ミズタニー初の単独公演で“カメ止め”の濱津隆之が2年ぶり舞台復帰、アフタートークには上田慎一郎監督も参戦

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2020.1.8
佐伯さち子、濱津隆之、矢野昌幸、上原武士、雪港(少年王者舘)

佐伯さち子、濱津隆之、矢野昌幸、上原武士、雪港(少年王者舘)

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水谷圭一が主宰する演劇ユニットのミズタニーが、初の単独公演を2020年3月25日(水)から同月29日(日)まで東京・渋谷のユーロライブでおこなう。公演タイトルは、テアトロコントspecial ミズタニーのベストセレクション『米つぶサイズの地球』。上演演目は『3人のおにぎり』『こんにちはオリバー』&『星になれた』+新作短篇。いずれも、作・演出を水谷圭一が手掛ける。

過去上演演目:『星になれた』初演より

過去上演演目:『星になれた』初演より

今回の舞台の出演者は、佐伯さち子、矢野昌幸、上原武士、雪港(少年王者舘)、濱津隆之、寺田華佳、他がアナウンスされている。このうち濱津隆之は、2017年に旋風を巻き起こした映画『カメラを止めるな!』において日暮隆之監督役で主演し大いなる注目を集めた俳優であり、2020年1月25日よりテレビ東京で放送を開始する『絶メシロード』でテレビドラマ初主演を飾ることも話題となっている。そんな濱津は元々、水谷の主宰していた劇団の野鳩や、ユーロライブが開催するお笑いと演劇のミックスイベント「テアトロコント」でもミズタニーの一員として出演してきた経緯があり、今回は2年ぶりの舞台復帰公演となる。なお、3月25日(水)19:30の回では濱津を前述映画でブレイクさせた上田慎一郎監督もアフタートークのゲストに招かれており、“カメ止め”ファンには必見の一夜となりそうだ。

3月25日19:30 アフタートークゲストの上田慎一郎監督

3月25日19:30 アフタートークゲストの上田慎一郎監督

ミズタニーは、2017年、渋谷コントセンターからのオファーにより押し出されるように立ち上げられたユニットとのこと。これまでは「テアトロコント」という複数出演団体のワンオブゼムとして作品を発表するのみであったが、今回の「テアトロコントspecial」で初の単独公演に挑む。なお、水谷はNHK Eテレ『シャキーン!』に脚本で参加している。その水谷からコメントが届いたので以下に紹介する。

いよいよミズタニー初の単独公演です。
通常、演劇は単独で公演するのが一般的なわけで、「ショーケースイベント専門の劇団です!」って人ら、よそにいましたっけ? ちょっと思いつかないので、そこはテアトロコントでのみ活動を続けてきた我々だけのチャームポイントなのかも知れません。
そして濱津隆之が2年ぶりに舞台作品に出演します。『カメラを止めるな!』で濱津隆之を知った方、ミズタニーを知らない方、演劇を観たことない方もぜひお越しください。大丈夫、敷居はかなり低いです。イラストの濱津くんの顔からもそれは伝わるはずです。アフタートークもやります。会場限定オリジナルグッズも販売します。客席でみんな笑ってます。きっと最高です、ぜひ。

水谷圭一

公演は、2020年2月2日(日)12:00よりイープラスにて販売。

過去上演演目:『星になれた』初演より

過去上演演目:『星になれた』初演より

公演情報

テアトロコントspecial
ミズタニーのベストセレクション
『米つぶサイズの地球』


■会場:ユーロライブ(渋谷)
■公演日時:2020年3月25日(水)~29日(日)(全6ステージ)
3月25日(水)19:30
3月26日(木)19:30
3月27日(金)19:30
3月28日(土)14:00/18:00
3月29日(日)14:00
■上演時間:75分(予定)+アフタートーク
料金: 《全自由席・整理番号付き(先着順)》
一般:前売3,400円/当日3,900円
ユーロスペース会員:前売3,100円/当日3,600円(※当日要ユーロスペース会員証)

学生:前売2,500円/当日2,800円
■作・演出:水谷圭一
■出演:佐伯さち子、矢野昌幸、上原武士、雪港(少年王者舘)、濱津隆之、寺田華佳、他
■上演演目:『3人のおにぎり』『こんにちはオリバー』&『星になれた』+新作短篇
■企画・製作:ミズタニー、渋谷コントセンター
■アフタートークゲスト:
3月25日(水)19:30の回 上田慎一郎(映画監督)
(その他の回のトークゲストは後日webで発表)
トーク終了後、会場限定オリジナルグッズを販売
■スタッフ
[照明](有)アイズ [音響]高橋真衣 [映像]石原澄礼 [舞台監督]杉山小夜 [撮影]清水くん
[写真]三上ナツコ [イラスト]天久聖一 [宣伝美術]水谷圭一 [制作]小西朝子(ユーロライブ)
協力|アニモプロデュース 少年王者舘 e+(イープラス) 滑川喬樹 澤原剛生

 
先行販売[メルマガ限定]【全自由席・整理番号付き(先着順)】
・2020年1月26日(日)12:00〜
ミズタニー メルマガ登録者限定の先行販売を行います。販売当日、メールにてイープラスの専用URLをお知らせします。(すでに公演案内が届いている場合は登録不要です)
登録がまだの方は下記URLから登録してください。
https://www.itm-asp.com/form/?1780
※直前登録はメールが届かない場合があります

 
■一般前売開始【全自由席・整理番号付き(先着順)】
・2020年2月2日(日)12:00〜
取り扱い
イープラス https://eplus.jp 店頭販売ファミリーマート各店舗内Famiポート
■お問い合わせ
ミズタニー twitter: @mistaney_jpn https://mistaney.amebaownd.com
ユーロライブ TEL: 03-6675-5681 http://eurolive.jp
渋谷コントセンター twitter:@conte_center

■ちらし掲載文
「ミズタニーの代表作3篇が再演でよみがえる。」
そもそもミズタニーは、プロフィールにもあるように
「押し出されるように立ち上げ」て始まり、なんとかいまに至ります。そして、これまで30分の新作を5度に渡ってテアトロコントで上演することができました。すごくウケた時もある。そこそこウケた時もある。びっくりするぐらいウケなかった時もある(わりと最近)。そんな「ありがとう」と「ごめんなさい」の中から自他共に認める、現時点で最高の3篇をご用意しました。つまり「ありがとう」の詰め合わせ、音楽でいうベスト盤です。初演のメンバーはほぼそのままに、いつの間にか芸能人になり、なにが起きてもカメラを止めなかった濱津隆之もカメラを置いて再びミズタニーの舞台に立ちます。2020年、最高の三月の5日間があなたを待っています。(水谷圭一)
 
■ミズタニーとは
水谷圭一(ex.野鳩)による演劇ユニット。2017年、渋谷コントセンターからのオファーにより押し出されるように立ち上げ。現状、テアトロコントでのみ公演を行なっている。水谷はNHK Eテレ『シャキーン!』に脚本で参加。今回のテアトロコントspecialが初の単独公演となる。

 
■テアトロコントとは
東京・渋谷の劇場「ユーロライブ」にて実施されるコントライブ「渋谷コントセンター」。その月例公演として2015年より新たに企画されたのが「テアトロコント」です。演劇人とコント師が2組ずつ、30分の持ち時間でそれぞれの作品(コント)を上演。演劇界とお笑い界、双方のファンから熱い注目を集め続けるイベントです
。コミッティは、いとうせいこう、倉本美津留。
■ミズタニー上演記録
・テアトロコントvol.15(2017年1月)ミズタニー『少太陽』
・テアトロコントvol.21(2017年8月)ミズタニー『彫刻たちの森』
・テアトロコントvol.26(2018年3月)ミズタニー『こんにちはオリバー』『星になれた』
・テアトロコントvol.30(2018年9月)ミズタニー『3人のおにぎり』
・テアトロコントvol.38(2019年8月)ミズタニー『イス取りゲーム』『ネバーエンディング・ストーリー』

 
■渋谷コントセンター批評モニターによるレビュー(初演時)より抜粋
◎ミズタニーを楽しむのに妙な知識は不要だ。そこがすごい。顔が面白い、動きが面白い、言い方が面白いといったプリミティブな笑いを、血が滲むほどストイックに追求している。(中略)技術や理論がありながら、表面上はバカにしか見えない。その「知性を隠す」姿勢に圧倒的な知性を感じるのは、私だけではないはずだ。〈森信太郎〉
◎この作品は稽古場で口立てでシーンを構築しているという事で、それもまた驚きでした。〈イトモロ〉
◎ミズタニーの安定の不可思議さが光って眩しかった。〈モリタユウイチ〉
◎まだ産まれる予定の無い我が子に観せたい。〈島十郎〉
◎舞台なら(コントなら)何だってできるという作者の突き抜けた自信のようなものを感じた。〈大熊〉
◎最高でした。また見たいです。〈菅野明男〉
◎「これは演劇ではない」「どらま館ショーケース」に名を連ねても良いくらいに場違いじゃないくらいに現代演劇的。(中略)要はヌトミック、オフィスマウンテン、スペースノットブランクに引けを取らないということ〈小高大幸〉
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