シンセ番長・齋藤久師が送る愛と狂気の大人気コラム・第七十九沼 『連発!ヒューマンエラー地獄沼!』

2020.9.17
コラム
音楽

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「welcome to THE沼!」

沼。

皆さんはこの言葉にどのようなイメージをお持ちだろうか?

私の中の沼といえば、足を取られたら、底なしの泥の深みへゆっくりとゆっくりと引きずり込まれ、抵抗すればするほど強く深くなすすべもなく、息をしたまま意識を抹消されるという恐怖のイメージだ。

一方、ある物事に心奪われ、取り憑かれたようにはまり込み、その世界にどっぷりと溺れること

という言葉で比喩される。

底なしの「収集」が愛と快感というある種の麻痺を伴い増幅する。

これは病か苦行か、あるいは究極の癒しなのか。

毒のスパイスをたっぷり含んだあらゆる世界の「沼」をご紹介しよう。

シンセ番長・齋藤久師が送る愛と狂気の大人気コラム・第七十九沼 『連発!ヒューマンエラー地獄沼!』

飯を食う。仕事で飯を食う。

つまりプロフェッショナルである事をこのような表現をするよな。

責任。責務って何だ?なんなんだ?

仕事ってさ、誰かの為に何かを提供して、その対価を頂くんだよな?

もちろん、自尊心を考えれば金だけでは無く、いかに見えないプロセスの中で成果を上げる、つまり自分のためでもあるんだよ。

ボクだってそうだよ。

この沼コラムに関して最初に謝っておくが、誤字脱がだんだん増えてるんだよ。

人間に失敗はつきもの。

言い訳だがADHDの症状は悪化の一途を辿っていて止めらんない。

妻にも何重にもチェックしていてこれだもんなw

でもさあ、このコラムの誤字脱で、人が死ぬわけじゃないし、笑ってごまかしてくれ!

スパイスさんには申し訳ないと思っている。

もちろん、読者のみんなにも。

いやね、実は最近、ヒューマンエラー地獄にハマっているんだよね。

あまりにもヒューマンエラーを喰らいすぎて、怒りを通り越し、爆笑レベルなんだよ。

このコロナ禍にあって、なるべく外に出ないような暮らしが地球規模で続いている。

ボクなんかさあ、コロナが始まる前からだいたい家に居るから、閉じ込められてる感は全く感じないんだよね。

正直。

子供達には「パパはいつも家で寝ているか釣りに行っているだけ」という疑惑までもたれるほどなんだぜw

コンサートや外のスタジオ行く以外は家でプリプロダクションからマスタリングまでやってるし、もともと外に出るのが大嫌いなもんだからコロナ以前とほぼ変わってないんだよね。

ところがさあ、多くの人が自粛で自宅待機やリモートによる仕事を余儀なくされて、突然生活のペースっつうもんが激変したわけよ。

だから買い物だって当然インターネットの通販を積極的に使っちゃうよね?

だって、人とあまり接触しちゃいけないんだから。

配送業者だって荷物を玄関の前に置いて帰るって感じになってる。(裸族だから、いちいち荷受けの時に着替えなくていいので正直助かってる)

ウチもそうだけど、靴以外はほとんどインターネットで買っちゃうんだよね。

手軽だし、安いし、もしもイメージと違うものが届いたらクーリングオフで返品できるしね。

もちろんウチはコロナ前からそうしてきたわけだけど、コロナ発生後にインターネット通販のヒューマンエラーが連発しているんだよね!

ボク達は夫婦で音楽家で、とくに妻はコンサートで世界中を周るわけだから、ツアーなんかが全てキャンセルになっちゃったわけだ。

だから生き残るためにはアンダーグラウンドの制作物の印税だけじゃ食っていけないから、アレコレ生きてく方法を考えるわけよ。

そこで、速攻で映像機器を揃え、自宅から世界へライブを配信できるスタジオをつくっちゃおうって事になったんだ。

だから、コロナ以前から良く使っている大手インターネット通販で配信用の映像機器をドカンと一気に揃えようと発注したんだよね。

もちろん、お客さんからお金を頂くわけだし、自分たちでも納得出来るクオリティーのスペックをもった機器が必要だから、綿密にカタログスペックと購買者の評判なんかもじっくり調べた上で大人買いしたんだよ。

ところが、届いた機器が1億%使えなかったんだわ。。。

先ずはカタログスペックと実際の機器のスペックが違う。

もっと具体的に言うと、カメラを4台買ったんだけど、商品ページの説明では「HDMI出力搭載」と書いているのに、実際届いたカメラは「HD」。つまり音声を拾わないわけだよ。

すぐに「お客様相談センター」に電話した。

その大手のインターネット通販の会社は、どこのサポセンよりも優秀で、今回のスペック違いの件に関しても「今お調べしたところ、確かにカタログスペックに虚偽の記載がありますね!早急にご返品ください。もちろん、今すぐにご返金します。本当に申し訳ございませんでした。」と素晴らしい対応だ。

なんか、時間をかけて調べて買ったものが「おかしい」としても、こういう神対応をされると怒る気にもなれず、むしろ何故か申し訳ないような気がしてくる程だ。

いや、ちょっとまて、

なにかが違うよ。

つまりだよ、今までそんな事めったになかったのに、サポセンが最も簡単に返品に二つ返事で応じるって事は、こういうトラブルが日常化しているんじゃないか?と思ったんだよね。

ボク達は、一秒でも早く機材を揃えて「配信」というインフラを整えなければならないから必死だし、故に早く安く提供してくれるいつものインターネット大手通販会社を使ったんだけど、カメラだけじゃなくって他の映像関係商品もほぼ全て間違えた物を送ってきたんだよ!!!!!!!!!!!!!!!

ヨーロッパからは4本のライブ配信のオーダーが来ていたから正直焦っていたから、インターネットでいつもの信頼できる大手の通販会社にオーダーしたわけだけれど、全部返品する事になった。。。三脚まで。

ボク達の1日がどれだけ貴重な時間か考えてほしいわ。だんだん腹立ってきた!

そこで、試しに近所の超有名家電量販店へ行ってみたんだな。なにしろ明日必要なわけだから。

さすがだね。豊富な専門知識をもった店員がベッタりとくっついてくれて、ああでもないこうでもないと、我々の欲しいリクエスト通りの物をセレクトしてくれるんだよ。勿論、意味の無いマスク付けて。

結果、値段は安いは、間違えは無いはで配信にギリギリ間に合ったんだ。

では、なんで大手インターネット通販が連発してミスを犯すのか。考えてみた。

っていうか、考えるまでも無かった。

大手であるからこそ、三密をさけるために出社する事が出来ず、現場は人が大幅に不足している中、世界中からコロナの影響で受注が通常よりも倍増している。この反比例こそヒューマンエラーを起こす原因なのだ。

また、扱う商品が多ければ多いほど、会社の管理者の目が届かず、粗悪品の隅々まで目を通す余裕も無く自社のラインナップに載せてしまう。

これじゃあ、ただの倉庫だよ。

トラブルが起こらない方がおかしい。

だって、「虚偽のスペック記載がされていますね」って簡単に認めてるんだよ!目が届いてないのよ。

そして映像機器を実店舗で購入した事により完璧に整ってから数日経って、次はサウンド面で必要な機材を用意しなくてはいけない状況になった。

そこで、日本一安く早い配送で有名な私も30年に渡って使い続けているサウンド系通販業者に発注をかけた。

次の日に使用したかったので、到着を午前指定にした。

ところが到着予定日、正午を過ぎても届かない。おやつの時間にも届かない。18時になっても届かない。でも、「短気は損気」という言葉を信じ、その店の営業時間ギリギリまで待ってみた。

しかし、もう待ちきれない。そこでいつもその通販会社が使っている配送会社に電話を入れた。。。すると。。。

「住所が不明で届けられないんです」という。

30年だぜ!?30年も使い続けて、1千万以上使ってるよ。先日もちゃんと商品が届いたんだぜ!

何故だ?住所なんてコンピューターで管理しているよな?

そこで、その会社に電話してみた。

私:「配送会社に電話したら、住所が全く存在しない場所が記載されているので、まだウチにとどいてないんです」

すると対応した方は「いや、ちゃんと書いたはずなんです」と言った。

私:「え?書いてる?」「書いてる?」「書いてるの?」「手で書いてるんかい?」

担当:「そうです、書いてますが何か?」

私:「わかりました、では早急に明日でもいいので送ってください」

担当:「では、明日正式な住所を書いてお送りいたします。ガチャン!」

 

まあいい。怒るな齋藤。ふんばれ。ここで怒ったら相手と同じレベルだ。

 

実は欲しかった商品は、配信機器を乗せる「台」だったから、他の物で代用した。

そして次の日、商品が無事届いた。。。いや。無事じゃ無かった。

「不良品」だった。

天台を支えるゴムが一個入っていない。。。。。。。。。。。。。。

早速電話したら昨日の担当の方が出た。

私:「ゴムが一個足りなくて、グラグラするので、すぐに送ってください」

担当:「それでは先ず、そちらの不良品を返品後、確認してから違うものを送ります」

私:「それでは間に合わないので、本日発送していただけませんか?不良品は宅配業者にその場でお渡ししますので」

担当:「いや。それは出来ません」

私:「え?先ず、住所を間違えて1日遅れて、さらに不良品を返品して確認後そちらから発送という事は3日かかるという事ですよね?」

担当:「はい、そうです。なんなら、新しいのもう一個買っていただければすぐに遅れますが」

私:「何を言っているのか意味がわかりません。責任者の方に変わっていただけますでしょうか?」

担当:「責任者も全く同じ回答です。ガチャン!」

私:「。。。。。。。。。。。。。。。。!?」

これは、私の頭がおかしいのか?お酒も飲んでいないし、寝不足でもない。

そこで、特に他人に対して冷静で「怒る」という感情のを全く表さない妻に振ってみた。(私には毎日怒るが)

私「レナ(妻)、今、こうこうこうで電話切られたんだけど、君から電話してくれない?」

レナ:「いいよ〜!」

ボクは横で聞いてた。

レナ「なんとか、明日送っていただけないでしょうか?既に遅れている上、ウチの主人は御社と30年も取引している実績が残っているはずですよ」

そして、担当者は私に発した言葉と全く同じ内容を妻に伝えた。私はスピーカーホンで聞いていた。

レナ:「そんなバカげた対応ありますか?」

妻が他人に怒っている!初めて見たw

担当:「いや、、、バカじゃありませんよ」

押し問答が続き、わたしが「もういいよ。あきらめよう」

と言い電話を切った。

そして、、、、、数分後。。。。。。

その会社の社長から電話があった。私に。

社長:「この度は、わたくし共の対応で不快な思い、そしてご不憫をおかけして誠に申し訳ございませんでした!わたくしどもの社員が失礼な対応をしたのは、全て私の責任でございます。早急に商品をお送りいたしますので、なにとぞご勘弁ください」

ここまで謝られたらなにも言えない。むしろかなりデキる責任者だ。

私:「わかりました。誠意も伝わりましたし、ご丁寧な対応をありがとうございます」

なんなんだ?これはなんなんだ?

ゆとり世代?コロナショック?売ってやってもいいぜ体制?

 

わかるよ。ストレシーわかるよ。

過度なストレスがかかっておかしくなってるのわかる。

でもさあ、だったら休みなよ。少しやすみなよ。

で、社長さん、休ませてあげてよ。

会社って、従業員と消費者と金融業と政府で成り立ってるんだよ。

 

その夜、あまりのストレスに釣りに行った。(まあ、毎晩なんだけどね)

そのポイントには先行者が2人いた。ヘラフナ師だ。

彼ら2人組みは物音をガサガサ立て、挨拶しても全く帰ってこない。

イラっとしたが、「となりで投げていいですか?」というと

「kyglksdbfぃうぎsdkshぃgほぐgfskfそぅsg」と返してきたので外国の人だとわかった。

そして、ボクが数投目で50cmのデカい魚を釣った瞬間、彼らがジョイナー(古い)のような速さでかけよってきて

「SUGOI!SUGOIYO!」と興奮して話しかけてきた。

なんだか、人間が嫌いで好きで、また嫌いで好きになった瞬間だった。

おしまい。

追伸:幼稚園で初めて激怒した。

私は、この容姿から父兄や先生達に一瞬怖がられるが、園の催し物はもちろん率先してやるし、面白ムードメーカーとしての役割を担っている。

当たり前だが、挨拶からはじまり、和気藹々と園の全員と仲良くやっている。園長先生は私と同じ性格(ちょっとオモロイ)ので馬が合い、なにかにつけて長話をする程だ。

そして今季から園の事務の人事が若干かわって、新しいおばさんのスタッフが入ってきた。

そのおばさんが酷いにもほどがあったのだ。

子供を送迎する時、iPadに入室時間と退出時間を記載する。

その作業をしていると、私の後ろ30cmという激近にそのおばさんは、なにをする事もなくベッタリとくっついているのだ。

ん?なんだ?

と思い、iPadで入室のボタンを押し、その場を離れた0.5秒後、そのおばさんは除菌剤と雑巾を持って私の触ったiPadを吹き始めた。

次に、私は靴を履くために玄関に腰をおろし履き終えて立つと、同様にそのおばさんが私の触った玄関の淵を0.5秒で消毒し始めた。。。

私は先ず「怒る」という感情が湧かず、呆気にとられ玄関を出た。

すると、そのおばさんはまたしても私が触った玄関の取っ手を0.5秒で消毒し始めた。

私は玄関を出て数歩歩いたところで、初めて怒りを感じ、180°回転して再び園にズカズカと入り、再度手の消毒をすませ、目の前にいるおばさんに向かって言った。

「あのさあ、私はこんな容姿だけど、コロナ対策を徹底して行っているんだよ!貴方のいまとった行動は差別的でとても失礼な事だ。子供達を病原菌から守る気持ちはわかるが、それにしてもやり過ぎだよ!もう2度と私に構うな!」

というとおばさんは

「あ、すみません」

で終了。

その後、ウチの妻がママ友たちとその話になると皆腹を抱えて大爆笑したという。「ヒサシパパが激怒!ありえない!wwwwwwww」

そして、ママともたちの誰1人とも、そんな嫌な思いをさせられたことは無いという。

人を見た目で判断してほしくないもんだよ。

それ以来、私が送迎で登園すると、そのおばさんは事務所の奥に引っ込んで私と顔を合わせないように隠れている。

私ははやくコロナが収束して、幼稚園のイベントが開催かれた時、そのおばさんとの再会を心待ちにしている。

常におばさんの表情を撮影できるカメラを回しておこう。

 

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