横浜・象の鼻テラスにて身体表現を模索するイベント『Walk Installation vol.1 ARUKU』が開催決定
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2020年1月21日(火)~30日(木)の10日間、横浜・象の鼻テラスにて身体表現を模索するイベントZOU-NO-HANA BALLET PROJECT『Walk Installation vol.1 ARUKU』が開催されることが決定した。
本プロジェクトのリーダーを務めるのは、現代バレエ界の鬼才 ウィリアム・フォーサイス率いるフランクフルト・バレエ団( ‘15年よりザ・フォーサイス・カンパニー)にアジア人として初めて入団し、約40作品を世界各地で踊ってきた安藤洋子。カンパニー解散後に帰国した安藤は、出身地である横浜でその経験を次世代の若手ダンサーに伝えるため、クリエーションを軸としたダンスワークショップZOU-NO-HANA BALLET PROJECTのプログラムとして継続的に行っている。
安藤洋子
今回の『Walk Installation vol.1 ARUKU』は、象の鼻テラスで行う多様で実験的なパフォーマンス期間の総称で、安藤洋子の帰国後初となるクリエーション作品を含む、様々なプログラムから構成されるという。今回のベースとなるのは象の鼻テラスで安藤と出会い、クリエーションをしてきたダンサーたちの10日間に及ぶ「ARUKUインスタレーション」。 期間中の会場では、日常の風景に混ざって実験的パフォーマンスが常に行われ、自由に見ることができるという。
タイトルの「ARUKU」には、最も基本的な「歩く」という行為を軸にクリエーションをすることで、個々人としては無機質で無感情に見える移動が、全体として見ると有機的かつ複雑に絡み合うかのような、目が離せない空間を生み出したいという安藤の思いが込められているという。各プログラムは事前申込みによりパフォーマーとしての参加も可能。
ハン・ジンス
また、本プロジェクトでは、韓国出身のアーティスト ハン・ジンスを招き、安藤の発する言葉や動きからうけたインスピレーションをもとにARUKU期間中に作品をつくりあげる、インスタレーション作品を公開制作・展示するという。各プログラム詳細や申し込み方法はホームページにてチェックしてほしい。
イベント情報
1970年、 韓国・ソウル生まれ。 反復動作をしながら詩的な変化を探索するキネティックな彫刻作品を制作するマルチメディアアーティスト。機械化された彫刻は、 ユニークなパフォーマンスと没入感のある体験をもたらす。 Sejong CenterやSeoul Museum of Artなど韓国の主要美術館や、 中国や アメリカを始めとした数多くのギャラリーでの展示など国際的に活躍している。 2005年、 「愛・地球博」(2005年日本国際博覧会)アートプログラムに参加。 2018年、 MARC STRAUS Gallery New Yorkで個展を開催。