドあるある的な内容

現代版スパイナルタップ。是非メタル好きじゃない人にも観てほしい作品です。

 

ヤスナリオ(料理勉強家/高円寺「メタルめし」店主)

なんておバカなバンドなんだろうと思って観ているうちに、気がつけば応援、ついには号泣しちゃってました(笑)。

ヘヴィ・メタルのカッコよさ、激しさ、バカバカしさ、すべてが詰まった最高の映画 DEATH!

 

また、12月27日(金)初日から、シネマート新宿にて“週末シンフォニック!デスボイス陥没割引”が実施されることが決定。これは、シネマート新宿の毎週金曜日の上映について、デスボイスでを購入すれば入場料金が1,000円になるというもの。詳細は、シネマート新宿に確認しよう。

『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』12月27日(金)よりシネマート新宿&心斎橋ほかにてロードショー。

作品情報

映画『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』
(2018年/フィンランド+ノルウェー/フィンランド語、ノルウェー語、英語/92 分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/DCP)
プロデューサー:カイ・ヌールドベリ、カールレ・アホ
監督:ユーソ・ラーティオ、ユッカ・ヴィドゥグレン
脚本:ユーソ・ラーティオ、ユッカ・ヴィドゥグレン、アレクシ・プラネン、ヤリ・ランタラ 主演:ヨハンネス・ホロパイネン、ミンカ・クーストネン、ヴィッレ・ティーホ
ネン、マックス・オヴァスカ、マッティ・シュルヤ、ルーン・タムティほか
原題:Hevi reissu / Heavy Trip
 
提供:キングレコード+スペースシャワーネットワーク
配給:SPACE SHOWER FILMS
映倫指定:R15+
 
 
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